はっはっは。今日は豪華2本立てだぞ!!
それでは第一弾として、カタナ編をば。
今日と明日は連休。
明日は子供達との用事があるので、今日はオヤジの1日、自由な時間が出来た。
しかもまれにみる快晴!!
オヤジ的には今日がカタナの乗れる最後の日と決めていた。
朝から簡単に家の掃除を終わらせ、すっかり秋空となった日に対して、久しぶりのバトルスーツを着こむ。
やはり、バトルスーツを着こむと身が引き締まる。これからバイクに乗るんだという意識が働く。
ガレージからレディイレブンを出し、セルボタンを押す。
キュルキュルキュル・・・・・・・・・・・・
「?????」
再びセルボタンを押す。
キュルキュルキュル・・・・・・・・・・・・
長い間エンジンを掛けていなかったので、キャブ内のガソリンが乾いたのであろうと思い、燃料をリザーブにしてみる。
以下繰り返し10回ほど。
まるでガソリンが無いような反応である。
次第にオヤジの表情には焦りの色が見え始めた。
(今日でラストなんだ。だから頼む。かかってくれ。)
しかし、レディは沈黙したままであった。
そのうちに燃料コックにPRIという切り替えがあることに気が付いた。
早速、スマホで調べると、これはガソリンを強制的にキャブレターに送り込むためのコックである事が判った。
「!!」
早速、切り替えをPRIにして待つこと数分。
ある確信を持ってセルボタンを押す。
キュルキュルキュル・・・・・・・・・・・・
やはりレディは沈黙したままであった。
もう、この段階でオヤジは今年はレディに乗る事を諦めたのだった。
急に予定していたことが無くなったら、今日はこれからどうしょうか??
次回のブログの予定のゲーセンの話しのネタに再びこれから北見のゲーセンに行こうか??とも考えた。
バトルスーツを着替えて普段着になり、オヤジはいつもお世話になっているバイク屋さんに電話をして、何が原因かを教えてもらうかを教えてもらうために、今までの経過を話した。
「それは多分、キャブの中のガソリンを抜かないといけないですね。キャブ内のガソリンを抜いた後に、再びコックをPRI側に切りかえれキャブ内に新しいガソリンを入れてからセルを回すとエンジンがかかるはずです。」
という説明であった。
走り納めの日にバイク屋さんに整備を出すのもなんだし、また来年走るときに整備に出そうか?と思っていたが、せっかくの天気の良い休日。
自分でやれるだけやろうとこの段階で決めたのであった。
まずは今迄気になっていた2代目レディ・ナイン(ビューエルXB9)
のエンジンがかかるかどうかを行う。
やはり半年ぐらいエンジンをかけていなかったので、セルがが空回りするばかりである。
横着せずに定期的にエンジンをかけていたら問題なかったのである。
まあ、これはいざ乗るときに悩めばいい話である。
さて、問題のレディ・イレブン(カタナ)のほうである。
自分のバイクを自分で整備する三流さんやCBR250Rさん。オイル交換ぐらいは自分で行っている主(あるじ)さんから見れば笑われそうなのだが、
オヤジは自分でバイクの整備は行わない。
せっかく良いガレージを持っているのだが、バイクの整備を自分で行えば良いでしょう。と思われるのだが行わない。というよりはやれないのだ。
要するに恥ずかしい話、バイクの整備が解らないのだ。
あれだけバイク屋が出来るほどの工具を持っていても、それは単なるガレージに飾る装飾品であって、実際オイル交換ぐらいやりましょう。と言われても、どうやるのかもわからないのだ。
そこで、オヤジはネットでカタナのキャブのガソリンの抜き方を調べたのであるか、そこで出てくる記事は全部、キャブの整備の仕方だけであった。
単にキャブのガソリンを抜きたいだけなのだが、キャブの外しかた。ばらし方。が、事細かに出ていた。
必死になって探していたら、どうやらキャブの下にネジがあり、そのネジを外したらキャブからガソリンが抜けることが解った。
(流石にバイク屋さんにキャブからどうやってガソリンを抜くかは恥ずかしくて聞けなかった。)
またそのネジはドレンネジというのも解った。
鏡を使ってカタナのキャブ下を覗く。
どうやらこの赤い〇で囲っている下のネジのようである。
しかしネットではマイナスネジとなっていたのだが、ある記事を読んだ時に、ヨシムラのキャブのドレンネジは赤いアルマイトで出来たネジを使っていて、ドレスアップになっている。という事が書かれていたので、この部分だと確定押して早速、4か所のネジを外す事にした。
使った工具は今回初めて使用したSnap-ON。
まったくこいつは持っているだけで、自分が一流の整備士になったような錯覚を起こす魔法の工具である。
受け皿に古いガソリンを抜き。再びキャブに新しいガソリンを入れる。
多分、ダメであろうと思いながらもエンジンをかけてみる。
すると、あれほどウンともスンとも言わなかったレディから力強い咆哮が聞こえた。
瞬間!!オヤジはガッツポーズを上げた。
時計を見るとまだ11時30分。
北海道の秋の日中は短い。
たとえ天気が良くても2時ごろには急速に寒くなり、4時にはもうあたりが暗くなり始めるのだ。
まだ少し走れる。
たとえ1時間しか走れなくても良いから今年最後の走り納めに行こう!!
そう決意したオヤジは再びバトルスーツに着替えて、レディと共に出撃を開始した。
行先は昨年、レディ・ナインの走り納めとなった、卯原内の日本一のサンゴ草のある場所である。
今迄、車やバイクに乗っていた時は、平均、80km/hから100km/hの巡航であるが、(北海道人はこのぐらいの速度でみんな走っています。)このカタナに乗ってから、何故だか法定速度を守るような走りになっていった。
多分、事故を起こしたくない。という意識と、生身がむき出しのバイクで走って転倒したら、100km/hで走っていたらひとたまりもない。という意識を常に持って走っているからなのだ。
ものの30分もしないで到着。
こうして、オヤジは70キロほどの道を2時間ばかし楽しんだのである。
始めて自分でバイクをいじった日。そして今年最後の走り納めになった日。
今日はオヤジには忘れられない1日となった。
お休みレディ。今年1年本当にありがとう。
お前は昨年、絶望を味わったオヤジに、今年1年。たった一つの希望を見せてくれたよ。
それでは引き続き、次のブログ。35イーターをUPします。

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