ハイブリッ車の加速感!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 ただ今、オヤジの住んでいる北海道は、全道的な猛吹雪です。

 

 向かいの家もあんまり見えない状態です。

 朝早く会社に出て行った娘の車が止めていた場所も、もう雪がびっしりと積っています。

 

 

  普段から善行を行っているオヤジは(どこがだ。笑い)♪)、今日は休みで朝からまったりと・・・・・

 

 じたばたじても始まらないので、除雪も吹雪から収まってからと思っている最中です。

 

  さてさて、先日、主(あるじ)さんのコメントのオヤジなりの答えです。

 

 いま迄、多くの車やバイクに乗ってきたオヤジのハイブリット車の加速感のイメージです。

 

主(あるじ)さんのコメント

 

 ブログにも書きましたが電気自動車の加速が半端ありませんΣ(゚Д゚)
ガソリンエンジンとは違い回転数に関係なく最大トルクなのが魅力らしいです。
でもハイブリッドは途中で切り替わるのでその醍醐味は体験できないのでしょうか?

 というコメントであったが・・・・

 

 ハイブリット車はハッキリ言って速い!!

 

 エンジン+モーターのパワーで一気に車の速度を上げていくのだから、やはり速いに違いない。

今はレーシングカーでさえ、ハイブリット車で1,000馬力の車もあるそうです。

うーーん。電気自動車は、もう遅いと言っていた時代は過去の物へ・・・・・

 

  オヤジの感じたハイブリット車はアクセルを吹かせば、単にスピードメーターの速度が上がっていくだけで、速いとも何とも感じないのだ。(逆に言えば、高速走行も安全という事なのだが。)

 でもオヤジの中ではハイブリット車は、全然、運転が楽しく無いのだ。

 

 

 

 

 あっ。DT-125は単にガレージの飾りね。いつか年を取ったら、レストアなどを・・・・(笑い♪)

 

 まず、始めて乗った大型バイクのZX-14R。

これはまさにモンスター級で、6速トップギァーでさえ、アクセルを軽く吹かすと、シートからずり落ちそうになった。

 そして振動も少なく、これも気がついたら、超弩級の高速領域までスピードを乗せていった。

 

 

 続いてビューエル。

オヤジ的には このバイクが一番面白かった。

1,000ccのハーレーのエンジン(正確には当時はもうハーレーではなく、自社開発したエンジンだそうだ。)+250cc並みの軽い車体。

 このバイクの加速感はまさに暴力的であった。

峠の登り坂でも、一度アクセルをひねれば、振動が激しくて、シールトが激しく揺れて前が見えない程の加速であった。

 ただ、このバイクだけのクセであったのか、街の中の低速走行では片肺状態で、クラッチを握りながらスピード調整を行い、一度、街から出れば一気にうなりだす振動と音がお気に入りであった。

 

そして、最後のカタナ。

これもトルク感があって、力強い加速感であった。

峠の5速でもぐいぐいと加速していった。

まあこれは速さというよりも、スタイルが良いから、たとえ遅くでも全然気にならないかったが。

 続いてMR-2。

 これは1600ccなので、そこそこ速いぐらいなのだが、駆動方式がミッドシップ(エンジンが後ろにある)の為、コーナーリングが自分を中心に行う感じがした。

 だから速さを求めるよりも、コーナリングが楽しい車であった。

 

 

そしてロードスター。

これはもはや速さを求めるよりも、運転の楽しさを求める車である。

1600ccの排気量に軽い車体。

 運転がとても楽しいと思った車である。

 

このロードスターが出たおかげで、オープン2シーターが世界的に出てきたといっても過言ではない。

※オープン2シータースポーッカーで世界で一番売れた車とギネスで乗っていたらしい。

 現に今のS2000を手に入れるまでは、このロードスターを手に入れようと思っていた。

当時はマニュアルでさえ30万円から50万円で買えたからね。

 

 

そして最後に今の愛機S2000。

 

 こいつは、最初、絶対に乗る気の無い車であった。

理由は高い。オープンカーで冬は乗れない。2人乗りで車としての価値が無い。

と、オヤジ的にはまさにダメダメの、車としてのありえない車であった。

 

 しかし、いざ乗り始めてみると、実に運転が楽しい車なのである。

 

 ただ運転するだけのために、休日にひたすら何百キロも走ることがある。

 

 峠の登坂で6速でアクセルを吹かすと、加速する事も驚きであった。

 

 かって過去に登り坂で6速トップギァーで加速する車なんか始めて知ったからだ。

 

 タコメーターは9千回転からレッドゾーン。

 オヤジは絶対に回さない領域だと思っていたが、数年前に、ZX-14Rとゼロヨンで、3速まで追いついたこともあるエンジンであった。

 それ以上は免許取り消しになるから、お互いにやめたのであったが・・・・

 

 本気になった時のS2000の加速感は凄い。

 暴力的な加速感にシートにたたきつけられ、いきなり周りの景色が溶け込み、目が追い付いていかなくなる。

 

 運転が楽しい理由にはそのほかの要因もあると思う。

その大きな要因がマニュアル車という事もあると思う。

 

 以前、友人がスポーッカーを買う上で、パドルシフト(ハンドルの横のスイッチでギァーを変速する方式ね。)を選んでいて、友人と大喧嘩をしたことがあった。

 その友人は同じ車でもパドルシフトのほうが安いし、速いからという理由でパドルシフトを選らんだのだが・・・・

 今のスポーッカーはほとんどパドルシフト方式で、 確かにサーキットでタイムを上げるなら正常進化なのである。

 

 ただ車の運転とは、程よいパワーとマニュアル車が一番だと今でも思っている。

 峠に入り迫りくるコーナー。

エンジンを軽く煽ってからシフトダウン。そしてコーナリングに入る。

 高音域に入るエンジン音。

  自分の思っていたイメージどうりに、コーナリング出来た時の達成感。

それが車を運転する事だと思っている。

 これはバイクに乗っている人が一番理解してもらえると思う。

 

 車を運転する=目的地に行くでは無いのだ。

 

 ハイブリット車は運転が楽である。そして燃費も良いし、速い。

 

 車としては本当に正常進化している車である。

 しかし古い世代のオヤジとしては、スポーッカ=荒々しい走りをする車なのだ。

 

 断じて静かに速く加速する車では無いのだ。

 

 エンジン方式の車はこれからどんどん絶滅していく時代に、これだけの車に乗れるオヤジは、ほんとうに幸せ者だと感じている。

 

 

 

 良かったら、今のオヤジの生き方に、多大な影響を与えてくれた、この二人のブログにも、遊びに行ってみて下さい。

 

 主(あるじ)さんは、新しいお店の準備を行っているみたいです。

頑張れ!!主(あるじ)さん!!

 

 

 

 キョージュのほうも、再びブログを連載し始めたようです。

いそがしい中、あんまり無理しないでくださいね。