いよいよ10連休も終わり、明日から仕事です。
そんな連休最後の日の夜中にブログの更新。
GW中にやった久しぶりの車いじりです。
5月4、5日にかけて色々と。
その中の一番の目的だったラジエターの交換作業の様子になります。
1月の車検の時に、アッパータンクにクラックが出始めたので、そろそろ交換した方が良いと言わてました。なので、今回の長期連休にやろうと計画していた次第です。
ラジエターはエンジンを冷却するクーラント(冷却水)を冷やす役目をしています。
ちょうど写真の真ん中辺にある細長い部品です。青いホースがつながっているヤツ。
こんな感じで、白いクラックが。あっ、白い〇は成型時の跡ですねw
車をジャッキアップして、ラジエターの下にあるドレンプラグをぬるめて、クーラントを抜きます。
全部、抜けるまでは、それなりに時間がかかるので、その間にラジエターを取り外す準備をします。
邪魔になるエアークリーナーボックスを取り外します。
ちょっと、汚れすぎ(苦笑
最近、特に冬場にエンジン始動時にベルトが滑る(ギャンって鳴く)ので、その時の削れカス?が付着しているみたい。
電動ファンのコネクタを外します。これは助手席側。
同じく電動ファンのコネクタを外します。こちらは運転席側です。
助手席側の下に方にあるサーモスイッチのコネクタも外します。
そうこうしているうちに、クーラントも抜けます。
クーラントが抜けた事を確認したら、ラジエターのアッパーホースを外します。
これで、ラジエターにつながっている配線、ホース類が全て外れた事になります。
フレームに固定してあるボルトを緩めて、ラジエターを固定しているステーを外します。左右の2か所。
これで、ラジエターが完全にフリーになるので、上に引っ張り上げれば、ラジエターが取り外せます。
取り外したラジエター。
アッパータンクのクラック。まだ、表面だけだとは思いますが、結構、来ていますねぇ~
ちなみに純正のラジエターコアの厚みは15~16㎜くらいですかね。
交換するラジエターは純正タイプで、コアを厚みを増したものにしました。
確かに厚みが違いますね。これで、お値段は19,800円也なんで。
S2000になると、社外品のラジエターだけどもピンキリでありますけどね。
まぁ、サーキットとか走る訳じゃないんで、コア厚み50㎜なんかは必要ないかと。
いや、冬場のオーバークール―に悩まされることになるのは目に見えているし、わずかとは言え、フロントオーバーハングの重量をあまり増やしたくないって思った次第です。
ただ、夏場は信号待ちなどで、水温は90℃になる(ローテンプサーモスタットには交換済み)し、走行中も83~85℃とかにもなるので、もうちょっとだけ水温下げたいかなぁ~と。
さて、外したラジエターに付いているサーモスイッチ、電動ファン2つを新しいラジエターに移植します。
まずは、サーモスイッチ、24㎜のメガネレンチがベターですね。普通のレンチセットだと、中々24㎜まではないですけど・・・
新しいラジエターには、メクラキャップが付いているので、外してそこに取り付けます。
電動ファンも移植します。助手席側は上2か所、下1ヶ所の3本のボルトで付いています。
まぁ、付くようにしか付かないので、間違えようがありませんけどww
運転席側も。下側は突起を差し込むだけ、上2か所のボルトで固定してあります。
後はラジエターを支えているゴムの部品ですが・・・
年式も年式なので、新調することにしました。
品名は、クッション,ラジエターマウンティングロアー、品番は写真のとおり。
この手の純正部品が、品番さえ分かれば、モノタロウで通販で買えてしまうという・・・
いい時代になったもんだわ(笑)
ちなみに品番は、このサイトで調べています。自動車部品検索サイト https://partsfan.com/
当然、アッパー側のゴム部品も交換しました。
品名は、クッション,ラジエターマウンティングアッパー、品番は写真を参照してください。
で、忘れちゃいけないのが、これ。ラジエターとフレームの間をふさぐものです。
品名は、シール,ラジエターアッパー。品番は↓
ようは、隙間テープみたいなもんです。ただ、貼り付けるため付いている両面テープが違う感じかな。
やはり、かなり高温になる部分に張り付けるので、純正品が安心でしょう。
新しいラジエターを元の場所に入れて、アッパーのシールを貼り付けます。
ステーを取り付けて、固定します。
ロア、アッパーホースをはめ込みます。
2か所ある電動ファンのコネクタをはめます。
ここからが面倒くさい作業になります。
まずは、普通の水道水を入れて、
電動ファンが2回ほど回るまで、暖機運転します。
当然、ヒーターは最強にしておきます。
新品のラジエター内を洗うのと、エンジンやヒーター関係の経路に残っている古いクーラントを洗い流すためです。
電動ファンが回ったのを確認したら、エンジンを切って水温が下がるまで、休憩でもしましょう。
さすがに、80℃ちかい熱水を抜くのは危ないので。
ある程度、水温が下がったら、水を抜きます。
どうも、ドレンに位置が少し違うようでした(苦笑
それは、まぁ、ヨシとしますww
この作業を3回ほど、繰り返します。水の色がほぼ透明になるまで。
水を抜き終わったら、新しいクーラントを入れてエア抜きをします。
エア抜きの写真は撮り忘れましたwww
F20Cはエアが抜けにくいですね。
リザーブタンクにクーラントを満たして作業は終了。
辺りを一回りしてくると、たぶんリザーブタンクのクーラントの量が減って(エアが更に抜ける)いると思うので、クーラントを足しておきます。
以上で、ラジエター交換作業は終了です。
お疲れ様でした。
あくまでもオウンリスクにてお願いします。
今回のラジエターの交換だが、作業の方法、人選は全て君に任せる。