グランディア芳泉 文月特別懐石 | 京都のぎっちゃん 旅日記

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あわら温泉グランディア芳泉 宿泊記

きょうは お食事編です。

 

 

 

グランディア芳泉 ゆとろぎ亭宿泊の夕食は

料亭 遊膳 でいただきます。

 

 

 

個室タイプのお食事処になっており

ゆとろぎ亭宿泊の人は こちらの料亭で創作懐石をいただきます。

 

本館のお食事はビュッフェ形式もあるようです。

 

 

 

テーブルの上に 達筆なこのようなお手紙が置いてありました。

中居さんに聞くと 大女将が書いて下さったものだそうです。

 

ちゃんとリピーターということをご存じで 書いて下さっているのですね。

 

とっても嬉しいです。

 

芳泉は 大女将 女将 若女将の三代の女将が活躍されているようです。

 

 

 

料亭遊膳 文月特別御献立です。

 

 

 

季節の物  雲丹琥珀豆腐 才巻海老

順菜 ミニオクラ 柚子出汁

 

福地鶏卵の玉子豆腐の上に雲丹を封じ込め

銀箔を振り夜空に見立てました。 青柚子香る出汁で

 

 

見た目涼やかな初夏の一品ですね。

 

最初に出て来るお料理で、続いて出て来るお料理のワクワク感が高まります照れ

 

 

 

ほら 来た~  旬菜盛り

短冊のついた笹を中心に 初夏の美味しいもの満載です。

 

 

 

玉蜀黍真丈  トウモロコシの芯の部分が真丈になっています。

西瓜に見立てた明太子ですよスイカ

鰻八幡巻

 

サザエの器の中は、ほや塩辛だったかな?

 

これはお酒が進むでしょうね。

 

 

 

蒸鮑 モロヘイヤとろろ

鱧の子煮凝り  温玉西京漬け 粉唐墨掛け

 

 

 

素敵なお椀が出てきましたよ

 

 

 

鱧葛打ち 素麺南瓜 千枚冬瓜

おかひじき 振り柚子 梅肉

 

旬の瀬戸内産の鱧に糸瓜と冬瓜をあしらいました。

メジ鰹節と北海道白口浜真昆布の拘りの風味をご堪能ください。

 

 

 

お~っと! 今度はうやうやしく金銀の水引に包まれたものがやってきましたよ。

 

蓮の葉ですね。上に乗っているのも蓮の花びらラブラブ

 

 

 

海の恵み  石鰈 とろ焼霜  縞鯵 甘海老

蛙胡瓜 針南瓜 蓮芋

燻製醤油 炭塩 梅肉 フィンガーライム

 

お造りも ただのお醤油だけでなく

いろいろなものにつけていただくようにこの頃なってますね。

 

指でつぶすと プチプチと果肉が出て来るフィンガーライム 好きです。

 

 

 

地の名産 若狭牛炭火焼 フルーツほうずき

鱸オイル焼 

 

A5ランクの若狭牛を炭火焼にし

旬の鱸はオリーブオイル焼きに仕上げています。

 

若狭牛の炭火焼 絶品です。

フルーツほうずきも初めていただいたもので 

なんかやさしいお味でした。

 

 

 

冷物  これは何の葉っぱでしょうか?

 

中居さんに聞くと「梶の葉です」と教えてくださいました。

 

願い事を書いた短冊を笹竹につるす七夕の風習が広まったのは

江戸時代以降のこと。

 

それ以前は 織姫にあやかって、機織りや裁縫、詩歌など技芸の上達を願い、

この「梶」という植物の葉に、和歌や願い事をしたためるのが習わしだったそうです。

 

七夕を象徴するモチーフの一つとして、和歌や俳句にも数多く読み込まれていすようです。

 

あ~ それで ここに「梶の葉」が出て来たんですね。

 

  天の川 とわたる舟の かじのはに

           思うことをも 書きつくるかな

                               上総乳母『後拾遺和歌集』

(本歌取り)

  七夕の 門渡る舟の 梶の葉に

           いく秋書きつ 露のたまづさ

                               藤原俊成『新古今和歌集』

 

 

 

 

吉川茄子 芋 蛸 南瓜 パプリカ 

隠元豆 生姜銀庵掛け

 

 

 

銅のお釜で炊きあがって来たのは

鮎御飯です。緑の葉は蓼(たで)ですね。

 

鮎の塩焼きについてくるたで酢の蓼

鮎には蓼がセットなんですね。

 

香ばしい鮎のと~ってもいい香りがします。

 

 

 

鮎は塩焼きでいただくことが多いのですが

こうしてご飯に炊きこんでいただくのは初めてです。

 

骨もとってあるので 中居さんが鮎をほぐしてよそってくださいました。

 

お漬物の種類を説明しはる時 「壬生菜と・・・」と言われたのにはびっくり!

え?どう見ても 「すぐき」でしょう?

 

若いかわいい中居さんで まだこの献立が始まって早々のことだから

覚えることがいっぱいあったのでしょう。

前月のお漬物と勘違いしたのかな?仕方がないですねウインク

 

 

 

デザートまで 美味しくいただきました。

 

こうして献立を書き写しながら あの日のお料理を思い出して

今更ながら料理長の季節を取り入れた思い入れを感じました。

 

ご馳走様でした乙女のトキメキ

 

 

 

松明の灯った中庭を通り お部屋に帰りましょう。

 

記念撮影用のスマホ台がありますでしょ?

これ 便利ですね。

 

 

 

お部屋のお庭もライトアップされていました。

 

お風呂にゆっくりつかって日々の疲れをとって

お休みなさ~い流れ星

 

 

今日はここまでとさせていただきます。

お付き合いいただきありがとうございました。