(A146)神奈川県道レビュー(500番台) | BLUEのブログ

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400番台にもどる

 

今日は神奈川県道レビューの続きで、500番台に関する内容を投稿します。

 

500番台は主に相模原市内を通る県道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【県道501号:欠番】

1994年に県道57号相模原大蔵町線が主要地方道に昇格し、欠番となった。

 

【県道502号:淵野辺停車場線】

起点:淵野辺駅北口

終点:相模原市中央区淵野辺交差点

全長:1.2km

愛称:芝溝街道(県道57号との重複区間)

 

学園都市である淵野辺駅周辺を起終点とする県道。様々な生徒・学生がこの道をゾロゾロと歩いていき、またその学生を乗せたバスが頻繁に往来する。そのため、歩道は広く道幅も余裕のある2車線となっている。ただし、この道自体は実延長が500m程度と短く、残りの700mは国道16号に至るまで県道57号と重複する。

 

【県道503号:相模原立川線】

起点:相模原市中央区上溝交差点

終点:東京都立川市日野橋交差点

全長:20km

神奈川県区間:起点→相模原市中央区小山橋(延長5km)

愛称:以下の通り(神奈川県内のみ)

  • さがみ夢大通り(起点~相模原駅南口入口交差点)
  • 東京環状(国道16号との重複区間)
  • 南多摩尾根幹線道路(清新交差点~宮下交差点)

相模原市の中心部を通る県道。国道16号が横なら、この県道は縦に貫く。道自体は一部4車線区間があるなどかなり整備されている。なお、国道16号の北側は「尾根幹線道路」であり、宮下~小山橋が未開通なので現時点ではジグザグなルートを辿る。

 

東京都側は多摩ニュータウンを貫く都道の1つだが、ジグザグや重複区間が多くトレースが非常に難しい。終点側は主に「多摩モノレール通り」と呼ばれそれなりに走りやすい道路となっている。

 

【県道504号:相模原停車場線】

起点:相模原駅南口

終点:相模原駅入口交差点

全長:800m

愛称:さがみ夢大通り

 

「さがみ夢大通り」の愛称で知られ、道自体は県道503号→県道54号となって最終的に国道412号の交差点まで続いていく。そのうちの北側800mがこの県道であり、市街地であるからか4車線で整備されている。直線道であり平坦なので運が良ければ終点から起点が見える事もある。

 

【県道505号:橋本停車場線】

起点:橋本駅北口

終点:相模原市緑区元橋本交差点

全長:1.3km

 

橋本駅と国道16号を連絡する県道で、終点の元橋本交差点は八王子バイパスの起点。なお、構造上16号の横浜方面から旧道へ入るためには、一旦この道を通ってから香福寺前交差点を左へ曲がらなくてはならない。この県道自体は全線2車線であり、終点の先は相原二丁目交差点まで道が続く。

 

【県道506号:八王子城山線】

起点:東京都八王子市八幡町交差点

終点:相模原市緑区東原宿交差点

全長:8km

神奈川県区間:相模原市緑区二国橋→終点(延長1km)

 

基本的に国道16号の抜け道として使われる事が多い。道は小比企町交差点の南側に一部狭い区間を残すが、それ以外は2車線(起点付近は4車線)で整備されている。なお、終点は城山とあるが、これは旧津久井郡城山町から変更されていないからであり、地名の「城山○丁目」は通っていない。

 

【県道507号:相武台相模原線】

起点:座間市相武台団地入口交差点

終点:相模原市中央区星ヶ丘交差点

全長:7km

愛称:村富線

 

「村富線」と呼ばれる比較的整備された県道。「村富線」とは終点の先にある村富神社まで行く路線である事が由来である。県道52号の交差点を境に北側が4車線、南側が2車線で基本的に平坦な道なりとなっている。ただし、2車線の区間でも4車線計画が存在する。また、起点付近は相武台団地を通るため高速道路並みの防音壁が設けられている。

 

【県道508号:厚木城山線】

起点:厚木市上依知歩道橋交差点

終点:相模原市緑区谷ヶ原浄水場交差点

全長:13km

愛称:八王子街道(塚場交差点以南)

主な沿線:相模線(原当麻~南橋本)

 

ほとんどが2車線の県道で、起点から塚場交差点までは国道129号の旧道。起点側は圏央道の相模原愛川IC直結となったため以前より重要度が増している。交通量は比較的多くカーブも多いため、平坦ながら走りやすいとは言えないかもしれない。なお、終点は城山とあるが、やはり地名の「城山○丁目」にはわずかに届かない。

 

【県道509号:相武台下停車場線】

起点:相武台下駅

終点:相武台下駅入口交差点

全長:500m

 

座間市街から相武台下駅へ行くためだけの県道。起点付近は相模原市、終点付近は座間市となっている。道は狭い2車線(駅付近は一方通行)だが平坦な直線道となっている。終点側から起点側を見ると天気の日は丹沢の山がよく見える。

 

【県道510号:長竹川尻線】

起点:相模原市緑区串川橋交差点

終点:相模原市緑区久保沢交差点

全長:6km

愛称:津久井広域道路(向原東側交差点~東金原交差点)

 

相模原市緑区内で完結する県道。全体的に道が狭く、中でも相模川を渡る小倉橋は神奈川県屈指の険道橋。そのため、数年前に4車線の新小倉橋が建設された。このルートは相模湖ICまで至る「津久井広域道路」とされており、東側は橋本を経由して国道16号横浜方面へ向かう。途中、圏央道の相模原ICと接続するため重要度は格段に大きくなった。これが国道412号まで開通すると国道413号のバイパスに指定されるだろう。

 

【県道511号:太井上依知線】

起点:相模原市緑区太井交差点

終点:厚木市依知神社前交差点

全長:13km

 

圏央道の相模原愛川~相模原ICの間に沿ったルートを通る2車線の県道で、起点付近は未開通となっている。相模川の右岸にほとんど沿っているためルートの割に道なりは平坦で、県道48号の迂回路としても活用する事ができる。

 

【県道512号:欠番】

1994年に県道65号厚木愛川津久井線が主要地方道に昇格し、欠番となった。

 

【県道513号:鳥屋川尻線】

起点:相模原市緑区鳥屋郵便局バス停付近

終点:相模原市緑区城山高校前交差点

全長:14km

愛称:津久井道(国道413号との重複区間)

 

相模原市緑区内で完結する県道で、同一番号県道でも大きく3つのルートに分ける事ができる。1つは国道412号から宮ヶ瀬湖へ向かうルート、もう1つが旧津久井町内で国道412・413号を短絡するルート、最後は津久井湖の東側を周回するルートである。車線数は全て2車線で基本的には起点→終点に向かって坂を下っていく。

 

【県道514号:宮ヶ瀬愛川線】

起点:愛甲郡清川村やまびこ大橋交差点

終点:愛甲郡愛川町半原小学校入口交差点

全長:5km

 

相模原市街から宮ヶ瀬湖への最短ルートで、旧道が1996年に「水没」して新道に架け替えられているため山道の割には非常に整備された道路となっている。全線に渡り歩道が設置されており、終点付近は4車線+中央分離帯という国道並みの快走路である。ただし、全長5kmの間に7つものトンネルが連続しており、夜の走行には注意が必要。

 

【県道515号:三井相模湖線】

起点:相模原市緑区三井バス停付近

終点:相模原市緑区千木良バス停付近

全長:8km

 

相模原市緑区内で完結する県道で、同時に神奈川県内に存在する数少ない「険道」の1つ。終点付近は歩道付きの2車線区間ありとそれなりに整備されているが、起点付近は道幅が2mないぐらいに狭く二輪車通行禁止となっており、途中廃道になっている区間もあるなど扱いが非常に悪い。

 

【県道516号:浅川相模湖線】

起点:東京都八王子市西浅川交差点

終点:相模原市緑区千木良

全長:9km

神奈川県区間:相模原市緑区小仏峠→終点(延長3km)

愛称:旧甲州街道

主な沿線:中央線(高尾~相模湖)

 

小仏峠を通る甲州街道の旧道。ただし、道自体は小仏峠付近が分断(廃道)区間であり、通行可能区間も非常に狭い道が続く。

 

ただ、全線に渡って中央線沿いを通り電車からも見える区間が多く、「あずさ」とかで高尾を越えていよいよ山に入るなと実感するには最適であろう。

 

【県道517号:奥牧野相模湖線】

起点:相模原市緑区やまなみ温泉入口バス停付近

終点:相模原市緑区赤馬バス停付近

全長:17km

愛称:津久井道(国道412号との重複区間)

 

相模原市緑区内で完結する県道で、県道35→76号、県道76号→国道412号、国道412→20号の3つのルートに分けられる。相模原市街及び旧津久井町から旧藤野町南部を結ぶ最短ルートである。道は山道の割には2車線区間が多く、県道35号を介して国道20号の迂回路として利用する事も可能。

 

【県道518号:藤野津久井線】

起点:相模原市緑区新大橋バス停付近

終点:相模原市緑区牧馬入口バス停付近

全長:6km

 

相模原市緑区内で完結する県道で、旧藤野町南部と国道413号をつなぐ道路。宮ヶ瀬湖から県道64号を介して相模湖方面へ向かう最短ルートで交通量も少なく抜け道に使うにはオススメ。ただし、途中にある牧馬峠付近は2m程度の道幅しかなく大型車通行禁止となっている。

 

【県道519号:相模湖停車場線】

起点:相模湖駅

終点:相模湖駅前交差点

全長:70m

 

相模湖駅と国道20号・412号を結ぶ2車線の県道。ただし、道自体は70m程度しかなく国道側の案内標識にも記載されていないどころかそもそもこの県道を示す六角形すらない。そのため大半の人間はこの道が県道である事自体知らないと思われ、中央線利用客ですら認知していないと思われる。

 

【県道520号:吉野上野原停車場線】

起点:相模原市緑区吉野交差点

終点:上野原駅

全長:10km

神奈川県区間:起点→相模原市緑区境川橋(延長6km)

愛称:津久井広域道路(勝瀬橋のみ)

主な沿線:中央線(相模湖~上野原)

 

国道20号の抜け道的な道路で、中央道の相模湖ICと上野原ICの2つのインターと直結する。道は1車線と2車線が混在している。また、起点にある勝瀬橋は津久井広域道路の終点とされている。

 

山梨県側の単独区間は甲州街道の旧道である。国道20号と交差するとそのまま終点まで重複区間となるので、実質的には国道20号を起終点とする県道といってもよい。

 

【県道521号:上野原八王子線】

起点:上野原工業団地入口交差点

終点:東京都八王子市追分町交差点

全長:28km

神奈川県区間:相模原市緑区佐野川→相模原市緑区和田峠(延長8km)

愛称:陣馬街道(案下街道)

 

500番台では唯一3つの都県を結び、神奈川県では最も北を通る県道。都県境の和田峠付近は冬季通行止めとなり、通行止めでない時期も道が急勾配かつ狭路なので走行には特に気を付けなくてはならない。

 

神奈川県外では、峠越えを除けばかなり整備された2車線の幹線道路となっている。

 

【県道522号:棡原藤野線】

起点:山梨県上野原市棡原

終点:相模原市緑区藤野総合事務所前交差点

全長:12km

神奈川県区間:相模原市緑区石楯尾神社前バス停付近→終点(延長7km)

 

 

旧藤野町中心部から上野原市北部へ抜ける県道。道自体は狭い2車線であるが「険道」というほどではない。

 

山梨県にある起点の棡原は「ゆずりはら」が正しい読み。

 

【県道523号:藤野停車場線】

起点:藤野駅

終点:藤野駅前交差点

全長:50m

 

藤野駅と国道20号を連絡する県道。ただし、道自体は50m程度しかなく国道側に案内標識がないどころかそもそもこの県道を示す六角形すらない。そもそも大半の人間はこの道がある事自体知らないと思われ、中央線利用客ですら認知していないと思われる。

 

【県道524号:欠番】

1994年に県道35号四日市場上野原線が主要地方道に昇格し、欠番となった。

 

【県道525号:府中相模原線】

起点:府中市役所前交差点

終点:相模原市緑区橋本陸橋

全長:18km

神奈川県区間:相模原市緑区両国橋→終点(延長800m)

愛称:東京環状(国道16号との重複区間)

 

東京都内では4車線の都道20号として主要地方道扱いとなっているが、神奈川県内では全区間が国道16号(旧道)との重複区間となっているため一般県道となっている。ただし、2015年に八王子バイパスが無料化されたため、今後は旧道が国道16号の指定を解除されて単独区間となる可能性が高い。その場合は神奈川県内でも主要地方道となり、県道20号として再指定するものと思われる。

 

【県道526~600号:欠番】

 

 


 

しかし、この番台は相模原市内どころか同じ区内(特に緑区)で完結する県道が多いっていうのがすごい。これが横浜・川崎だったら間違いなく市道止まりになると思われるけど(主要地方道に指定されてもいい道が県道にもなっていないのが多いため)。

 

600番台へつづく

 

※このブログは2014/10/18(土)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。