昨日、突然楽天の梨田監督が辞任を表明した。
やはりと言うか、このままズルズル行けばそうなるとは思っていたが、早かった・・・
そして、平石ヘッドコーチが監督代行としてやっていくと発表があり、早速、今日から指揮を取り、初戦を勝利で飾っている。
まずは、梨田監督だが、今回はじめて、優勝しなかったと言うチームができてしまった。今まで、近鉄・日ハムと優勝して来たのに・・ しかも通算８００勝を誇る監督だっただけに残念な思いはある。
ただ、本人が決めたことなので、そこは尊重したいと思う。２年と少しという短い間ではあったが、お疲れ様でした。
続いて、監督代行として指揮を取ることになった平石ヘッドコーチだが、現役時代の印象と言えば、野村監督時代に主力が不振だった時に、一時的に出てきて活躍したといったくらいである。。
あとは、ＰＬ出身で、あの横浜高校の松坂とＰＬの上重（現日テレ）の投げ合いの時のメンバーということくらいしか記憶にない。
よく「名選手に名監督はいない」なんて言葉もあるが、実際は「名選手でなければ監督になれない」である。ただ、そんな中、現在、名選手とは呼べなかったが、名監督として活躍している監督がいる。それは、日ハムの栗山監督である。選手の起用及び育成は素晴らしいものがある。そして、結果も残してきている。
何が言いたいかと言えば、平石監督代行も名選手ではなかった。先程述べたように「名選手でなければ監督になれない」時代で、監督になれるチャンスがやって来た。このチャンスを活かせるかどうかは本人次第である。（コーチ人の起用法も含め）阪神の金本監督や巨人の高橋監督の様に派手さはなくて良い。確実にチームを成長させ勝てるチームを作って欲しいと思う。特に楽天は、監督が短命なのが気になるので、長期政権で確実にチーム力を上げる監督に期待したい。
でも、平石監督代行は今季限りで、来季は名のある人を監督するんだろうなと言うのがなんとなく想像できる。その既定路線を覆す様な、闘いぶりをして欲しいと思う。そして、目指すは栗山監督で！！
最後に、余談になるが、今日の監督代行初勝利のウイニングボールを美馬から手渡されたが、それを受け取らずに今季初勝利の美馬に譲るあたりにとても個人的に好感を持てた。今シーズンもまだまだあるので、諦めずに頑張って欲しいと思う。