この前も書いたが、ダブルメインイベントという仕組みというか設定というかはなしにした方が良い。IWGPヘビーの試合がメインでインターコンチをはじめとする他タイトルはセミで良いと思う。まぁ、東京ドーム同様にクリス・ジェリコという名前を利用するためだとは思うが、今回はどう見てもIWGPヘビーの試合がメインで、インターコンチの試合はセミだった・・・
では、試合を見ての感想を・・
【第1試合:IWGPジュニアタッグ】
メインが時間無制限ということもあり、早めの決着が予想される中、行われたが、結果として良かったと思う。ジュニアタッグの試合をじっくり見たいなら、後楽園ホールとかの方が良いのかもしれない。
【第2試合】
ジュース・ロビンソンがジェイ・ホワイトから直接フォールを奪い、ベルト挑戦という流れになるでしょう。ただ、見たいかどうかと言われれば、今の二人の実力で行われるタイトルマッチは特に興味はない。
【第3試合】
以前、見どころで書いたように、石井とみのるの間で、戦いがうまれた。ただ、残念なのが、ふたりともタイトルを持っていない。そのため、どうやって注目を集めるかがポイントでしょう。
【第4試合:NEVER無差別級(3WAY)】
結果はまさかのエルガン勝利だった。タイチに期待しつつも後藤の防衛と思っていたが、そうならなかった。次は、エルガンと後藤のシングルで行われるでしょう。それと、久々に良い後藤を見れた気がする。それからタイチにもどんどんヘビーのタイトル戦線に絡んで欲しいと思う。
【第5試合:IWGPタッグ】
この試合も、応援していた方が負ける展開に・・ これでまた、外国人同士のタイトルマッチ連発になると思われる。KESやBULLET CLUBと言った大型選手相手にヤングバックスがどう戦うかがクローズアップされると思われる。
【第6試合】
まさかのライガー負けだった。普通なら、マーティー・スカルかハングマン・ペイジが負け役として適任と思うが、そうならなかった。個人的にはタイトルマッチが続く中、良い意味での息抜きというか、骨休めというかになった試合でもあった。
【第7試合:IWGPジュニア】
凄いの一言。新日ジュニアはレベルが高い。しかし、危険な技の応酬が多いので、そのうち怪我人が出るかどうか心配である。そして、バックステージでデスペラードが挑戦表明した様だ。まぁ、公式戦でも勝っているので、こうなるでしょう。ヒロムとデスペラードのタイトルマッチは、後楽園ホールが良いかもしれない。
【第8試合:インターコンチ】
結果論になるが、メインを見てしまうとやはり、ダブルメインイベントではなくセミ扱いで良かったと思われる。クリス・ジェリコという名前が美味しいのは分かるが、この手の試合しか出来ないなら必要ない様な気が・・ そのうち誰かが大怪我しそうである。しかも、最後のコードブレイカーも説得力がない。WWEならそれで良いかもしれないが、日本のプロレスの場合、あれが最後の技となるとどうもインチキ臭くなる。もっとすごい技を受けているのにと・・
まぁ、次はEVILが行くみたいだが、くれぐれも怪我だけには気をつけて欲しい。
【第9試合:IWGPヘビー】
これぞメインという試合。60分以上の攻防となるが、飽きることもなく素晴らし試合だったと思う。まぁ、この二人だからこその試合だったと思われる。負けたオカダもこれで終わりではないので、G1での巻き返しに期待したい。
さて、24日の盛岡大会のカードはどうなるか楽しみである。