サビて動かなくなったペンチを直す。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 オヤジの家には、この様にサビて使い物にならなくなった工具が沢山ある。

 

 このペンチも何年か前に、見てくれが綺麗なのだが、錆がひどくて持ち手が全然動かなくなって捨てられていたペンチである。

 そこでサビを落としたら使えるだろうと拾ってきたものである。

 ところが、思ったよりも内部のサビがひどくて、手で開くことが全く出来ない状態であった。

 

オヤジの家には、工具は沢山あるので、別にこのペンチが使えなくても、全然問題ない。

 この工具箱の中や、大きな工具箱。

 

さらには家にある工具置き場にも、最低でも各1本ずつある。

 だから、使えないので、捨てれば良いだけなのだが・・・・

 

 見た目のきれいさに何だかもったいないような気がして、もう何年もガレージの片隅に捨てられていた。

 

 そんな時、先日JBLのスピーカーのエッジを張り替える片手間に、このペンチをクエン酸水に浸して、サビを落とそうと思い立ったのだ。

 

 

 これが前回のお話しね。

 

一昼夜、クエン酸水に浸しておいて、水洗いをきちんとしてから、このKURE 5-56をぬったくって、ラップで4日間ほど巻いておいた。

 

 肝心の表面上のサビは綺麗に落ちたのだが、ペンチを開こうと思ったのだが、やはり残念ながらサビの状態は内部まで侵食していて、前回同様、全然開かなかった。

 

 そこでオヤジは持ち手の片側を万力に挟めて、反対側の持ち手をハンマーでガンガンと叩いた。

すると取っ手は開いたのだが。今度は開きっぱなしになった。

 

 またKURE 5-56を吹いて、今度はサビを止めるスプレーを付けて、またラップに巻いておいた。

 ラップで巻く事、数時間。

再びハンマーで叩いて、閉じたり、開いたりを何度も行った。

 

 30分も叩いて開いて閉じてを繰り返していたら、段々と取っ手が開く力が弱まっていった。

 再びKURE 5-56を吹く。

最期は指で何度も持ち手を開いたり、閉じたりして終了。

 

 

 これでオヤジの余分な手持ちの工具が、また一つ増えてしまった。

 

 ペンチなんか1本もあれば充分なのだが、このように自分で手間暇をかけて直した工具は、愛着が出て、なかなか手放すことが出来ません。

 

 だから物が溢れてしまうんだろうなぁーー。(苦笑♪)

 

 

 

 もし良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみてください。