冬来りなば春遠からじ | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

  今日の休みは朝から車で1時間ほどの斜里で親せきの告別式があった。

 そこでオヤジは遅れないように、1時間30分前からお寺に走る。

 

 

 途中、浜小清水の直線、7kmの所、通称浜小清水ストレート(と、オヤジは勝手に読んでいる。)で大型トラックと遭遇。

 

 トラックの後ろについていくと、急に乗っているアトレーの尻が流れ出した。

 時速は80km/h。

「ヤバイ!!ヤバイ!!4WDでスピンしたら、何処に飛んで行くかわからない!!」と、オヤジはあわてて、ポンピングブレーキーを繰り返し、60km/hまで落としたところで、ようやくアトレーの流れは収まった。

 路面を見ると、見事なスーパーアイスバーンである。

 前を走っているトラックは遥か彼方に走っていった。

 

 コミックのイニDで高橋涼介が弟の啓介に、「アクセルはオン・オフでなく、10段階ぐらいに分けて、細かく調整して走れ!!」というセリフがあるが、このスーパーアイスバーンでの走りは、まさにその通りである。

 

 さらに細かく言えば、アクセルを踏むのではなく、右足の親指で押す感覚で走らないといけない。

 こんな感じで、なんとか悪路を走り切り、オヤジは無事に時間内にお寺に着いた。

 

 その帰り道。吹雪いていた斜里は晴れ渡り、路面は途端に溶け始めた。

 こうなると北海道人は、夏場と変わらない速度で走り出す。

 

  網走には昼頃到着した。

 

 ここでいっもの流氷を見る場所に行ってみたら、なんと一番流氷らしい景色に遭遇。

 

  これ以上接岸したら、あたり一面、雪野原で感動も何もない。

 また、もう少し沖合に出たら、前回みたいにカメラのズームを最大にしてようやく流氷が見えるので、やはり感動も何もない状態である。

 これが前回の画像ね。

 

という事で、今年の流氷の景色。

手前側の雪野原が流氷ね。

こんな感じの景色が一番流氷らしく見える。

 

 これもやはり沖合をとったら、画像がピンボケを起こした。

 

 ここで昼になったので。久しぶりに網走の有名なラーメン屋さんで昼にする。

 

 凡の風(ぼんのかぜ)というラーメン屋さんで、札幌でかなり有名なお店なのだそうだが、網走に昨年(だったかな??)支店を作ったのである。

 

 もちろん主(あるじ)さんの住んでいる、都会では無いので、どんなに有名だろうが、並ばなくてすぐに食べれる。

 

今回は醤油派のオヤジとしては珍しく味噌味を注文。これ大盛りね。

 

 特筆すべきは、スープの熱さ。

まさに舌を焦がすというのを地でいっていて、スープを最後の最後まで飲み切る迄、舌がやけどをするくらい熱かった。(個人的にはラーメンのスープが熱いのは、すごくうれしい!!)

 

 以前、中華屋さんでたのんだラーメンのスープが少しぬるくて、非常に悲しい思いをしたことがある。

 

 とにかく美味しい物を食べるという事は、凄く幸せを感じてしまう。

うーーん。「孤独なグルメ」のような気分だ。

 

 北海道には車にエアロなんかいらない。冬になると自然とエアロが出来てくる。

 サイド部分だってバッチリエアロが出来る!!

 

 勿論汚いが、ここで洗車なんかしたら地獄を見る。

 

 洗車したら最後、ドァーが開かなくなって、ひどい目にあうのだ。

やはり後1ヶ月間は我慢して、暖かくなってから洗車を行うのが常識である。(しかし、汚さに負けて、今日みたいに晴れているときは、洗車をするガチな人もいる。)

 

「あっ!!警察発見!!」普通は冬になれば、自然とスピードを落とすから、スピード違反ではほとんど捕まらないのであるが、こんな日に捕まるとは・・・

 多分、一時停止をしなかったからでないかな??

 

 家にたどり着いたのは1時過ぎ。まだまだ天気は快晴。

 

 1週間ほど前は、外に出たら顔が痛かったが、今日は顔が暖かい。

 まさに冬着たりなば、春遠からじ と、春の気配を感じた瞬間であった。

 

 ここですぐに除雪の準備を始める。

 日が陰ると、急に寒くなるのだ。

 

 

 まずは手袋を用意!!

軍手なんて子供だましな手袋はダメである。

こんなゴムをまとった手袋でないと、手がかじかんできちんと除雪できない。

 

 道路を除雪してくれたおかげで、ますます駐車場に入りずらくなる。

 

先週の除雪の後、急に吹雪いたら、1日で元の木阿弥となった。

 

 北海道に憧れて移住する人はいると思うが、ここで一つアドバイス。

除雪機は必ず用意しておいた方が良いという事である。

 

 ママさんダンプで何時間も家の周りを除雪する根性はオヤジには無い。

 ママサンダンプやスコップだけだったら、こんな雪であったら、多分、昼から半日かけて除雪を行わなければいけなくなる。

 下手したら、冬は休日=除雪という1日になってしまう事もある。

 

もちろんオヤジは、馬力は小さいが除雪機を持っている。

 近所の人が朝から夕方まで除雪をしているなか、オヤジは30分ぐらいで家の周りの除雪を完了!!

 

 ほんと、北海道は除雪機は必需品である。

 

 ちなみに札幌近辺の区間整理された家は、勝手に雪を投げることが出来ないから、除雪機が使えなくて大変である。

 友人が昨年除雪に疲れて、持ち家を手放してマンションに移り住むことにした。と言っていた。

  除雪を終えて家に入ると・・・

 ココが何故かオヤジの足元で、前に行くのを邪魔していた。


  今まではキーボックスを2個置いておいて、

 カギと請求書をつるして保管していたのだが、

 

 今日はちよっとプチDIY。

100均で買ってきた整理パネル。と金具を用意して・・・・

 

 白い壁にマスキンテープを貼って、さらにその上を両面テープを貼って

ビスで止める。(もちろん、やるのは自己責任でね。)

 

 

 

 これで机の上がすこしだけ片付きました。

 

 もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。