(N053)東京メトロ日比谷線 | BLUEのブログ

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スケールのでかいオレの投稿

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今日投稿する内容は18m3ドア車⇒20m4ドア車への交換が進められた東京メトロ日比谷線についてです。

 

 

日比谷線は北千住から上野・秋葉原・銀座・六本木・恵比寿といった繁華街を経由して中目黒まで行く路線です。終点の中目黒駅では東急東横線と同一ホームでの乗り換えが可能。優等列車はなく、全て各駅停車で走ります。路線データは次の通りです。

 

【路線データ】

 

【他社乗り入れ路線】

(東武鉄道)

  •  TS  東武スカイツリーライン
  •  TI  伊勢崎線(東武動物公園~久喜)
  •  TN  日光線(東武動物公園~南栗橋)

【全体マップ下矢印

 

車両基地は南千住と竹ノ塚にありますが、検査の際は半蔵門線と同様に東急田園都市線の鷺沼まで回送します。そのため、13000系が東急線内に入線する事もあります。

 

他社路線の乗り入れは北千住以北は東武スカイツリーラインに入り、普通電車として東武動物公園まで直通します。なお、北千住駅のホームは3Fにありますが、かつては浅草方面行きと同じホームであり、日常的に直通への乗り換え客でごった返し、ラッシュ時は地獄絵図となっていたそうです(現在のイメージだと武蔵小杉駅や溝の口駅が近い感じ)。

 


 

各区間の開通年は次の通りです。

 

  • 東武スカイツリーラインとは1962年から直通運転を開始している。
  • 2013年まで中目黒以南は東急東横線の菊名まで直通運転していた。しかし、副都心線直通開始と引き換えに日比谷線直通が消滅。過去に他社路線との直通運転を取りやめたケースは1992年の新京成線北総線がある。

当然ですが、日比谷線は今後の延伸予定はありません。個人的には中目黒以南は駒沢通り沿いを通って二子玉川駅まで延ばして東急田園都市線のバイパス線となって欲しいのですが…。

 

 

  車両

 

現在の車両は次の通り(乗り入れ車両含む)。随時更新予定。

 

【7両編成

(東京メトロ)

13000系:44本

(東武)

70000型:18本、70090型:6本

  • 本数は2023/10/1(日)現在。
  • 運用記号は東京メトロが「S」、東武が「T」、東急が「K」。
  • かつては東急1000系の一部も北千住まで入線していた。
  • 13000系と東武70000系は近畿車輛での共通設計。
  • 13000系は車内BGMも流れるスグレモノ(東武70000系にはない)。
  • 東武70090型はL/Cカーで、主に「THライナー」に充当される。

これまで日比谷線は18m車を採用しており、乗り入れ先に20m車が走っているため運用は限定されました。ダイヤが乱れた時は当然日比谷線直通を取りやめるのですが、その際には東横線の渋谷駅で折り返していた時もありました。

 

2017年以降になって、全編成20m車に置き換える作業が実施されました。これによって03系は全車廃車が実施されましたが、一部は熊本電鉄などへ転属する編成も登場しています。東武20000系列に関しては一部を改造してローカル運用(南栗橋以北が中心)へ転用されています。

 

その後は2024年までに全駅にてホームドアを設置する予定となっております。20m4ドア車であれば東横線のホームドアにも対応できるため、わずかですが臨時電車として乗り入れる可能性はあるかもしれません。

 

  ダイヤ

 

基本的には中目黒を起点にして、北千住発着と東武スカイツリーライン直通が交互に来る感じとなります。

 

東武線内では現状だと実質的な東武線各駅停車であり(一部では東武日比谷線と揶揄されている)、JRの中央・総武線常磐線千代田線直通)と同じ性格を持ちます。ちなみに、東武の急行線は主に半蔵門線直通が通っています。

 

かつて北千住発着の一部は東急東横線の菊名まで入線していました。日比谷線直通を取りやめた後もしばらくは東横線では菊名発着が残っていましたが、現在はほとんどが相鉄線直通に振り替えられました。

 

【日中ダイヤ】

  • 5分間隔(12本/時)で、全て中目黒発着。
  • 東武線直通は東武動物公園発着が4本、北春日部発着が2本。

【朝ラッシュ時】

一部は車庫のある竹ノ塚発着の出入庫運用があります。

 

上り:最大26本/時(東武線直通が18本)

  • THライナーが恵比寿行き、各駅停車のうち3本が六本木行きとなっている。

下り:最大24本/時(東武線直通が14本)

  • 8時台以降に南千住行きの設定がある。

【夕方~夜】

平均で15~23本/時程度で、下りの方が若干本数が多いです。なお、下り1本/時が有料のTHライナーとなります。

 

  種別・所要時間

 

2020年には有料座席指定サービス「THライナー」が運転開始しました。THライナーの運賃と停車駅は次の通りです。

 

【停車駅】

 

【料金】

※上り方面から見た料金を記載。

  • 霞ヶ関以東は指定券持参のみ乗降可能とされ、上りは降車のみ、下りは乗車のみの扱いとなる。
  • 恵比寿~霞ヶ関は上りのみの運転で、この間のみ自由に乗降できるようになる。
  • 本数は上り2本・下り5本で、平日と休日で運転時間が異なる。

ただし、THライナーはコロナ第1波の直後にスタートしたためかあまり利用状況が良くないようで、3年が経過した現在でもガラガラの状態が続いているとの噂があります。トイレが付いていないのがネックとは言え、東急の「Qシート」みたいなサービスだったらまた違っていたかもしれませんが…。

 


 

中目黒~北千住の所要時間は45分です(運賃260円)。ちなみに、副都心線千代田線(明治神宮前乗り換え)及び東急東横線半蔵門線(渋谷乗り換え)で行くと40分前後となります。

 

※2023年10月1日更新

 

【各区間の所要時間】

 

【もし間違えたらマズいだろうシリーズ】

※所要時間が短い順に並べ替えてある。

 


 

今日はこれで終わります。それにしても、日比谷(有楽町)~秋葉原の中間駅は、山手線が2つで日比谷線は7つだというのに何であんなに利用者が多いんだ!?遠回りで激混みでカーブばっかで超おせーのに何でだろーねー。

 

つづく