確か、去年もキャンピングカー展示会を見に行った記憶があるが、今回は偶然、展示会にいけたのである。
それでは、事の顛末をば。
その前に、最近、オヤジ身の回りで感じた、少し違うんでないかな??という事を書きたいと思う。
土曜日・日曜日が自分の休みになると、シングル・ファザーは大変である。休みの全ての時間を子供達の用事に費やさないといけない。
たまーに子供達が友人と遊ぶ約束をした時に、始めて自分の時間が持てるのが現実である。
朝一番から子供の為に北見に走り、見て見たい店、欲しいものを買うために、走り回る。
たとえ、自分が欲しいものがあったとしても、それを後回しにしても、子供が欲しい物を買うのが優先してしまう。
そして、それが終わったら、今度の休みまでの食材を買うために、またスーパーを駆けずり回るのだ。
先日の事であった。会社のスタッフの人で、オヤジと同じ高校生の子供がいる人と話したことがあった。
その人は子供に英才教育を受けさせているのだが、これだけ頑張っているから、子供がしっかり一人前になったなら、恩返しをしてもらうんだ。と、嬉しそうに話した。
それを聞いたオヤジは少し驚いた。
何故かというと、子供を育てるのは、恩を返して貰う為なんかではないからだ。
ただきちんと一人前になって、社会に出てもらいたいからだと思っていたからだ。
また、別な人は、これだけ頑張っているから、自分のご褒美だと思って、●●を買おう。と、言っている人もいた。
正直、このことも自分としてはピンとこないものがあった。
何故かと言うと、自分のご褒美と考えるよりも先に、まずは子供達の事を考えるのが先ではないかと思ったのだ。
と、偉そうなことを言っている割に、オヤジはカタナやS2000を続けざまに買ってどうなんだ??と、言われたら、何も言い返せないが、それでもやはり先に立つものは、自分の物よりも、子供達の事を先に考えるのが、親としての務めではないかと、オヤジは思っている。
そして子供が初めて自分が親となった時に、親の無償の愛を知る事で、今度は自分の子供に無償の愛を注げるのではないだろうか??そんな事を、最近、他人と話して感じた事があった。
さてさて、言いたいことを言ったので、今日は子供達と北見に行った時に、偶然、ディラーでキャンピングカーの展示会があったので、そこを見に行ったお話です。
昨年と同様、今回もかなりのお客さんが展示会に来ていました。
娘2号は車には全然興味が無いため、駐車場の車の中で待っていて、今回は1号と2人で視察です。
某ディラーの展示会。キャンピングカーのベースは200系のハイエース。
(と、書いたら、もうどこかわかりますね。笑♪)
いきなりトップは和風式タタミ仕様です。
これは会社をリタイヤした人達には良さそうです。
続いて家族で楽しみキャンカー。これが一番お客さんの中では人気があり、色々な人が見て回っていた。
この車も前の車同様に人気が高かった。
更に単に普通のハイエースの外装をカッコ良くしただけの車だとか・・・
個人的にはこの2台の車を興味持った。
これは、中に自転車やバイクを積める、トランスポーター的な車。片側のベットを跳ね上げて、バイクを置けるので、サーキットに行くときに便利であろう。
この車を見た時に、オヤジはいかにも、この車を買う事に興味があるような感じで、係りの人に、このトランスポーターは多分、バイクはモトクロッサーみたいな、小型排気量しか積めませんよね??と聞いてみた。
「何のバイクを積みたいのですか??」と、聞かれたので、
「イレブン・カタナで、サーキットを走る時の、トランスポーターを考えています。」と答えた。
(いゃーー。全くオヤジは嫌味だねぇーー。)
「積載量は●●kgまで問題ないので、多分、大丈夫ですよ。」と、返答してきたので、
「だけどこの留め金、200kgオーバーのリッターバイクを留めたら、外れませんか??」と聞いてみたら、
「何か所も留めるところがあるから、全然問題ないですよ。」と、答えてきた。
ただし相手もプロであるから、オヤジを相手しても無駄なのが判っているので、そこから食いついては来なかった。
オヤジも家電販売員としての経験があるが、男が1人で来るのは、単に見に来ているだけなのだ。
だからあまり本気になって、相手をしてはいけないのだ。
本命は奥さんと来る家族連れ。サイフは奥さんが握っているので、旦那を落すよりも、奥さんを落したほうが購入率はかなり高くなる。
昔から男の一人で来る客よりも、奥さんと来た客を狙って、奥さんを狙え。と、言う言葉が、暗黙の了解で販売員にはあるのだ。
話はそれたが、次に気に行った車がこれ。
この車も、あたり一面、大きなフラットな空間が出来る。
過去、100系のキャンピングカーに乗っていたオヤジの経験から言うと、キャンピングカーとしてのキッチンやトイレはあまり必要無かったのだ。
こんなことを書くと、この人たちに怒られそうだが、本当に必要と感じたのは、広いフラットな空間のみであった。
当時は今ほど車中泊が一般的ではなく、キャンピングカーを所持していた、オヤジを世間はかなり変わり者とみられていたが、今はもうあたりまえのように車中泊が一般的に認識されている。
これからどんどん、このような車が人気が出てくるんだろうなぁーー。
実は本当はS2000を買う前に、軽のキャンピングカーを買うつもりであった。が、何の因果か、オヤジはキャンピングカーとは真逆の車を買ってしまった。
ふと、これらのキャンピングカーを見ながら、もし、あの時、S2000でなくて、軽のキャンピングカーを買っていたら、オヤジはまた違う別な人生を送っていたのではないか??と考えてしまった。
だけど、オヤジは今、S2000に乗っている。人生は何が起きるか分からない??
それだからこそ、人生は面白いのだ。