考えるな、感じろ!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 まずは、このタイトルで現在ブログをUPしている所長さんに、許可なく勝手に同じタイトルでブログをUPしたことをお詫び申し上げます。



 彼はオヤジの作ったグラブ・ミッドナイトの三番目のクラブ員。セカンド・ナンバーを受け継いでいる方だが、昔、レーサーを行っていて国際A級の選手と渡りあい、あるサーキット場で2年もの間コースレコードのタイトル・ホルダーであり、現在、大型トラックのプロの運転手でもある方である。

 オヤジの書いた小説。「それでも走り続ける。」の霧島怜(レン)のモデルになった方でもある。


 彼の書いたブログでは、大型車が車線変更時にバイクを引っかけ、トラックは炎上、運転していた女性ライダーは重体であったが、彼からの報告で、その後、残念ながら亡くなられたそうである。

詳しくは、彼のブログ「工作所から愛をこめて。」の中で書かれていますが、オヤジのいいね。の中の所長さん。から入って頂くと解ると思う。



 彼は大型トラックのプロの運転手から見た目。そして、バイク乗りから見た目。という2点からドライバー、ライダーの心理をわかりやすく書いているのだが、簡単に書くと。

 大型トラック側からバイク乗りに感じている事は

●大型トラックの死角に入ってくるバイクが多い。
●もう一つ距離をとって欲しい。

 バイク側から車のドライバーに感じていることは

●「スピード差が判ってない」そのせいか「急に前に入ってくる」


ということを書いていた。


 彼は運転中は考えるよりも、危険を感じて回避して欲しい。という事を書いてあった。

 危険予知能力は確かに難しいとは思う。
 が、それはただまんべんなく運転しているのではなく、常に周りの様子や前の車の動きを意識して考え、それによりカンを働かせ運転する。

 それが、彼の言いたかった事ではないだろうか?


オヤジはバイクや車の運転は下手である。が、臆病な性格のために、幸いなことに大きな事故は若い頃に2回あったが今は無い。(そんなに自慢していう事でもないが。)

 だだ、そんなオヤジでも自慢出来る事がひとつだけある。

それは運転中、前の車が交差点に入りウインカーを付けるよりも先に前の車がどちらに行くか。が、大体判ってしまうのだ。
多分、外れることはまずは無い。


 それは長年車やバイクを運転している方
は当たり前のようにやっているとは思うが、

  交差点に入るときに車がまっすぐ走っているのか、左に寄るか、右によるか?
 ドライバーの視線はどの方向に向いているのか?交差点に入るのにスピードは落としているのか?などの前走車の動きを相対的に見て判断し、考えるよりも感じているからだと思う。


 朝方の通勤時。多くのドライバーを見ているが、結構、運転に集中していない人が多い。4車線の右側をノロノロと走っている車がいると思ったら、携帯をかけながら運転していたり、中には後方の確認をしないで進路変更を行い、自分の走行車線にかぶさってくる車もある。
 なるべく死角に入らないように走っていてもこの有様だ。

バイクに乗っているときは、前走車との距離をあけながら走っていると、後続車はイライラして、しまいに追い越し禁止車線で追い抜かれ、対向車が来て慌てて割り込んで急ブレーキを踏まれたりすることもある。(最近では、ヤ●●トのトラックに、ブチ抜かれたなぁーー。)
  
 バイクは急ブレーキをかけると、車と違って転倒するので、車の後ろにピッタリと付くのは自殺行為なんです。ドライバーの皆さん。わかってくださいネ。



考えるな、感じろ!!

 

 オヤジも彼、所長さんと同様に、全てのライダー。そしてドライバーの皆さんに声を大にして言いたい!!



亡くなられた女性ライダーのご冥福を心からお祈り致します。
そして、このような悲しい事が再び無いことを願がいながら。


2014年、7月、3日。


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