素敵な車中泊!! ヤドカリ号の旅。-プロローグ:手痛い出費ー | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

1週間ほど前の冷たい雨が降る夜の事であった。

 会社を終えたオヤジはいつものように帰宅しようと、愛機、アトレー車中泊仕様・改:ヤドカリ号を始動させた。

(※ヤドカリ号というのは、オヤジのブログを読んで頂いている友人が、車中泊仕様のオヤジの車の車に付けてくれた名前である。)

 

 その日はいつもと様子が違っていた。

 やけに前が暗くて見えないのである。

(もう年だから、こんなに暗く見えるのかなぁーー??)

と、思いながら帰宅する途中、コンビニに寄ってみた。

 すると、その暗さの原因がその途端、判明した。

 

 運転席側の近目のライトが切れていたのだ。

 

 そこでオヤジは休みの日に、いつもの馴染みの車屋さんに行って、ライトの球切れ交換を依頼しに行った。

 数日前に娘のセルボのブレーキランブの球切れがおきて、交換は数百円で済んでいたので、今回も球切れなので、数百円か良いとこ、2千円から3千円だと思っていた。

まずはみてもらうと、結構、面倒な事になっていると判った。

 

 まず、遠目の球は今までの普通の球なのですぐに交換出来るのだが、近目の球は高級なLEDの球を使っているので、注文しないと無いという事と、普通の球ではないので、結構値段は高いという事なのだ。

 

 当日は娘も休みだったので、オヤジは球切れの起きたアトレーを車屋に置いておき、娘が用事が終えたら、迎えに来てもうと思ったのだ。

 

 と、娘を待っているうちに。ヘッドライトの球の交換は終わっていた。

 オヤジははてっきり輸送してくるのだと思ったら、どうやら出先の従業員に連絡して、用事が終えたら、アトレーの近めのライトの球も一緒に買ってくるように連絡したのだと思う。

 

 まあ、これで一安心だと思って、請求書を見たら・・・・

 

 な・なんと14,000円近くかかったのだ。

 

 チョット・ショック!!というか、かなりショック!!

 

 

_| ̄|○ ガックシ!!

 

 

 これでオヤジの生活費は一気に減ったのだが、考え方を変えて、今度計画をしている、車中泊の旅の時に、ヘッドライトの球切れが起きていたら万事休すなので、考え方をかえて、今、修理が出来てよかったと考える事とした。

 

4月の上旬、オヤジは連休があり、娘もその時は休みが連休があった。

 そこで、娘と共に小旅行でも行こうか??という矢先の事であった。

 

 当初、娘もオヤジも運転ができる保険に入っているセルボで行こうか??と考えたのだが、オヤジ的には仕事が終えてから走りたい派なので、なかなか、真夜中に受付してくれるホテルもないし、また宿泊代も結構な良い値段がしていた。

 

 そこで、今回は車中泊で、泊まりたいところに泊まって、朝起きたら目的地に行こうと考えた途端、前回、車中泊に改造したアトレーで行く事とした。(アトレーはオヤジ以外は運転できない保険に入っています。)

 

 旅行の目的地はもう何年も行っていない余市と小樽。

 

 計画的には仕事が終ってから出発。

4時間後には当麻か旭川の道の駅で車中泊。

 

 近くの高速から高速道路に乗って、一気に余市に走って、そこで道の駅のスタンプを押して、隣のスペース・アップルよいちの余市宇宙記念館、ニッカウイスキー余市蒸留所を見てから、午後から小樽水族館に入る。そして小樽観光。

 

 小樽の近間の道の駅(この場合は余市かな??)で車中泊を行ってから、再び見逃した小樽観光をしてから、午後から一気に高速道路を使って帰宅。という案を計画していた。

 

※各地のイベントはGWから本格的に行うため、大きな遊園地やイベントは、今回の時期は少し早すぎるのだ。)

 

 問題は4月上旬の車中泊なので、途中、雪が降ったら車中泊は止めて、健康ランドかインターネット・カフェで夜を明かすつもりで、小樽近辺の健康ランドとインターネット・カフェの住所だけはチェックしていた。

 

 連休前夜(要するに車中泊出発当日ね。)車中泊に追い風が吹いた。

 

 連休中は5月上旬並みの暖かさという事であった。

 

 オヤジは娘に少しばかりの着替えと共に、布団と毛布も用意するように言った。

 

 PM:9:00!!ヤドカリ号出発!!

 

 これからいよいよ、娘と二人で2泊2日の小旅行に行くのだ♪

 

 

 

 もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。