だらしない人間は損をする。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 



 ただいま北海道は日中でも氷点下の気温です。


スキー場を見ると、もう雪が積もっています。



 時折、雪がちらつき、そろそろ冬が駆け足でやってきます。

(しかし、10月でスタッドレスとは・・・・通常はタイヤ交換は11月の中旬か、12月の頭ぐらいなのですが・・・)


 さてさて、ここ数年、「断捨離の進め」とか、いらない物を捨てると運気が上がる。という話を良く聞く。


 そして最近のオヤジの経験から、「だらしない人間は損をする。」という話しをひとつ。



 オヤジは基本、だらしなく、何でも物をため込む人間である。だから若い頃から集めた物が一時期は家じゅう溢れかえっていた。


 そして、昨年からようやく少しずつではあるが、物が捨てられるようになってきた。

 また物を少なくするという気持ちになれた一番の大きな要因は、第2ガレージを作った事が大きい。



 今まで第一ガレージを作った時は、真冬でもバイクが家から見えるように、第一ガレージに大きなサッシを入れ、茶の間から見えるようにして、満足していたのだが、家から少し離れていて、(離れていると言っても、歩いて数十秒のとこであるが。)電気も暖房も無い場所なので、使いかってが悪く、今では完全に物置と化して見るも無残な場所となっている。



 そして今回の第2ガレージの作成により、オヤジは今迄の反省を踏まえ、ガレージにはいらないものは絶対置かない。と決めたのである。

 一度、いらないものを置き始めると、ガレージはたちまち物置と化するのが第1ガレージで経験済みだからである。



 そして、いらない物を捨て始めると、どんどん気持ちが軽くなり、必要な物を探そうとすると、すぐに物がどこにあるかもわかり、実に気持ちが良くなっていた。



  そんなオヤジの行動を見ていた娘2号も、もともとの性格もあり、いらないものは自分の部屋からどんどん物を捨てていたのであるが、娘2号が最近、どうしても気になっていたのが茶の間であった。



 

 そこは昨年、オヤジは暖かい茶の間にパソコンを置いたのがきっかけで、オヤジの私物が溢れかえっていた。


 まるで、どこかの部屋か茶の間かわからないぐらいに、物が溢れていたのだ。


 ある晩、オヤジが仕事から帰ってくると、やけに茶の間が綺麗になっていた。

よくよく見るとオヤジの私物で溢れかえっていたものは全部ビニールの袋に入れられ、オヤジの部屋に持っていくように指示されていたのだ。



すっきり綺麗に片付いた茶の間は過ごしやすい。

本当に物が無い事は気持ちが良いものであった。



 そんな時であった。ふと、あることに気が付いたのである。



 自分の部屋に置いておくと無くなると思い、わざわざ茶の間のわかる場所に置いてあったオヤジの大切なROLEXの空き箱。(その中には一番大切な保証書と外したコマも入っていた。)



 

ROLEXの箱は判りやすいように、ココの遊び場の棚の上に置かれていた。

そして、いつの間にかこの棚はすっきり綺麗になっていた。



 この箱が無いと最悪、換金をするために中古屋に持って行っても、本物か偽物か解らないので売ることが出来ないぐらい大切なものである。

 

 更に修理に出そうとしても、基本的にその保証書が無ければ、修理さえ受け付けてくれないぐらい大切なものなのだ。


 翌日、オヤジはあわてて娘2号に、時計の箱の事を聞いた。

「ビニールの袋に入れたはずだよ。」という言葉に、あわててオヤジの私物が溢れかえっているビニールを探し始めた。が、それらしい箱は全然見当たらなかった。



 しかも、悪い事に、娘2号が集めたゴミは次の日に投げたので、もう完全に無くなっていた。



 流石に娘2号を叱ることはできなかった。悪いのは自分の部屋に置かなかっただらしないオヤジだからだ。




 自分がだらしない事で大損をしたという事を教訓に反省し、これからはもっともっと物をきちんと片づけようと思うオヤジである。




 大切なものを自分の部屋にきちんと置かなかった事で、何十万円もする時計が台無しになる。そんな話が皆さんにも起こりえる話なのである。





 という話を昨日書こうと思っていたのですが、先ほど、茶の間のオヤジの書類を入れる専用のBOXを開けた途端!!



 な・なんと緑色に輝く黄金のオーラーをまとった箱が出てきました!!


「でかしたぞ!!娘2号!!」



 思わず娘2号にハグをして、すっかり嫌われたオヤジであった。





_| ̄|○ ガックシ!!



 今では心を入れ替えて、自分の部屋も綺麗にしているオヤジでした。






 中には何やら偽物っぽい時計が・・・・・



 やっぱりピンボケでも偽物っぽい安物の時計である・・・



おっとと、間違い。間違い。こちらが本物です。




 こう見ると一目瞭然ですね。



 タグを見ると・・・・・うげつ!!

なんでこんな時計が36万円もするの??

(かみさんが生きていた時に内緒で鬼の地獄のローンで購入した時計です。天国でかみさん怒っているだろうなぁーー。)


服も靴も全然気にしない無頓着なオヤジですが、唯一、見栄を張れるアイテムとなっています。

 実際、ホテルなんかでチェツク・インする時なんか、受付の人の対応が違ってくるんですよねーー。


 










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