クラブ・ミッドナイト!! 新メンバー!!ミスターX | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 古い読者の方はクラブ・ミッドナイトと言えばピンとくると思うが、新しい読者の方はクラブ・ミッドナイトって何??と思うので、ここでクラブ・ミッドナイトの少しおさらいを話しておこう。


 

 まず、クラブ・ミッドナイトとはオヤジと友人のSさんの二人で作り上げた硬派な走り屋クラブの事である。


 

 まず、名前の由来であるが、もう時効になるが、当時30代のオヤジとSさんが札幌から帰る途中の真夜中の事である。

 

 今は高速道路があるので、札幌⇒北見間は何時間。というのは珍しくないのだが、当時は旭川から札幌までしか高速は無くて、旭川から石北峠経由で札幌まで北見からなら通常は5時間。速い人でさえ4時間を切るぐらいで走る状態であった。

 

 

 そんな中、当時、新車のRX-7のFCを操るSさんは、札幌の高速を10時に入り、自宅の北見に1時に着いたという記録を持っとんでもない走り屋だった。



 その時に助手席に乗っていたオヤジはSさんのFCで初めて180km/hで車の燃調がストップする現象を体験した。そして、その失速するFCを軽々と引き離していく、でか尻女の白いポルシェ911。


 

 オヤジ達もまたキリンがカタナで追いかけていくポルシェのように、30代の頃の経験が今のクラブミッドナイトを作り上げていたのだ。


 

 そんな中、あまりのバカバカしいオヤジ達のクラブに感銘を受けた、前途ある有望な若者二人が、このオバカなクラブ・ミッドナイトの入会を申し込んできた。


 

 所長さんと隊長さんである。これで、たった2人のクラブがなんと4人の大所帯となってしまったのだ。そして、クラブ・ミッドナイトはこのまま、4人の平穏無事なクラブになるところが、あるきっかけで、またまた一人増えてしまいました。


 


 

 その気の毒な、若者は、名前を書くと何なので、ミスターXさんとさせていただく。


 

 彼の入会のきっかけであるが、彼からの実文を乗せておこう。


 

ミスターXからのメッセージ。



 

これからも!師匠
名言をお願いします。

勝手に師匠にしてしまいましたが、
盆栽の弟子でよろしいでしょうか(笑)
出来れば、師匠の1番弟子で~~


 

オヤジの返答。



 

ハハハハ。盆栽の第一弟子ですか??それも良いですが、もう一つ称号を与えたいですね。
 それはもう忘れさられた過去のクラブ。「クラブ・ミッドナイト」のフォース・ナンバー(NO,4)です。


 

ミスターXからのメッセージ。



 

おお!!
そんなすごい称号をいただいても良いのですか
しかも、NO.4なんて

と、言う事は!クラブ・ミッドナイトのメンバーになれるんですか
うれしいです(^O^)


 

 しかも彼は4番という意味嫌われるナンバーをものともせず、こう返信してきた。


 

はい、確かに私も好きな数字ではありませんが、せっかくいただけるのであれば、少しでもトップに近い数字がよいです。なので4番でお願いします!!

 


 

おおっ!!これでオバカな集団。クラブミッドナイトにまた新しい風がやってきた。

 ちなみに、何故5人なのにXさんが4番なのかは、少しメンバーの紹介をします。

 

クラブ・ミッドナイト・総長。ゼロ・ナンバー:オヤジ


 

 見栄と勢いだけでZX-14R⇒ビューエル:XB9S⇒カタナ:GSX1100Sに乗り換えるもの、最近、お腹が出てきて、カタナのタンクにお腹があたり、ハンドルに手が届かなくなり、バイクに乗れなくなった事を隠す為に、盆栽ライダーと名乗っているヘタレなライダーもどき。


 

 趣味は若者が集まるゲーセンに行き、湾岸ミッドナイトを行う事。そして、いい歳をしたジジィなのに、自分より上のランクの若者を撃墜することを生きがいにしている変態ジジィ。


 

クラブ・ミッドナイト・ファーストナンバー。:Sさん:オヤジと同じ56歳。


 

 実質の権力者。30代の頃、新車のFCを駆り、高速でポルシェを追いかけまわしていた。

 そして50代。チューンド・GTR R33を駆り、GTR R35をかもっているほどの年齢を感じさせない現役首都高ランナーの爺様。

(Sさん。今もチューンドR33で、R35を追いかけまわしているのかな??)


 

クラブ・ミッドナイト・セカンドナンバー。:所長さん。


 

 昔、バイクレースを行っていて、無二の親友をレースで亡くす。翌年はそのサーキット場でぶっちりの優勝!!その後、2年間、そのサーキット場のコースレコード・ホルダーとなる。彼のプロフィルは詳しくは、2013年、11月20日のオヤジが書いた所長さんの自伝的ブログ小説。「それでも走り続ける。」をお読みください。


 

※オヤジはコピペ出来ないんだよ。


 

クラブ・ミッドナイト・サードナンバー。:隊長さん。


 

 30代からの遅れてきたライダーであるが、人一倍バイクを愛していた。当時はオヤジと「世界最遅のライダー」の称号を争っていた。が、現在、目に入れても痛くない可愛い娘さんの為に、大好きなバイクを降りて、マイホームパパなる。


 彼のプロフィルは詳しくは、2013年、12月10日のオヤジが書いた隊長さんの自伝的ブログ小説。「それでも走り続ける。」をお読みください。


 

「それでも走り続ける」はオヤジの単なる小説ですが、二人から今までの経験や生い立ちを教えてもらって書き上げたので、結構、主人公たちは本人と同じキャラになっています。(いゃーーー。今、読んでも涙が出てくるなぁーー。)ついでに、オヤジの小説を読んで、もっと読みたくなったら、初期に出てくる 「スピードに愛された男」を読んで欲しいなぁーー。あれはオヤジの小説の中で最高傑作です。というか、あれは実話なんですが・・・・


 

そして今回、新しく入会した


 

クラブ・ミッドナイト・フォースナンバー。:ミスターXさん。


 

 あまりのオヤジのバカバカしい行動に感銘を受け、盆栽ライダーの一番の弟子入りを果たすもの、オヤジの強制的な行動で、いきなり訳の分からないクラブに入会させられた気の毒な前途ある若者。これで彼もバイク界のお笑いの人生を送る羽目になってしまった。


 


さあ、それではそろそろ、もっともっと信者を集めて、オヤジ教を作ろうかなぁーー。両腕に綺麗なおねーさんをはべこらせ、キツイお布施をたくさん取って、そのうちオヤジ真理教を立ち上げるゾ!!


 

 夢は世界征服!!悪の組織!!「クラブ・ミッドナイト!!」あれっ??なんで悪の組織に変ったんだ????