激走!!900マイル!! 函館編!!ー4 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

4..函館の夜は怪しく更けていく。


土方歳三の最後の地の訪れたオヤジ家一家は、次に娘2号の希望の地である、赤レンガ倉庫へ向かった。

 ここは、はっきり言えば、函館のお土産家さんの集まりである。娘2号はここで、お土産の雑貨を購入する予定であった。














 この雰囲気はまるっきし、小樽運河みたい。



 勝手に撮ってすみません。何だか変わったカスタム・バイクがあったもので・・・・

ベースは何というバイクなのでしょうね??



 車も変わっていて、すべてが観光を意識した街でした。




 かみさんと、娘1号、2号はしばし、お土産屋さんで時間を潰していたので、オヤジは一人海岸の水上バイクの会場で、水上バイクのエァーターンを見ていた。






おっ!!すげー!!迫力!!



次第に夕方から夜になり、あたりが暗くなり出してきた。

買い物から返ってきたかみさん達と合流したオヤジは・

「よし!!昼はサクランボしか食べなかったから、夜は豪勢に・・・・・・・。」


皆の目が輝き出した!!

「ひと皿、105円の回転スシだ!!」


_| ̄|○ 

 ガックシ!!


  アハハハ。オヤジ家の豪華な食事といえば、せいぜい回転スシです。

豪華な海鮮丼とか、イカそうめんはスルーしてしまいました。


  


函館の街に入る途中で見つけた回転スシ。

なにせ、全皿105円なので、オヤジ家は、ひたすら黙々と食べ続ける。

夕食が終わり、あたりは真っ暗に・・・・・


  函館に行けば必ず行く場所。とうか、行かなければ行けない場所。

函館=夜景!!

ということで、オヤジ家は夜景を見に、ロープウェイの場所へ行く。

ロープウェイのチケットは一人往復1、200円。家族で約5、000円だ。

「ただいま、山頂では霧が発生して、夜景は見れません。それでもよろしいですか?」とチケット売り場のお姉さんが話してきた。

オヤジはその時、5,000円も出して霧の山頂は・・・・と少し迷っていた。


と、その時、別な人が、

「夜景が見れる。見れないは別。私はここにやってきた事実が欲しいから、ロープウェイに乗るの。」

と言ってチケットを買った人がいた。


その言葉でオヤジは決心した。

(そうだよ。オヤジ達も、ここに来た。という事実が欲しくてロープウェィに乗るんだ。そして、この函館はもう2度と来ないかもしれないから、5、000円はケチったらいけない。)


「大人、4枚ください。」

そして・・・・・・・


山頂はものの見事に霧で、夜景は全然見えなかった。






本来、霧がなければこのように綺麗な夜景なのだが・・・・・・













おねーさん。あなたの案内は本当に正しかった。
オヤジもかみさんも、少しは見えるかと思ったのだが、一寸先は闇どころか霧だった。


 過去、2回夜景を見れたのであったが、最後の最後で、大ドンデン返しとなってしまった。


_| ̄|○  ガックシ!!ガックシ!!

見るところもないので、山頂での滞在時間、約数十分。


期待した夜景が見れなくて疲れたので、もうそろそろホテルに入ることにした。

 早速、カーナビで目的地の住所を検索。案内どうりにタントを走らせるが、さっぱりどこを走っているのかわからない。
おまけに雨も降り出してきた。

こんな時のカーナビは心強い。
十数分後、目的地のホテルの看板が見えてきて、ホットするオヤジ。

で、ここでトラブル発生!!

バキッ!!という大きな音を立てて、運転席側のワイパーが外れたのだ。

聞けば昨年から何度も外れていること。

「そうか。帰ったら、きちんと見てもらおう。」と、オヤジはその時、何気なくそう言ったが、後で重大なトラブルを引き起こすことを、今は知らなかった。


 今晩の泊まるホテルももちろんラ●ホ。「みずいろの詩。」である。岩見沢でかなりのポイントを稼いだこのホテル以外、オヤジ達は泊まる気はしなかった。

5。ラ●ホ 争奪戦!!

早速、ホテルに「向かう。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」どの部屋も満室である。
「うーーん。今日は土曜日だからなぁーー。今は10時ぐらいだから丁度ピークでないかな?」

年頃の娘が2人もいるから、流石に皆さんお盛んなのね。とは言えないオヤジとかみさんであった。

すると、一部屋のシャッターが開き始めた。
「シメタ!!20分も待てば入れる。」と、言ってオヤジ達は車で待っていたら、

 後ろからきた車が、さっさとオヤジ達を抜かしてその車庫に入ってしまった。

「えーーーっ!!汚い奴らだ!!!!プンプンプン!!\(*`∧´)/。」

と、オヤジ達は怒ったが、後の祭り、またどの部屋も満室であった。

 不思議なことにシャッターが開いていて、人が車に乗っているのに、どの車も車庫から出ようとしなかった。

しばらく待っても全然空く様子がなかったので、ここはひとまず退散。しばらく街で時間を潰すことにした。

「時間を潰す。といっても、この時間に空いているお店って、あんた知っているの??」と、心配するかみさんに。
「オヤジにまっかせなさい!!」と、向かった場所は・・・・・・

函館のツタヤ書店。

ここは最近出来た本屋で、

 おそらく北海道で一番大きい本屋である。







その規模は、ちよっとしたイオンなどの大きなスーパーと規模が同じぐらいの大きさで、2階建て、中身は本やCD,DVDの他に文房具も置いてある。

ここは、明日行く予定だったのだが、さっさと前倒しで行っても良いかな。と思っていたところであった。

 中には休憩室もあり、本の好きなオヤジなら、多分、休日に1日いても飽きない場所であった。

 始めてみる巨大な本屋と、豪華な設備に、田舎者のオヤジ家はしばし、口をポカンと開けて見入るのであった。

ここで、1時間ほど時間をつぶし、再びラ●ホに舞い戻るオヤジ家。が、無情にもまだ部屋は満室であった。

 いい加減に疲れてきているので、ここは諦めて隣のホテルにはいろうとしたら、なんとここも満室であった。

「おい。どうする。下手したら本当に車の中で車中泊だぜ。」
オヤジの心配は本格的になり始めてきた。

と、その時、一台の車が、「みずいろの詩」の方角からやってきた。

「やった!!空いたぞ!!」とすぐに飛び込んでみたものの、やはり全部屋、車庫のシャッターは閉まっていた。

 諦めきれずに数回、ホテルの周りを回っていたら、1部屋のシャッターが空き始めた。

ライトを点けているとなかなか出られないと思い、オヤジは車のライトを決して、車が出てくるの待つ。
(なんだか不倫調査をしている探偵みたいだなぁーー。しかも、望遠の付いている1眼デジカメも持ってきているし・・・・)と、オヤジが変な妄想をっしているうちに、ようやくそこの車は出て行った。

「それ!!行けっ!!」

 オヤジはすかさず、その空いた車庫にタントを入れた途端に、次の車がやってきた。ほんと、タッチの差であった。

そして、オヤジ達は不意に理解した。さっき、車庫に入っている車に乗っている人は、これから出よう。という人ではなく、これから入ろうとしていた人達だったことを・・・・




 こうして、オヤジ家のラ●ホ 争奪戦!!は無事に幕を閉じたのであった。








おやすみなさい!!


このあと、函館のロープウェィからみた夜景の動画をすぐにUPします。

次回、さようなら!!函館!そして、再び激走!!900マイル!!

(ええっ!もう函館から帰るの?)



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