キリンに憧れて 旧友 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

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 流氷との戦いに敗れた(どこがだ!!)オヤジは久しぶりに「オヤジは車バカ?」で紹介した車三昧を送っている友人の顔を見たくなり、電話をかけてみた。

 オヤジの友人は休みが不定期なので、オヤジの家から車で10分しか離れていない近いところにいるのだが、何故だが会うのは1年に1回ぐらいという不思議な付き合いをしている。

 まず、の家の前に行き、の普段の足の軽トラがあることを確認してから電話をかける。 (お前はストーカか?)

「あっ?か?今日は休みか?」 (あたりまえだよな。)

「ああ。オヤジか?今日は休みだ。」と少し眠たげに答える

「俺も今日は休みなんだけど、今からそっちに行ってもいいか?というか、今、お前の家の前なんだよね。」

 少し驚いたであったがすぐに家の前に出てきてくれた。

「そーいえば、オヤジはまだ車を見てなかったな?」とは言い、自慢のカレージを開けてくれた。
キリンに憧れて


キリンに憧れて

キリンに憧れて

 S30Zに32GT-Rとあるわあるわ。しかもご丁寧に125CCのバイクまで置かれていた。

 ある意味、のガレージはオヤジの憧れの場である。

は現在、このS30Zを手放し4月に新しくZGに取り換えるつもりらしい。

(ZGってS30Zに単にオーバーフェンダーを付けて、Gノーズがついているだけだとは口が裂けても言えなかったオヤジである。)

オヤジは何枚か写真を撮り意を決して「この写真、ブログに乗せていいかな?」とに尋た。

「オヤジ。ブログやっているのか?」と、少し驚いたであったが、心よく承諾してくれた。

 そしてオヤジは自分がブログをやっていることを教え、昨年念願の大型自動2輪の免許を取ったこと、そしてバイクを買ったことを話した。

「オヤジ。あれっ?大型自動2輪の免許って、免許を落とした(失効)の?」友人Iは驚いた。

「・・・・・・あの時、免許はお前()と違って取れなかったんだよ。」がっくり肩を落とすオヤジ。


オヤジ:「で、どんなバイクを買ったと思う?」 (ワクワク・ドキドキ)

  I :「?」 (なんたって200馬力だぜ!!)

オヤジ:「ブログのこの記事に買ったバイクの写真が載っているぜ。」

    (なんたって、ハヤブサをぶち抜く世界最速なんだぜ!!)

オヤジ:「ジヤーーーーン!!こいつがオヤジの買ったバイク!ZX-14Rだ!!」 (驚け!!この野郎!!)


 オヤジのバイクを見たは・・・・「ごめん。今のバイクはわからない。」とすまなそうに答えた。(あぁ~~170万円が・・・・・) m(;o;)m

 そして、オヤジは今までのブロクを力なく説明した。興味深げにブログを読んでくれる


 オヤジは調子にのり、「そういえば、実は、お前のことも書いてあるんだよな。」と話した途端、見る見るうちにの表情が変わっていく。

(しまった。まずった!)「ごめん。I。勝手にブログに載せて悪かった!!」ひたすら謝るオヤジ。 

「なあ、オヤジ。これってある意味。全国の人が読む気になったら読めるんだよな。」気のせいかの言葉が冷たい。

「ああ。ある意味、全国の人が読む気になったら読める。」がっくりうなだれるオヤジ。


 その途端Iはニカッとして、「今度、俺のZGが来たら、オヤジのブログに載せてくれよ。」と少し恥ずかしげに言い放った。


(うーーーーーん。まったくもう!!)


「おお。いいぜ!今度、14RとZGが来たらツーショットで載せちゃるけん!!」とオヤジは力強く答えた。


 ミーハーなオヤジの友達もまたミーハーであった。そんなIをオヤジは憎めない!!