皆さんお待たせいたしました。(いゃーー誰も待っちゃいねーよ。笑い♪)
3日前から原因不明の激しい腹痛と下痢に襲われて、夜は全く動けなかったオヤジであります。
昨日なんか布団で寝ないで、トイレに近い茶の間のソファーで寝ていたしなぁーー。
普段は丈夫な体なんだけどなぁーーー??
やはり前の旅行の無理が祟ったかなぁーー??
3日間で体重が3kg落ちて、最高血圧が169→129まで下がったと言えば、そのすさましさがわかると思う。
さてさて、前回の続きです。
朝、6時前に起きたオヤジ達。
外を見ると激しい雨が降り続いていた。フロントガラスと見たら、ガラスの中がジャーベット状に凍っていたから、それなりに中も寒かったと思う。
しかし布団と毛布のお陰で、寒さは全然感じられなかった。
今回の車中泊は、一応、大成功と感じられた。
ここが2日間泊まった三笠の道の駅。
6時過ぎにまずは朝食を求めて走り出す。
このまま旭川方面に走れば、またすき家でもたどり付けれるだろう。
と思ったら、隣の美唄市ですぐに、すき家が見つかった。
今日も同じシャケ定食。
しかも今日は少し贅沢して、大根おろしのトッピングである。
いゃーー。朝から暖かいご飯を食べれるありがたみは、本当に身に染みる。
さあ、今日はいったいどうしょうかなぁーーー??
今日は雨のために、外の探索は無理。しかも旭川は2月にバイクフェスタで来ているから、今更見に行くのも何だかなぁ・・・・と、思ってた。
すると娘が富良野の話をしだした。
「そうだ!!滝川から富良野に抜けた事ってないなぁ・・・富良野に寄ってから旭川経由で帰ろうか??」
と、急遽、富良野に向かう。
美唄から滝川に抜けて富良野に走る。
今回の時計もあの悪趣味な風水腕時計だよーーー。
この時計をしたら、なんか旅が面白くなるような気がするのだよ。
あれっ??なんでここに(砂川市)赤穂浪士四十七士の墓があるの??
と、思って調べたら、ここのお寺の初代住職さんが、熱烈な赤穂浪士のファンで、2代目の住職さんの代でようやく、砂川市にも赤穂浪士のお墓のレプリカを建てれることになったそうだ。
しかもレプリカとはいえ、墓の大きさ、配置、もすべてコピーをとって、寸分狂わずに建てられているらしい。
また、お墓の周囲の土ももらって、お墓に埋められているという事らしい。
さらに北泉岳寺の名前も名乗っても良いと言われたらしい。
やばいなぁーー。何だか、また砂川市のこのお寺に来そうな感じだ。(笑)
(あれっ??滝川から芦別を抜けて、富良野に向ける道は一回も来たことないと思っていたのに、なんかきた記憶があるなぁーーー??)
と、首をかしげていたら、何てことはない、昔、GTR乗りの友人Iと、旧車の集まりで滝川の隣の赤平市に来たことがあったのだ。
そう気が付いたら、何だか勝手に自分に納得してしまったオヤジである。
午前8時45分。
芦別の道の駅到着。
昔はよく観音様をおがみに、かみさんと芦別に来ていたが、この観音様も老朽化の為、中に入るのは禁止で、付近の建物も、一般の業者に買い取られたので、近くに行くのも禁止となった。
いまは離れた場所で、このように見るだけである。
AM:9:00 芦別の道の駅オープン。
早速、娘の道の駅の台帳のスタンプを押しに、道の駅に入る。
道の駅を出てみると、隣に芦別の資料記念館があった。
一人200円なり。
早速入るオヤジ達。
中はデジカメの撮影はOKであるが、ブログやSNSのUPは禁止という事である。
という事で、中の様子は無しね。
驚いたことに中にはスバル360テントウムシ、サニーセダンGL,ブルーバードDXの3台がピカピカのままで、保管されていたので、凄くうれしくなって、しばらくそこの場所動かないオヤジであった。
うーーん。こんな場所で、こんなに程度の良い旧車に出会えるなんて、ここに来て良かったなぁーー。
記念館を出たオヤジ達は一路、富良野へ!!
富良野から旭川迄,約40km。旭川迄オヤジの家まで約200km。
今日の旅はこれで終り!!のはずであった。
「お父さん。南富良野に道の駅があるよ。」
「そうか、そういえばあったなぁーー。スタンプ押したいか??」
「うん。でも遠いなら止めようよ。」
「今は富良野もシーズンオフだから、どこも見る場所は無いからなぁーー。」
「南富良野って富良野の隣だろう。そんなに遠くないだろう。」というオヤジの間違った認識の為、今回の旅は、大迷走を始めたのだ。
富良野に到着後、南富良野をカーナビで指示したら・・・
何と40km先であった。
単純に考えて40km行って富良野に帰ってきて80km。さらに240km。
帰りはここから320kmである。
下手したら帯広経由で帰ったほうが近いかもしれない。
そう考えていたら、娘はスタンプを押すのを諦めた。
「だけど押したいんだろう??」
「うん。そうだけど・・・」
「よし!!分かった!!今日は雨だからどこもよれないから、せめてお前の希望どうり、南富良野の道の駅に行こう!!」
片道40kmの道のりは長い。しかも先行車はオヤジたちと同じく地元組でない旅行車が、延々と法定速度の50kmで走っている。
オヤジは別に法定速度を守るから偉いとは思ってはいない。
回りの速度に合わせるか、もし合わせられなければ。先に後続車を先に行かせる、心配りが欲しいと思う。
こんな車程、自分は法定速度を守っている、優良ドライバーだと勘違いしている。
追い越し禁止車線を、ノロノロ走る為、後続車がイライラして煽りたくなるのだ。
別に後ろの速い車を先に行かせるのは、恥ずかしい事でも何でもないのだ。
そのほうがよっぽど、気の利くドライバ―だと思っている。
1時間近くかけてようやく南富良野に到着!!
道の駅スタンプを押して大満足な娘1号。
クラブ・ミッドナイトは例えスタンプ1個を押すだけでも、わざわざ遠くまで走るのだ!!
ここでオヤジは少し寄り道をする。
道路のわきにある場所の紹介をする看板が立っている。
そしてたどり着いたのは・・・
そうです。ぽっぽやのロケ現場です。
3年前にここに来た時は、特別そんなに感情も湧かなかったのだが、いま、ここにたどり着いて、何だか懐かしく、まだ思い出深くなり、思わず涙が出そうになった。
(年寄りは涙もろいんだよ。)
この映画に出ていた、高倉健さん、志村けんさんも今はもういない。
「南富良野と聞いたときに、お前にここを見せたかったんだ。」と、娘1号に静かに話す。
南富良野を出たオヤジ達。
カーナビで調べたら、やはり帯広経由のほうが富良野経由よりも、はるかに早いとわかった。
帯広の隣町の清水まで約40km。帯広からオヤジの家まで約160km。200km弱で帰ることが出来る。
片や富良野経由ではここから280km!!
そこで帯広経由で帰宅するオヤジ達。
途中、トマムまで15kmという標識が。
この15kmというのがじつに曲者である。
通勤圏内の15kmは大したことは無いのだが、知らない街での15kmはとてつもなく遠い。
しかし、後はもう帰るばかりの為、すこしばかり寄り道をする。
雨の中のトマムリゾートは少しばかり寂しそうであった。
PM:1:00ようやく清水町に到着。
新得、清水町は蕎麦の名産地である。その為、お蕎麦屋さんは多いのが、普通の食堂がなかなか見えなかった。
ここで食事を逃すと、下手すると食堂が中休みの時間に入ってしまうので、何としてでも探さないといけない。
オヤジの経験上、食べ物屋を探していて見っかっても、もっといい場所があると思いながら、また探したら、結局は一番最初の店が一番良かった!!という事が多々ある。
そう思いながら走っていたら・・・
おおっ!!なんと隣は和製フェラーリーのGTOではないか!!
旧車好きのオヤジは目を輝かせた!!
ようやく最後に1件見つかった。
ここは200円プラスすると、みそ汁からうどんに変更できる。
もちろん、うどんに変更!!
昼はなかなか頼む事の無かったポークチャツプでした。
久し振りでケチャップの酸味があって美味しかったでした。
お腹を満腹になったオヤジ達。帯広も特別見る事が無いため、ここもスルーして、一気に帰宅するオヤジ達。
ところがお腹が膨れて、士幌から眠けが出始めたので、アイスと炭酸を飲んで眠気を飛ばしながら走ったのだが、足寄から陸別が一番きつかった。
眠気と闘い陸別で休息しようとしたら、すっかり眠気は消えていた。
陸別の道の駅でトイレタイムを終えて、一気に帰るオヤジ達。
時間も5時過ぎたので、近間のラーメン屋さんで夕食とする。
オヤジは特盛200円増し。娘1号は普通のラーメンを頼んだのだが、これが大失敗!!
見てもらうと判るのだが、量が半端なく多かったのだ。
器が小型の洗面器並みの大きさで、オヤジはやっとのことで面だけを食べ切ったのだが、娘1号は食べ切れなくて、少し残してしまった。
下手したら普通盛りのラーメンが他所の大盛りぐらいあるような量であった。
まあ、色々な事もあったが、今回の車中泊での旅は、寒くもなく、好きなところで、自由気ままに走れたので、一応、大成功を収めたと言ってもいいだろう。
詳細
ガソリン代:4回給油:約14,000円
駐車場代:小樽市、小樽水族館:1,400円
食事代:約20,000円
おやつ代:約2,000円
入場料:水族館、旧青山別亭、芦別記念館:約6,000円
合計約43,000円
全走行距離1,022.6km
の楽しい2泊2日の旅でした。
もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。