番外編 オヤジ「リアル・スティール」を観る!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 昨日は休みだったので、久しぶり、というか何年かぶりにたった一人で映画を観にいってきた。

 観に行ったのは「リアル・スティール」という映画で人間同士が闘うボクシングは廃れ、今やロボット格闘技の時代に。と、現在公開中のあの映画である。

 お約束の父と息子の絆がテーマであり、自暴自棄になっていた父親チャーリーを救ったのは、ロボットが大好きで決して諦めることのない息子のマックスだった。というストーリーに最後の結末は予想しつつも、なぜか興味がわきたった一人で50キロ先の映画館に・・・・

 平日のため、館内は老人の男性一人と中年の女性2人、僕の4人だけという閑散とした状況であった。

 いつもはTVの映画しか見ない僕には最初、映画館の大音響が少しうるさ過ぎたのだが・・・・・ラストは単なるロボット同士のボクシングの試合なのに、なぜか涙が出てしまったのだ。

 いやーーあ。オヤジの年になると涙もろくなるんだなーーー。と自己満足して帰ってきたが、ネットで評判を見るとやはり、迫真のラストで涙する人が続出という事であった。

 昔、シルベスター・スタローンの主演の映画でオーバー・ザ・トップという、アームレスリングを通して父と息子の絆が深まっていく映画を観たときは、「いやーーーぁ。面白かった。感動したなーーー。」で終わったのだが、この映画はそれ以上の感動であったのだ。

 結局、今まで僕の生きてきた人生が、この主人公のダメなオヤジが息子の信頼を得るために頑張る姿に共感したのかな?

 まあ、観て損はない映画だと思うよ。