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今回は京急の車両本数を一覧にまとめる事とします。
京急は東京メトロとは異なり、車齢15年を目安に更新工事が実施されます。廃車となる車齢はこんな感じでしょうか。
- ステンレス車はJR東日本のE231系などの例から鋼製車と同等と推定される。
また、都営浅草線へ直通する関係で「1号線協定」というものが存在し、各事業者は車両番号において千の位が以下の通りとなるように割り振られております。
- 厳密には京急は2000番台よりも若い番号としており、600形が現役であるほか、2019年までは800形も存在した。
- 千葉ニュータウン鉄道は都市公団時代に2000形を所有していた(北総線全線開業後に9000形に改番)。
- 「6」は東京都交通局に割り振られているが、これは元々西馬込~三田が都営三田線として建設する計画だった名残である。
- 新京成は番号が3~5ケタまであるが、いずれも「8」から始まる形式となっている。
使用車両は18m3ドア(2100形のみ2ドア)の先頭電動車で統一されており、8両・6両・4両が混在しています。本数は次の通りです。
※2024年1月8日更新
京浜急行電鉄
※分かりやすさのため、ウィング号充当車は赤字、それ以外は青字で表記する。
◆自社保有車両⇒合計794両
(8両編成)
1500形:5本
600形:8本
2100形:10本
新1000形:28本
(6両編成)
1500形:14本
新1000形:25本
(4両編成)
600形:6本
新1000形:25本
Le Ciel(新1000形1890番台):5本
- 現行ダイヤで都営浅草線へ乗り入れる車両は8両編成のみ。
- 新1000形はアルミ車とステンレス車が混在している。
- 新1000形のうち、1800番台は地下鉄乗り入れ対応を施している(4両×2本を連結して入線する事を想定している)。
- 新1000形1890番台に該当する「Le Ciel」はウィング号の増結車としての利用を想定して「L/Cカー」で作られ、中間車にはトイレが設置されている。
◆他社乗り入れ車両
※京急に乗り入れる車両は全て8両編成とする。
(都営地下鉄)
5500形:27本
(京成電鉄)
3000形:13本
3050形:6本
3100形:7本
3400形:2本
3700形:10本
(北総鉄道)
7300形:5本
7500形:3本
(千葉ニュータウン鉄道)
9100形:3本
9200形:1本
9800形:1本
- 京成3400形は旧AE形の車体更新車として扱われる。
- 京成3050形は厳密には3000形の7次車。
- 京成3100形(一部の3050形を含む)は成田スカイアクセスへの投入車両である事から、オレンジを基調とした従来とは異なるデザインが施されている。
- 北総7300形の7800番台と千葉ニュータウン鉄道9800形は京成3700形のリース車。
- 北総7500形及び千葉ニュータウン鉄道9200形は京成3000形を基本ベースとしている。
- 千葉ニュータウン鉄道9100形は「C-Flyer」の愛称を持つ。
モノレール
※京急の子会社ではないが、京急と関連の深い湘南モノレールと金沢シーサイドラインの車両を記載する。
◆湘南モノレール⇒合計21両
(3両編成)
5000系:7本
- 形式呼称は京急とは異なり、「系」となっている。
◆横浜シーサイドライン⇒合計90両
(5両編成)
2000形:18本
- 第41編成は新杉田駅での逆走事故により、2021年に全車代替新造されている。
こんな感じでしょうか。思えば京急はつい10年ぐらい前まで京急蒲田駅の前後に踏切があり、空港線に至っては単線でした。……つまり環八と第一京浜に踏切があるというカオスな光景でしたが、今思うとこれもこれで懐かしく感じられるようになりました。
今日はこれで終わります。なお、京急の車両自体の解説は以下のブログを参照して下さい。