旭川:バイクフェスタ♪ ートライアンフよ。お前もかー | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 いよいよ今回の旅の目的地の旭川のバイクフェスタである。

 

 仕事が終り凍結した真夜中の路面の中、4時間もかけてきた場所である。

 期待に胸を弾ませないと言えばウソになろう。

 

入場料:一人500円を払う。

そーいえば、昨年は先に美術館に行って、トイレの中にデジカメ落として、悲しい結末を迎えたなぁーーー。

 

 最初にオヤジ達を迎えたのは、カワサキのブースである。

 

 ここからは説明無用だから、どんどん画像をUPします。

 

 ホンダのレブルに似ていると思ったら、エリミネーターらしい。

うーーん??なんか昔のほうが、オヤジ的には好きかも??

 

ヤマハからは900ccが出ていた、カワサキの900RSに負けないつもりなんだろうなぁーー。

 

で、今回、オヤジが一番注目したバイク。

何と排気量は125ccなのだが、以前、レッドバロンでみたのだが、SR400よりも大きく見えた。

今度、もし乗るとしたら、こんなので充分だなぁーー。

XSR125である。

 

 

 

スズキのブサは相変わらず、大型バイクに君臨していた。

 

 今回はD1(ドリフト)のチャンプが乗っていた車も出品していた。

TOYOTAのステッカーなんだけども、ベース車は何だろうなぁーー??

まさかマークⅡ??

 ビーエムのこのエンジン!!凄くエグイなぁーーー!!

コーナリングしたら、エンジンヘッドが地面に刺さるような感じだなぁーー。

 

 

相変わらずハンターカブは人気があって、結構、多くのお客さんが見ていた。

 で、トライアンフを見ていた時である。

 係りの人が話しかけてきた。

「トライアンフはいままで大型バイクしか出さないメーカーだと思ったでしょう。」

「どうですか??ついに我々トライアンフも400ccを出しました!!」と、自慢げに言ったのだ。

 

 オヤジは思わず(トライアンフよ。お前もか??)と、心の中で叫んでいた!!

 

 そこでオヤジはいままで疑問に思っていた事を聞いてみた。

「昨年もそうでしたが、最近、どこのバイクメーカーも大型バイクでなくて、250ccから400ccの中型バイクに力が入ってきていますよね??」

「何故なんですか??」

 

 すると、その答えはバイクメーカーが全て、世界をターゲットにしだしてきたかららしいのだ。

 

  今、人口が世界一の国は、中国でなくてインドなのだ。(このことはオヤジも何となく知っていた)ちなみに第3位はアメリカである。

 

 で、一部の日本やアメリカ、ヨーロッパなどの、売れない大型バイクよりも、インドの数パーセントのバイクシェアをターゲットにしたほうが、台数が売れるからなのだ。

 

 インドは人口が多いので、数パーセントの台数が動いても、たちまち日本、アメリカ、ヨーロッパで売られているバイクよりも、はるかに多くのバイクが売られるという事らしい。

 

 しかも、インド人は大型バイクは乗らないで、せいぜい400ccまでの中型バイクを好んで買うという事らしいのだ。

 

 だからバイクメーカーは、猫も杓子も中型バイクを出しているという事であった。

 

 オヤジが大型バイク免許を取得した時は、正に馬力戦争の時代であった。

 300km/hを出せるか。出せないか??速さ=正義の時代であった。

 

 だからオヤジも何もためらいなく、当時の世界最速のバイクを手に入れたのだ。

 

 唯一の誤算はそのバイクは、足の長い外人向けに出来ていて、背の低い日本人には到底操れる存在では無かった。

 

 いまの時代が後、15年ほど早く来ていたら、オヤジももっと楽しくバイクを乗れていたのではないかと、想像してしまった。

 

 皮肉にも 憧れ続けた大型バイクの免許取得で、自分がバイク乗りに向かいない事を知ってしまった。

 

 片道4時間かけてようやく来たバイクフェスタの滞在時間はたった30分。

まあ、そんなものであろう。

 色々、新型バイクが見れた事に意味があるのだ。

 

 午前10:30分に会場を後にしたオヤジ達は、前回行ったブックオフに、また寄りながら、帰る準備をした。

 

 真冬の路面はすぐに凍結しだす。

今回はまだ日が照っているので、昼頃から帰り始めたら、充分に安全に帰れるからだ。

 

 一気に帰る為に12時近くに、昼食を食べる事にした。

場所は比布のバイパスの途中にあるレストランである。

 

 以前からは気になっていたのだが、なかなか入る勇気が出なかった。

 

 ところが入ってみると、大当たり♪

 場所は比布町の紙風船というレストランであった。

 結構、広いお店であったが、お客さんがひっきりなしに、次から次に入ってくるのだ。

 オヤジは天丼+ソバであるが、値段は約1,500円。

決して安くはない金額ではあるが、通常であればせいぜい、天丼とソバが来るだけなのだが、今回は茶わん蒸しまで付いていた。

 

ビックリしたのは娘が頼んだ、カツレツ定食。

通常なら150gぐらいのカツにこのソースだと思うが、ここではこのソース全部がカツレツであった。

あまりの肉の量の多さに驚いた、オヤジと娘1号であった。

 

 ここでの食事を終えて、比布からバイパスに乗り、一気に遠軽に向けて走り出す。

今回使用した車は、娘のセルボターボ。

 

 軽い車体の為、時速100km/hを超えると、フロントの接地感が乏しくなってくる。

 

 途中、札幌ナンバーの車とバトルを繰りかえしながら、帰路に就くオヤジ達であった。

 

 旭川:バイクフェスタ♪   ー完ー

 

 

 

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