暴走ジジィ!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 最近、年をとったなぁーー。と、しみじみと実感する。オヤジです。

特にこの数年、その感覚がますます早まった感じです。


 休みの前日は嬉しくて夜遅くまで起きたり、または徹夜して朝方に少し寝てから活動してもOKでしたが、年をとるとどんなに遅く寝ても、起きるのはいつもと同じ時間。

 ヘタをするといつもよりも早かったりします。

 その帳尻あわせとして、活動できるのは午前中だけで、昼からは昼寝と称して夜まで仮眠をする日々となっています。

 昨日も帰ってから皆さんのブログを読んだところでダウン!!気がついたら朝になっていました。


 昔から年寄りは早起きだと言われますが、早起きではなくて、遅くまで起きていられなくなったり、ゆっくりと寝れなくなるのですねーー。こうして、少しずつ老化が進んでいくのでしょうね。


 _| ̄|○ ガックシ!!


 さてさて、グチはこれぐらいにして、タイトルの暴走ジジィ!!

(オヤジの事ではないですよ。)


お話の始まり。始まり。


それは今年の1月のある日の事であった。


オヤジはいつものように通勤途中の事であった。



 場所は一般道よりも遅い高速道路と噂される入口がある、直進、右折、左折の3車線の所である。

 ちなみに右折がその入口である。


路面は1月なのでもちろんバリバリのアイスバーン。

 前走車が高速道路に入るために右折をしようと赤信号で停まっていた。オヤジもそれに習って、ウインカーを右折にして、前の車に間隔を開けてブレーキを入れ始めた。


 バックミラーを見ていると、何やらすごい勢いで後ろからオヤジに近づいてくる車が1台。

「まずい!!停まれきれない!!」

 路面がアイスバーンなので、オヤジは慌てて、横を確認して左車線に逃げた。

 それでもその車はスピードを殺しきれなくて、対向車線から走り続け、オヤジのいた場所に突っ込んできた。

 その瞬間、信号は青になり前走車は走り初め高速道路に入っていった。それに習って後ろからやってきた暴走車も高速道路に入っていった。


 その車の後ろを見ると何やら茶い色の葉っぱマークのステッカーが。

 俗に言う「枯葉マーク」。運転しているのはご老人という事である。


 オヤジは自尊心を傷つけられ、闘争心に火が付いた。


 しかも今日の通勤車は軽自動車ではあるが4WDで武装されているタントカスムである。


 アイスバーンでのトップスピードはどんなに性能のいい車でさえ120km/hが限界である。それ以上は、即スピンで路肩に叩き落ちる。


見るとその車は普通のセダンである。

相手には不足はない!!

「やってやろうじゃないの!!」

オヤジはアクセルをフル加速して、その暴走車を追いかけた!!


 見るとその車は前走車を煽り始め、追い越し車線に入ると、途端に追い越して加速していった。


 オヤジのタントのメーターを見るとすでに100km/hを超え始めていた。


 気のせいかタントのケツが滑り始めていた。


「ダメだっ!!限界だっ!!」


 オヤジは諦めてその老人の乗る車を追うのを諦めた。


 オヤジってじぃ様に負けてしまったのね!!


_| ̄|○  ガックシ!!





まあまあ、オヤジさん。気を落とさないで!!

と、ココに慰められるオヤジであった。




フフフフ・・・・・私の正体は・・・・・


いずれは人間界を征服するスーパー子猫!!



ココ様なのだっ♪







ニャン♪ニャン♪




人気ブログランキングへ