今迄秋晴れが続く中、今日の休みは久しぶりに予定の無い日!!
そこでオヤジは今日こそは朝からバイクに乗ろうと気合を入れていた。しかし・・・・朝起きて見れば・・・・・
予想通りの雨が降っていた・・・・・・・!!
唯でさえバイクの乗らない盆栽ライダーに雨男がプラスされれば最強の盆栽ライダーである。
子供も夏休みも終わり、急に予定が無くなったオヤジは今日はこれからどうしょうかと???
まあ、悩んでも仕方がないので、とりあえずは北見に走る。北見にさえ行けば、何かあるだろうと考えた。
北見に着いたオヤジはまずはゲーセンに直行!!行うのは当然、湾岸ミッドナイト!!今、期間限定で世界と対戦できるのだ。現在はオーストラリア戦である。網走では4勝を挙げていたが、北見ではどうであろう??機械の調子が良くなく、動画のUPが出来なかったのだが、今回の戦歴は10戦中4勝であった。しかもオヤジの苦手な峠の低速コースばかりの中、4勝も挙げれたので、オヤジ的には満足な結果となった。
さて、次に行ったところは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13日に友人Kと中古車屋に行った時に目に止った車があったのだ。
その時、友人Kはそのボロさ具合を一目見て「ダメダこれは!!」と諦めて去ったのだが、オヤジ的にはどうしても気になっていた車であった。
それは、
オヤジはある一つの考えがあった。
インプレッサはこのセダンタイプWRXやWRX STI タイプが非常に人気であるが、実は事故率が非常に高いので、保険代が異常に高い。そこで保険代を下げるためにワゴンタイプも考えていたのであるが、このWRXシリーズ前のインプなら普通のセダンであるから、保険代は普通並ではないかと考えた。
恐る恐る事務所に向かうオヤジ。途中、シルビアのS13やS14の改造車が置いてある。
「すみません。少しお伺いしたのですが・・・・・」と、従業員に話しかける。
「あそこのナンバー無しのインプレッサなのですが、お売りして頂くことってできますか??」あくまでも下手に出るオヤジ。
(オヤジの販売員の長い経験から、買ってやるぞ!!的な態度のデカいお客は大抵は嫌われて、損をするからだ。)
「ああ、あれかい??良いよ。あれは冬に遊ぶために買った車なんだが、見てくれはボロだが、タイニングベルトも交換しているから、遊ぶならお勧めだよ。」
その瞬間!!オヤジの目が光った!!
「タイニングベルトを交換されているのですか??」インプレッサのエンジンは水平平対向エンジンの為、タイニングベルト交換の時はエンジンを降ろさないといけないため、交換だけで16万円ぐらいかかるからである。
(当たりだ!!こいつがオヤジの求めていた車だ!!)
オヤジは冷静に「お値段はおいくらでしょうか??」と聞いてみた。
「そうだな。ナンバー無いから10万円ぐらいだな。」
「車検用の書類はありますね。」
「もちろん。」
「ありがとうございます。」そう言いながら、はやる心を抑えお礼を言いながらすぐに次の行動を起こすために、この中古車屋さんを後にした。
それは、この後すぐに今まで御世話になっているS車輌屋さんに行き、この車のローダーと、今後の部品供給、さらに車の保険代を聞きに行くためである。
明日も休みの為、うまくいけば、明日にでもこのインプを手に入れることが出来る。
車さえ手に入れとけば、少しずつサビを落として直し、いつでも車検を取ることが出来るからだ。
S車輌の事務所にて。
「あっ。ダメだな!!このインプは車検通らないな。」車輌に着くなり、社長にこう言われたオヤジ。
「何故ですか??」
「ここのサビがひどいだろ。ここのサビがひどいというのは、フレームがサビでいるから車検は通らないんだよ。」
と、この写真を見せて、色々と説明してくれた。
「それなら何故、あそこの車屋さんは、冬に遊んで乗るために手に入れた。と、言ったのでしょうか??」
「それはな。俺達、業者は車検の時はここはいじれないんだが、2年ぐらい前は個人のユーザー車検の時はサビを落として、鉄板で補強して通る場合があったんだ。」
「今は多分、大抵の車検場は通らないな。」
「そうですか。納得しました。」と、途端にすんなりと諦めるオヤジ。
「もう一つ聞きたかったのですが、現在、インプはインプとインプWRXと、WRX STIがありますが、セダンタイプは保険が非常に高いと聞きますが、もしワゴンタイプのWRXやSTIなら保険は安くなるでしょうか??」と、今まで聞きたかった事も聞いてみた。
すると、保険を担当している奥さんが今度は応答してくれた。
「インプレッサはセダンも高いけど、ワゴンも日本車の中ではランクが一番高いよ。」と、保険の資料を見せながら説明をしてくれた。
「しかし、なんでこのインプレッサなんだ?欲しいなら、すぐにでも俺が程度の良いやつを引っ張ってやるぞ?」と社長は聞いてきた。
「いや、別にこのインプでなくても良いんですが、こいつなら娘が一人立ちをするまでコツコツを直しておいて、いざ、乗りたくなったら車検を取れるかな?と、思ったんです。」
「別にスポーツカーなら何でもいいんですが、やはり維持費とかを考えたり、うちは冬には雪がひどいからFRは絶対に無理ですから、4WDのスポーツカーを考えたら、インプやランエボが良いのかと思いまして・・・」
「まして保険代、税金、を考えながら買わないと、買ったはいいけど、維持が出来ないといけませんし。」
「ハハハハ。お前もずいぶん成長したな。車の保険の事まで考えるなんて、以前のお前ならこの車が欲しいとなったら、絶対に後先考えないで手に入れていたからな。」と言いながら、
「それなら、タントとパジェロを売って乗用車1台とスポーツカーにしたらいいんでないかい??」
「もう4人も乗ることはないから乗用車はいらないし、タントも函館に何回も行っているから不自由してませんし、今のパジエロミニも別に不満は無いですし・・・」
「できれば、休日に乗る車でバイクの代わりに乗れる車、維持のかからない軽のスポーツカーがベストなんですけど。」
「それなら、オヤジ。もう自分自身で答えは出ているだろ。」
「そうですね。確かにもう答えは出ていますね。」
そう言いながら、オヤジはある車の名前を出して、
「この車。僕的には将来絶対にプレミアが付くから、手に入れても良いような気がするのですが。」と言った。
「そうだな。おれもこいつは絶対にプレミアが付くと思う。」と、言いながら。S車輌の社長はこうつづけた。
「セカンドカーはある程度お金に余裕がある人が乗れるのであって、お金がギリギリで安くて古い車を買って乗ったら、維持がかかって壊れたら直すまで時間がかかる。直るまで乗れないでいると、今度は車検がかかる。というイタチごっこになるんだ。」
「だからお前はもう少し我慢して、子供に手がかからなくなった時に、本当に乗りたい車に乗ったほうが、お金もかからないし、楽しいカーライフが遅れると思うぞ。」
「そうですね。今日は本当にありがとうございます。また、御世話になります。」
車は冷静に考えたら、家を買う次に高い買い物である。
自分の感情のままに欲しい車を手に入れて失敗したという事がないのは、オヤジにはいつもこのS車輌の社長の的確なアドバイスがあるからだと思っている。
こうして一連のオヤジのスポーッカー探しの旅は終わった。
オヤジは自分自身の手で行動して納得しないと次には進めない。
ZX-14Rやカタナの時もそうであった。自分自身で行動して納得するから、次の行動が出来るのだと信じている。
そう考えたら次の行動は・・・・・やはりあの軽のスポーツカーを買うお金を貯める事だなぁーー。
(えっ?軽のスポーツカーって何ですって??あれですよ。あれ?カタログをもらってきたあれです。)
子供が独立する頃には中古車が出回っていて、もっと安く手に入らないかなぁーーー。