年をとると、まず早起きになるという事だ。
昔から夜中の2時近ろまで遅く起きていたオヤジであるが、起きるのが8時の為、時間的には6時間も寝れたので、若い頃はそれでも良かった。
しかし段々年を取ってきたら、起きるのが早まってきている。
いまは平均して6時30分ごろには目が覚めている。
しかし、仕事のある日は2時間ばかし布団の中から抜け出せないで、うつらうつらしている毎日である。
ある説によると、寝るのも体力がいる行為だそうだ。
休みの前日にすこしばかり夜更かしを行ったときは、4時近くに床に入りのだが、決まって起きるのは6時30分。
下手したら休みの日は5時起きというのもザラである。
という事は、休みの前はほとんど寝ていないという事である。
だから休みの日は万年寝不足となり、家にいるときは、昼食を取った後、ソファーに横になって昼寝をしたら、気が付いたら夕方になっていた。ということも結構ある。
時間は24時間、万人に等しくある。と言われるが、最近、オヤジは時間は24時間あるのだが、時間密度の濃さは時間帯によって違うのではないかと思うようになった。
どういうことかと言えば、重要な仕事や、やるべきことは、午前中に終わらした方が良いという事である。
もちろん仕事中は違うのではあるが、休みの時は午後から残りをやろうと思っても、なかなかうまくいかないことが多い。
その為、休みに特にやらなければいけない事は、午前中にやると1日がうまくいくようなことが多い。
だからオヤジは休日のやるべきことの70%以上は午前中に終わらすこととしている。
また年を取り出すと、些細な事が気になってくる。
(そうか、最近、老人が切れやすくなるのは、やはり些細な事が気になるからなんだろうか??)
洗濯をするときに、洗濯機にお風呂のお湯を使う時の水中ポンプと電源の線が、毎回、毎回絡んでいて、それを見るたび、気になってイライラしていた。
また配線が絡んで短くなるので、ポンプの先がお風呂のお湯のうえで浮かび上がり、お湯吸わないで空回りをすることも度々あった。
毎回、毎回、ホースとポンプの配線を直して、洗濯機に入れるのであるが、次に使うときに気がついいたらまたホースが絡んでイライラしていた。
何かいい方法が無いかなーー??と考えていたら、100均でテレビの電源コードや配線を綺麗にまとめるコードを見つけて。これだ!!とひらめき、ホースとポンプに取り付けて見た。
たった200円でこれでイライラが解消された。
先日も休みの朝、5時ごろに起きて、いつもの洗剤のストックコーナーをみて見たら・・・・
入れている容器の中に、うっすら埃が溜まっていた。
と思ったら、気が付いたら食事もとらないで、朝からこの棚の掃除を始めていた。
また消耗品が無くなると、直ぐに使いたいので、切れかかっている洗剤などをリストアップして、当日の休みの日に買う物の中に記入していく。
多分、年を取ると変化を恐れるから、今まである商品が無くなって使えないと、それだけでストレスになるのだ。
仕事から帰った後、ソファーに横になり、ココと戯れていた時にふと天井を見たら・・・・・
照明のカバーの中におびただしい虫の死骸が・・・・
途端に気になり、夜なのに早速、照明のカバーを外して掃除をしだすと、今度は管球が1本切れていた。
さすがに真夜中の為、管球を買うことが出来ないので、そのままカバーを外して、買い物リストに照明の管球と書いておく。
その時に、数年前には簡単に読めた管球の型式が、眼の焦点が合わずに全然読めなくなった時は、ショックを受けた。
(年を取るのは、まず目の衰えから始まるのだよ。いままで暗くても読めた文字が、全く読めなくなるし、メガネを外して読めたボタン電池の数字の字さえ読めなくなるのだよ。)
また、いままで重宝していた、床のフローリング用のクイックルワイパー 本体のシートを抑える部分が壊れて使えなくなった。
そこで100均で替りの本体を購入したのだが、やはり100均は100均の値しかない。
長さが微妙に短くて非常に使いずらいため、たった数回で使う事を止め、壊れているやつで何とかだましだまし使っていた。
※まあ、使いやすいホームセンターのやつを買えばいいだけなのだが、大体この手の本体は1,000円位している。
オヤジとしては100円で売られている商品が、1,000円で売られていたら、やはり購入をためらってしまうのだ。
この取付金具が壊れていて、うまくシートをは覚める事が出来なくなったのである。
そして今日、いよいよ使いづらくて、この金具を接着剤で固定しようかと思って、取りはずしてみた。
更に使いずらい100均の本体の頭をつけれないか考えてみる。
頭の取り付ける方法が違って、全然付けることが出来ない。
ふと、100均で売られていた本体のシートの取り付け金具を外してみる。
大きさは少し100均の金具のほうが微妙に大きい。
そこでマイナスドライバーを使って、無理やり嵌めてみる事とした。
悪戦苦闘の末、1個目が何とかはめることが出来た。
1個嵌めることが出来たら、残り3個も何とかなる。
こうしてオヤジはいま迄の床モップかけのイライラから解消されたのであった。
年をとっても常に新しい事にチャレンジしていく人は多い。
オヤジよりも年上の人が、IPhoneやIPadなどを使いこなしている人を見たら憧れてしまう。
しかしオヤジはオヤジ。
いまあるやつを大事に大事に使い続けていくのも、アリなのかなと思うオヤジであった。
もちろん、今の自分の体もね!!
もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。