ミルズ9月頃、テレビの「バリバリバリュー」でカレラのワインが紹介され、最上位銘柄であるジェンセンが”カリフォルニアのロマネコンティ”とぶちあげたものだから大変。ネットでは売切続出で、いまだ2004年のジェンセンは飛ぶように売れてます。やっぱテレビは怖いなぁ。

ロマネコンティと比肩される理由は、ワイナリーのオーナーであるジェンセン氏が苗木をブルゴーニュから持ち帰ったから。しかもその苗木は、DRC社の特級畑・ラターシュからであるというのが、あたかも真実のように語られています。そもそもカレラブームって2000年頃に第2弾があったんだけど、その時にも同じ売り文句だったのよ。

でも、ちょっと違うみたいね。ジェンセン自身は出所を明確にはしていないらしいし、それこそヴォギュエのミュジニーかもしれない。でも、1999年ころはヴォギュエは凋落のドメーヌだったから、売り文句にはならなかったんでしょうね。さらにジェンセン氏は近年になって持ち込みを否定してるらしい。外来種を持ち込んだことが当局にバレると、全部伐採される可能性もあるので必死なんですね。

ちなみにこのネタはここから頂いた情報です。

http://www.matsubarafamily.com/blog/item/800

さてさて、今回は3年ぶりに飲むカレラです。セットで購入したのですが(というか、テレビみてちょっと飲んでみるかという気持ちになったのは私が一番バカ)まずは98年のミルズ(single vneyardでは一番下)のハーフ。適度な熟成がなされており、香りもそこはかとなく漂います。甘さも控えめですが、美味しいといえば美味しい。所詮値段相応か、それ以下のワインです。さらに言えば、ブルゴーニュとは違うし、ブルゴーニュに当てはめるならば、やはり村名以下。

5年ぶりくらいのリベンジだけど、やっぱりカレラに当たりなし。あとはジェンセンのハーフが残っております。
リシュブールすごいお得な商品があると、本当は必要ないのに買ってしまう人がいる。100円均一ショップなんかが良い例です。

さて、2005年のヴォギュエが売りに出されていて、ミュジニーは10万を軽く超え、アムルーズも8万を超えている。確かに旨いが、さすがにそこまで買う気がしない。そんな中、やはり途方もない金額なのがDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)。しかも不評のビンテージ2004が売り出し中なのである。ロマネコンティは85万、ラターシュ、リシュブールでも軽く18万を超えている。実はDRCが値段相当であることは殆ど無く、99年のリシュブールなんか「へ」みたいだった。ま、相性が悪いんでしょう。

そんな中、楽天で「最安値に挑戦」しているショップがあったのである。相場が18万のリシュブール(それでもいずれ売り切れる)が、なんと98000円。正規輸入元・サントリーの希望小売価格が14万なので、この値段がいかに法外に安いかがわかる。つーか、DRCの値段知らないでしょ、某店長っ!!怒りにも似た欲望が湧いてきて、いやこの値段で手に入れて、勝ち誇っている人がいたらすごい悔しい。いや、娘のバースイヤーだしな。不作の2004年だって買っておいてもいいかも。逡巡すること10分弱。

ぽち。

不要なモノは買わない鉄則が崩れた瞬間である。自己嫌悪。
テーブルマナー佐藤優「野蛮人のテーブルマナー」

サブタイトルはビジネスを勝ち抜く情報戦略。「国家の罠」の著者と書いてもわかっていただけないかもしれないが、鈴木宗男逮捕の際、鈴木のコバンザメ的な解釈をされ国策逮捕された元凄腕外務相ロシア担当官。そんな彼が雑誌「KING」上でしていたビジネス指南連載をまとめて、いくつかの対談を加えて再構成した本。

この手の本にありがちな、連載初めは”なるほど話”が盛りだくさんだが、ネタがジ徐々に尽きていく。あー、尻切れトンボな感じ。つまり、佐藤優ブームに便乗した感じ。アダルトビデオ専門家の編集者との対談なんて、意味がなさ過ぎる。噛み合ってない。

ま、ビジネス本にはトンデモ本が多いという1つのモデルですな。