カット野菜はとっても偉いのだ!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 さっき、コメントを頂いた方に、コメント返しを行おうとすると・・・・・急にコメント返しができなくなったのだ。

これで、ぺた、いいねに続き、コメント返しもできなくなったら、ブログのやっている意味ないじゃん!!

まったく困ったものだ!!ということで、コメントを頂いたかたには、メッセージからお返しを行いましたのでよろしくお願いいたします。



 さて、オヤジの住んでいる、ここ北海道。しかも道東方面は、ただ今、大型台風の真っ最中である。

 近くの網走は何度も海が時化ている状況をニュースで行っているのだ。


 オヤジは日ごろの行いが良いため、今日と明日は偶然のお休みで、朝から家の中でのんびりとしていました。こんな時は、絶対に外に出たら、まず間違いなく何かトラブルを起こしますので。

 これがあの猛吹雪の中、道路で16時間立ち往生した事で学んだ唯一の事である。


 北海道は冬は吹雪くが、生まれてからこのかた台風は絶対に来ない場所だったので、今回の台風警報は、じつにビックリしてしまった。

 しかも先日も強風があり、1人が亡くなり、数人が大けがを負っていた矢先の事である。

 子供達から今日は臨時休校になる。という連絡を受けていたので、まったく大げさなと思っていたら、本当に強風になったので、地球はどんどんおかしくなってきているのかな??とヒシヒシと感じています。




\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

 


 今日の本題の何故、カット野菜はとっても偉いのだ!!の話しである。



 実はここ1か月間ほど、オヤジは奇妙なめまいと脱力感、そして慢性的な疲労感に襲われていた。


 家に帰っても、何をすることもできず、ソファーに寝そべり、好きなブログも開けず、ただひたすら動けないでいたのだ。


 仕事中でも歩いていたら、何だか宙に浮いているような感じになり、突然立っていられなくなるほど、疲れがひどかったのだ。

 その為、このままでは倒れるな。と感じたオヤジは、「すいません。ちょっとトイレに行ってきます。」っと、言って、トイレの便器に座り込んでいた状況であった。


 しかも、今まで生まれてからこのかた、便秘など起こしたことが無いのが、急に便秘気味になり、何度もトイレに行っても、スツキリした感覚がなかったのである。


 多分、寝不足と疲れが溜まっているんだな。と無理に思おうとしても、前回書いたブログのかみさんを亡くした男は早死にする。という話を知っていたから、もしかして体がおかしくなってかな??と思ったのも、無理のない話である。


 さらに場の悪いことに、ちょうど、娘1号が小樽に行きたい。と言っていた時期と重なっていたのだ。


 当時のオヤジはその時は本当に最悪の事を考えていた。


 もし、自分が何かあったら??と、よく映画で出てくる話であるが、これはシャレにならないと、本気で人知れず悩んでいたのだ。


 その為、まず自分が出来ることは、なるべく子供たちに少しでも多くのお金を残そうと思った。


 かみさんの死亡保険で家のローンを返済しようかと思ったり、4WDの新しい車を買おうか・・さらに、1100ccカタナを買おうか??と、本気で思っていたのだが、もし、自分が何かあったら??と思ったとたん、全部やめてしまった。


 それは全部、これから本当にいなくなってしまうかもしれない自分にとっては意味のない事に思えた。


 またこれから冬になり4WDのタントを使おうかと思ったが、これも9月に車検になるので廃車として、とりあえずは、今乗れるFFのミラ・イース、1台体制としたのだ。


 オヤジは通勤場所が家から遠い。車で運転して片道、1時間ばかしの場所である。


  帰ってから夕食を作って、後片づけを行って、お風呂に入って一息いれたら本当に12時になることも少なくなかった。


 その為、仕事が終ったら夕食は毎日外食となった。


 残念ながら北見の食堂は、どこもそうであろうが、肉関係が多い。

 ハンバーグ。かつ丼、ステーキ、生姜焼き。


 魚や野菜が食べたくても、ほとんどないのだ。回転スシはあるけど、毎日食べていたら、それこそ飽きて、スシのありがたみが無くなるので、何か特別な日以外は食べなかった。

 最初は餃子屋さんも通ったが、何日も行けばすぐに飽きてきた。


 定食屋さんがあれば一番良いのだが、やはり外食は味が濃いためか、1ヶ月も外食が続いたらほとんど飽きてきたのが現状であった。


 今時期は鍋が美味しい。鍋なら魚もはいっているし、しかも野菜もたくさん入っているのだが、お気に入りのチャンコ鍋屋さんはすでに潰れていた。


 友人からのメールで、居酒屋に入れば鍋は食べれるよ。と、書いてあったが、

考えれも見て欲しい。

 仕事が終り、居酒屋に入って、鍋を注文。食べ終わってから高速道路並みのスピードで1時間かけて家に帰ったら、本当に、寝る時間も無くなってしまう。


 第一、オヤジは本来、食事をしたらお風呂に入り、すぐに布団入りたい人間なのだ。仕事が終って、食事に何時間もかけるのは耐えられない事である。



 今時期、TVで家族で行う鍋料理のCMがどんどんやっている。

 

日増しにオヤジは鍋料理を食べたくなっていった。


 

 休日の夕食に家族全員で鍋料理を行えばいいのだが、休日は休日で、子供たちが学校から帰ってくると、子供達の必要なものや食材を買うために、近くの町に買い出しに行く。しかも夕方に行くので、当然、夜帰ることになるから、近くのレストランで夕食となる。


 その為、オヤジはほとんど家では朝食以外、食事を行う事は無かった。



 ある日、ボーツとTVのCMを見ていた時であった。


 それはあのプチッと1人前。という一人鍋を行っているCMであった。


 鍋料理の作り方といえば、まずは数種類の野菜を切って、魚や肉を入れて、鍋のスープの素を入れて・・・と考えたら実に面倒である。

 しかも、残念なことに、たいていはスープの量は多く、最低でも2人前なので、1人で食べるオヤジには多すぎる量であった。


 そのCMを見ていたら、土鍋にカット野菜と、豚肉を数枚入れて、ガスに火をかけるだけ。

 時間にしたら物の5分もかかっていなかった。


「これだーーっ!!」


 オヤジは叫んだ!!


 

 その日の仕事帰りにスーパーによって、1人前のナベの素と、一番量が少なく安いブタ肉、そして、カット野菜を買い求めた。


 今までカット野菜は割高なので、だれがこんなもの使うんだろう??と思っていた。

  野菜も沢山買えば、使わないで腐らせてしまう。

最初の慣れないうちは、子供たちに、キャベツ1玉。ニンジン一袋。タマネギ一袋。と買っていたのだが、あまり量を食べない子供たちは、すぐに冷蔵庫の野菜を腐らせていた。

 すると、今度はそれを投げるために、毎日、毎日、生ゴミを出さないといけなかった。

 生ゴミは毎日、処理しなければ、すぐに家の中が臭くなってしまう。と、毎日が手間暇の悪循環となっていた。


 カット野菜は割高であるが、あまり量を使わないオヤジ家では、何種類も野菜が入っていて、ちょうど良い量であった。


 それからの毎日、オヤジはおなかが空いてフラフラになりながらも、速攻で家に帰った。

 

 一人鍋。煮込みラーメン。豚汁。全部、野菜を煮込んだ料理であった。


 しかも食べると全部が美味しい。

 久しぶりにオヤジは料理が美味しいと感じたのだ。


 気になる時間だが外食して帰ってくる時間とあまり変わらなかった。


 数日後、あれほどオヤジを悩ましていためまいや疲労感が無くなっていた。


 しかもうれしい事に、また便秘も無くなっていた。


 多分、奥さんを亡くした男は早く死ぬ。というのは食生活の乱れによるものだろう。


 野菜はとらなければいけないよ。と、よく言われるが、オヤジは身をもって体験した1件であった。



 これからも、仕事があまり遅くならなければ、家に帰って自炊のほうが、ご飯がおいしいなぁーーー。







人気ブログランキングへ