昨日、カタナの修理を出したバイク屋さんから、昼休みに修理状況の電話が入った。
まず、エンジンがかからなかったのは、バッテリーの充電の容量不足の可能性が大で、またバッテリーは見た目は新しそうなので、再充電を行えば問題ないみたいだ。という話であった。
が、厄介なのはフロントフォークのオイル漏れではなく、やはりオヤジの見た目の判断のブレーキ・オイルの漏れだった事が判った。
修理に部品代が1万円+工賃なのだが、カタナのフロントはWローターの為に、できれば2個同時に取り換えたほうが、工賃が1回分ですむから長い目で見たらお得だという事であった。、
更に購入したお店に連絡したら、クレームで直るのではないか？とアドバイスをしてもらえた。
が、オヤジは有料でもいいので修理をお願いし、更に「修理を行う側から考えれば、近未来的に壊れる部品も同時に交換したほうが、安心できますよね。」と答え2個同時の交換を頼んだ。
購入してから一度も乗らないのにいきなり3万円ちかくもの出費である。
普通に人なら、なんで購入したお店に修理を出さないの？？？と考えるだろう。
更にこう書くとオヤジはバイクの乗り換えをポンポンするし、修理も簡単に出せる大金持ちだと思われるが、オヤジはごく普通のサラリーマンである。
実際、ZX-14Rやビューエルを購入したお店では、どんな仕事をしているのか不思議がられて聞かれたことがあった。
だってそうでしょう。200万円近くの新車を現金で買ってすぐに手放して、また違うバイクを買うとなったら、普通の人の感覚では考えられないからだ。
だけど、オヤジは本当にごくごく普通の人間だし、休日に着る普段着も、かみさんと結婚して以来、3着しかもっていない人間である。
ただ、金のかけ方の価値観が他の人と違うだけなのだ。
今回、このカタナを購入した店は旭川の大手バイク販売店。
3か月間の保証があり、何かあったら北見の店で対応するという事であった。
ちなみに北見店ではZX-14Rとビューエルを購入した。
多分、この件を連絡すると、すぐに北見店に連絡して、故障している1個の部品は交換してくれるであろうが、2個は同時には交換はしてくれないだろう。
更に北見まではオヤジの家から約50ｋｍ離れている。
ローダーどころか、下手したら自走して持ってきてくれと言われかねない。
（実際、14Rを購入した時は、初めて乗るので交通量の少ない自宅から乗り始めたいので、お金を払うので自宅まで持ってきてはくれませんか？と、頼んだが、うちでは皆さんみんなバイクを購入後、お店から乗って帰られるので、ローダーはやってません。と言われ、仕方なく自分でなじみの車屋さんにお金を払って持ってきてもらった事があった。）
だからオヤジ的の考えは、この大手販売店ではあくまでも購入のみと考え、修理やメンテナンス一切は、この隣町のバイク屋さんにしようと思っていたのだ。
カタナは古いバイクである。多分、これからもあっちこっち故障が出てくると思う。
友人はカタナとビューエルの2台体制で行けばいいだろう。と言ったが、自分的には2台どころか、カタナの修理代を常に考えていないと、満足に動かせないと思っている。
つまり、そういう事なのだ。カタナで行くという事は、ある程度、お金もかかるという事である。
今後、これからもし何かあった時に、50ｋｍも離れたお店に自走していき、帰りは何十キロも離れた駅までタクシーを使い、更に1日数本の汽車で帰るとなったら1日がかりとなってしまう。
ところが今のお店に修理を頼んだら、電話一本で来てくれて持って行ってもらい、修理が終わったら届けてくれる。（もちろん、有料だが。）
昔、若い頃、自分の好きな車を少ない給料の中、ローンを組んでやっとの思いで購入した。
ところが、ガソリン代、メンテ代を考えていなかったので、車は手に入ったが、ガソリン代も事欠き、全然走ることが出来なくて、休みの日は毎回洗車しかできなかった。
カタナは盆栽用としては買ったが、やはり走る事を前提として考えている。
その為、今回、このバイク屋さんに無料で出来る修理を、有料でもお願いしたのはオヤジなりの、このバイク屋さんの常連になりたい。という意思表示である。
どこのお店も他店からの購入したバイクを手をかけるのは嫌なものである。
だけど有料修理となると違う。バイク屋だって当然仕事である。
更に2万しか掛からない修理も、ついでに今は何ともないがこれも交換できるとなったら、更に1万円もの修理代が稼げる。
オヤジはこのバイク屋さんには本当に今まで助けられた。
皆が外車はすぐに壊れるからダメだ。と、言う中、更に倒産して今は部品の供給も不安なビューエルを安心して乗っていられたのは、このバイク屋さんのお蔭だと思っている。
だからこそ、カタナとのバイクライフをより楽しいものとするためにも、このバイク屋さんとのつながりを強く持ちたいと思っている。
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