キリンへの道ー大型自動2輪への挑戦 今時のバイク・正常進化?ー | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 ある日、教官は400ccのスクーター持ってきて、これに乗って練習をしてください。と言った。僕は内心、今更400ccは無いだろう。ましてスクーターだなんて。と思いながらも、きっと受講生が多いので、僕の練習するバイクが無かったと思っていながら練習を行った。

 400ccスクーターの加速は最悪でニーグリップも出来なくて、街乗りには便利で楽で良いのかもしれないが、乗っていてもちっとも楽しくないバイクであった。(スクーターの愛好家の方ごめんなさい。これは僕の主観的な思いなので)

 実はスクーターは教習の一環で、これに乗らなければ次には進めないのであった。

 また、この学校で初めて乗ったホンダのナナハンも僕には違和感があった。軽くて乗りやすいのだ。まるで、昔、僕がFX400に乗っているときの感覚のようで、ナナハンのエンブレムが無ければ、きっと400ccだと思うような車体の軽さであった。

 

 昔、教習したホンダのホライゾンというナナハンはまるでフロント周りに砂袋を乗せたようにクソ重たかった。

 そして、その練習所は土のコースで最終的にクソ重たいナナハンが外周を回るときに、フロントが逃げるのを押さえて滑られるようにしてビビリながら走らせた思いがある。

 だから、アスファルトのコースで、400cc並みの軽さのナナハン。今の僕にとって大型自動2輪の練習は単に昔のFXを練習所で走らせている感覚であった。


 今時のバイクは軽いし、速いし、すぐに止まれる。これが正常進化なのか?

もちろん、バイクはバイクは軽いし、速いし、すぐに止まれる。のが良いのだが、どうも僕はカワサキのFXを乗ってから性格が屈折しているのか、このナナハンは好きになれなかった。(ホンダの愛好家の方こめんなさい。これは僕の主観的な思いなので。)

 やはりバイクは大きくて、クソ重いほうが貫禄がある!!(それなら、ハーレーにすればって?それもそうですな。)