レジェンド・オープン  ー伝説の始まりー | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

よーーーーく見ると・・・・・・




今年の3月で車検が切れていた!!


_| ̄|○ 


ガックシ!!


と、いつもなら、ここで話が終わり、次回のブログの更新は1週間ほど後になり、オヤジのブログは、バイクブログなのに、全然、バイクに乗っている話が無い。とか、盆栽ライダー!!と言われるのだが・・・・・



フフフフフフ♪


今年のオヤジは違うのだよ♪


大体、ライダーたるもの、車検を忘れるなんて、恥ずかしいじゃない♪



 車検はオヤジの町にはバイク屋は無いので隣町のバイク屋で取ることにしていた。

その為、仮ナンバーを付けて隣町までバイクを走らせることにしたのだ。


 早速、オヤジは車検書と印鑑を持って町の役場に行き、仮ナンバーの手続きを開始した。


 レディは昨年に購入したので、まだ税金が来ていないので、自動車税のところに行って納税証明書をもらってくる。代金は無料。


次にそれを持って、仮ナンバーの取得を行う。


費用は750円。


ついでに、昔、疑問に思っていたことを聞く。


「昔、思ったのですが、バイクでも車でも車検を取らずに、乗りたい時に仮ナンバーを付けて走らせて、走り終わったら仮ナンバーを返す。ということは出来ないのですか??」


 と聞いたら、係りの人は急に厳しい顔になり、

「何とか何とか何とかで、違反になるので仮ナンバーは発行出来ません。」ということであった。


ようするに、仮ナンバーは車検だけの移動時の時の臨時のナンバーということであった。


ついでに、オヤジの強制保険は4月26日までとなっていた。強制保険が切れていたら、仮ナンバーは発行出来ないということであった。


仮ナンバー発行の際には、いつ返却するか。と、出発地と当着地を書かされた。


 うーーん。まさしく偶然!!


今まで寒かった天気が急に20度を超え、朝から問題なくバイクを出せ、昼までに仮ナンバーの発行もできた。

 全ては今日、この日のためにあったのだ。






車用の仮ナンバーの為、随分でかい。


止める穴の位置も全然違ったので、1箇所のみを止めて仮ナンバーをレディに付けた。


「レジェンド・オープン!!(よし!!伝説の始まりだ!)」


そう、オヤジはつぶやき、静かにレディを発進させた。


目的地は隣町のバイク屋。


車で飛ばせばたった15分ぐらいで着く場所であるが、今日は7ヶ月ぶりのレディとのデートである。


急がず、焦らず、安全運転で行こう。


いつもはバトルスーツであるが、帰りはバスか汽車の予定をしていたら、友人から、本気になって止められたのと、外が異常に暑いために、普通のジャケットとパンツで走ることにした。

しかし、ブーツとグローブは必ず身につける。


 走り出してすぐに、意外と頭で考えているよりも、体が覚えていることに気がついた。


町の中、低速で走るとレディ特有のぐずりが始まった。


 HDゆずりの大型Vツインエンジンは低速では、シャクリ感がひどくそれを防ぐためには、半クラで対応しなければならない。


「うんうん。覚えている。そうだよ。こいつは町の低速は苦手なんだよな。」


オヤジは自分の体をバイクの運転に慣らすのと同時に、レディのエンジンの特性にシンクロさせるために、町の中をゆっくりと走っていた。


時折、レディは不完全な爆発音でいきなりエンジンが息絶える感じをおこさせる。


「息が苦しい!!早くコイツの得意な領域の国道に行こう。」


そして、目指す国道に入る。



 バリバリバリバリ!!


まるで、知らない人が聞いたら、このバイクはきっと壊れている。と思うような、爆音を発する。


5速。アクセルはパーシャルで。

スピードは60km/h


7ヶ月間置きっぱなしで、いきなりアクセルを吹かすのは自殺行為にも等しい。

何かあった時のために、常に止まれるスピード帯で走るのだ。


相変わらず完全に右のミラーは振動で見えない。


オヤジは軽くレディを右に傾けて、左で後部を確認した。


「うんうん。覚えている。そうだよ。後ろを確認するために、去年もよくこうしたな。」


外は4月というのに、夏のように暑かった。

しかも尻の下が異常に暑い。


 「ギョェ~~~!!尻が焼ける!!尻が焼ける!!」


そうだ。オヤジはレディのシートの下にはエンジンの冷却ファンがあることを忘れていたのだ。

 その為に、常に革のパンツであるバトル・スーツを着ていたのを思い出した。



目指すバイク屋の町までやってきて、タイトな左コーナーに入る。


自然に肩からコーナーに入るオヤジであったが、なかなかレディは傾いてくれなかった。


ギョェーーーー・・・忘れていた!こいつは半端なコーナリングの姿勢では全然曲がってくれないんだ。


慌ててさらに深くレディをかたむける。


約、30分後、オヤジは無事に目的地のバイク屋に当着した。






 あっ!!安心してバイク屋の写真撮るの忘れていた。

バイク屋の前にあった125cc

 なんていうバイクだったかなぁーー?

CB125Tだったかな??




  このバイクもオヤジの高校生の時代のバイクである。

うーーん。年をとると、だんだん物忘れが激しくなるなぁーー。



 バイク屋に到着した安心感のせいで、ギャーをニュートラルに入れ忘れて、エンストしたことは秘密です。


(´◉◞౪◟◉)ププ 


オヤジもキリン(バイク乗り)になるには、まだまだなぁーー。


_| ̄|○ ガックシ!!


バイク屋の話では問題なければ4月いっぱいで車検がとれるそうだ。


何だか今年は今まで以上にバイク記事が書けそうだ♪



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