(A138)神奈川県道レビュー(300番台) | BLUEのブログ

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200番台にもどる

 

今日は神奈川県道レビューの続きで、300番台に関する内容を投稿します。

 

300番台は湘南地域のうち相模川以東を通る県道です。全体マップは下記のリンクを参照して下さい。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

【県道301号:大船停車場線】

起点:大船駅東口

終点:鎌倉市レイ・ウェル鎌倉入口交差点

全長:1.1km

 

大船駅と鎌倉街道をつなぐ2車線の県道。1998年に現行ルートとなり、県道203号と連続した道となっている。そのため、大船駅へ入る道では一番広いのでバスを中心に車が多く走りづらい。ただ、割と大船駅へ至る道が多いため全体の交通量は分散される傾向にある。

 

【県道302号:小袋谷藤沢線】

起点:鎌倉市小袋谷交差点

終点:藤沢橋交差点

全長:6km

愛称:鎌倉街道(戸部橋以東)

主な沿線:東海道線(大船~藤沢)

 

大船と藤沢をつなぐ道路で基本的に2車線であるが、山崎跨線橋を通るルートがバイパスとなっており4車線の区間も一部存在する。ただ、抜け道的なルートを辿る割には交通量が多くスムーズには走れないかもしれない。そのため、平たんな線路沿いの市道へ迂回する方が到着が早くなる場合もある。

 

【県道303号:鎌倉停車場線】

起点:鎌倉駅東口

終点:鎌倉駅入口交差点

全長:50m

 

 

わずか50mで完結する道であるが、ある意味で鎌倉を象徴する道ともいえる。小町通りの起点となっている上、若宮大路から鎌倉駅に入るには必ずこの道を通らなければならず、そのためか終点の交差点付近には起点方向にヘキサゴンが設置されている。

 

【県道304号:腰越大船線】

起点:鎌倉市腰越橋交差点

終点:鎌倉市大船三丁目交差点

全長:6km

主な沿線:湘南モノレール

 

 

大船から江ノ島へ行くための最短ルートを構成する2車線の県道で、鎌倉市内で完結かつ南北へ貫く数少ない抜け道である。ただし、湘南モノレール沿いの旧京急有料道路がバイパスとして使えるので、交通量が分散され走りやすい傾向にある。なお、勾配自体は柏尾川沿いを通るこの県道の方が緩い。

 

【県道305号:江の島線】

起点:藤沢市江ノ島

終点:藤沢市江の島入口交差点

全長:1.2km

 

 

全線の半分を占める江ノ島大橋はまさに湘南の象徴といえる道路で、江ノ島へ入るためには必ずこの道を進まなくてはならない。重要度だけなら十分主要地方道級であり、季節問わず往来が非常に多い。なお、車道だけでなく江ノ島神社へ入る歩道も県道指定されている。

 

【県道306号:藤沢停車場線】

起点:藤沢駅北口

終点:藤沢市遊行ロータリー交差点

全長:300m

 

終点から起点方向しか進めない一方通行県道。タイル張りで商店街のような感じの佇まいであり、どちらかと言えば歩行者に特化した道路となっている。

 

【県道307号:辻堂停車場羽鳥線】

起点:辻堂駅北口

終点:藤沢市城南交差点

全長:1.5km

 

辻堂駅と国道1号を結ぶ県道で、1989年までは県道308号と一体とされていた。しかし、全線に渡ってセンターラインがなく、さらに代替ルートとして慶応湘南藤沢キャンパス(通称SFC)へ抜けていく4車線の市道がある事もあり、もはや県道としての役目を終えていると言ってもよい。いや、県道というよりもはや生活道路レベルであり、ある意味で「険道」よりも扱いは悪い。

 

【県道308号:辻堂停車場辻堂線】

起点:辻堂駅北口

終点:藤沢市浜見山交番前交差点

全長:2km

愛称:以下の通り

  • 中央けやき通り(起点~辻堂神台入口交差点)
  • 湘南辻堂地下道(辻堂神台入口交差点~湘南辻堂地下道南口交差点)
  • 昭和通り(湘南辻堂地下道南口交差点~終点)


辻堂駅と国道134号を結ぶ県道。ここで注意して欲しいのは、起点が辻堂駅の南口ではなく北口である事。そう、トンネルで東海道線をアンダーパスしてから国道134号へ行くのである。全線が平坦な2車線道路で、途中「SLAM DUNK」の海南のモデルとなった湘南工科大学の前を通過する。

 

【県道309号:茅ヶ崎停車場線】

起点:茅ヶ崎駅北口

終点:茅ヶ崎駅前交差点

全長:200m

愛称:茅ヶ崎中央通り

 

茅ヶ崎駅と国道1号を連絡するわずか200m弱の道路。道自体は県道45号線と連続しており、事実上一本の2車線道路として構成されている。さすがに駅前なので大小問わず店の数が多い。

 

【県道310号:茅ヶ崎停車場茅ヶ崎線】

起点:茅ヶ崎駅南口

終点:茅ヶ崎駅南口入口交差点

全長:1.2km

愛称:雄三通り

 

茅ヶ崎駅と国道134号を結ぶ平たんな2車線道路。かつては「東海岸通り」と呼ばれていたが、茅ヶ崎市が独断で「雄三通り」に変更したため市民の反発が非常に大きかったという(もちろん「雄三」とは加山雄三の事)。晴天の日になると海水浴などのレジャー客が多くなる。

 

【県道311号:鎌倉葉山線】

起点:鎌倉市長谷観音前交差点

終点:三浦郡葉山町南郷トンネル入口交差点

全長:8km

愛称:以下の通り

  • 由比ヶ浜大通り(起点~下馬交差点)
  • 逗葉新道(長柄交差点~終点)

主な沿線:以下の通り

  • 江ノ電(長谷~鎌倉)
  • 横須賀線(鎌倉~逗子)

 

長柄交差点より北は国道134号の旧道、東は逗葉新道の無料開放区間で構成される2車線の県道。整備状態は悪くないが鎌倉・逗子の市街地を直接連絡する道であるため非常に交通量が多く渋滞も頻発する。鎌倉・逗子の市境にある小坪隧道は「お化けトンネル」と呼ばれ、夏の夜に通るには多少リスクが必要かもしれない。

 

【県道312号:田谷藤沢線】

起点:横浜市栄区田谷交差点

終点:藤沢市川名交差点

全長:5km

 

全長5kmと書いてあるがこれは現開通区間であり、実際の終点は国道134号の鵠沼海岸となり川名交差点以南が未開通である。起点も将来的には上永谷駅へ移され、2020年には圏央道の栄ICと接続する(路線名も「横浜藤沢線」に変更される)。最終的には14kmの幹線道路となり、全線開通後は主要地方道に昇格する可能性がある。関谷ICを境に西が4車線、東が暫定2車線で現在拡張工事中。横浜市内は完成6車線の予定。

 

【県道313号~400号:欠番】

静岡県道337号仙石原新田線は神奈川県内にも入るが、神奈川県内では337→738へ番号が変わる。

 


 

30番台が少ない割に300番台は多い。しかし、駅へ向かうだけの道も多い。ただ、その駅が鎌倉・大船・藤沢・辻堂・茅ヶ崎とかなり広く知られたターミナルだし、これで駅レビューを書こうと思えば十分な内容のものが書けるんだよな…。

 

400番台へつづく

 

※このブログは2014/9/11(木)にYahoo!ブログで投稿した内容を修正したものです。