夏場対策…その2 | taka@GH-AP1のグラとS2000とPerfumeと

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アラ還おじさんが名古屋グランパスとS2000とPerfumeをメインに仕事の愚痴、日々の出来事などを交えて、思いつくままに書き綴っていきます。

後半の始まりです。パチパチパチ(・・||||r


インテークマニホールドのヒートインシュレーター取り付けの続きです。



え~と、どこまでいきましったけ?


あっ、インマニステーを取り外したところまででしたね・・・前編



後は、インマニを固定しているボルトの位置を確認して工具を入れる向きを考えて行きます。


takaのグラ★★★とS2000とPerfumeと

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上側の両端のナットは、メガネレンチで何とかなります。



間のボルトは、


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インジェクターへガソリンを送っている経路の下からエクステンションバーを使えばラチェットレンチで何とか緩める事ができる。



問題は下側のボルト。


一番奥は、


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手前の白いコネクタ(たぶん、水温センサー)を外せば、エクステンションで、何とか行ける。


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前側は、オートテンショナーが邪魔で・・・


写真は取り付け後のものです(撮り忘れたので)。


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そう言う訳でテンショナーも撤去します。


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確か、横からエンジンブロックにボルト締めされていたと思います。


写真、撮り忘れました。ここも14mmのレンチでOKした。




変なところに配管が共締めされているので要注意です。


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配管類も外して、テンショナーを撤去します。


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テンショナーを外すと、


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インマニを止めている下側のボルトの内、手前の2本が外せるようになります。




で、オルタ、テンショナーを撤去するとロアホースの取り付け部が見えて来るので、その周辺のホースも外して置きます。


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純正のオイルクーラーへの配管も邪魔なので、固定ボルトを緩めてエキマニ側に避けておきます。


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一番奥にあるアイシング防止経路のホースが嵌っていた部分に付属のシリコンキャップをはめ込みます。


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圧がかかるので、必ずホースバンドをしておきます。


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一番、厄介なのが下側の奥から2本目と3本目のボルト。



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奥のボルトに露出を合わせているので、写真は白飛びしています。


アッパーホースは外した方が作業しやすいのですが、エンジンヘッド側のクリップバンドがずらせなくって、諦めました。ラジエター側だけでも外して下へ押し下げて工具を入れます。



各気筒のマニホールドの下にあるので、気合と根性でwww



まぁ、エクステンションとユニバーサルジョイントを組み合わせてラチェットで緩めます。


サイズは10mmですが、場所が悪いんで、力が掛けにくいです。



で、全般的に作業で役に立ったのは、以前購入したジオン製ソケット。



ソケットレンチのコマで、六角なんで位置合わせは苦労しますが、一度、食いつかせれば、キッチリと仕事をしてくれます。


ユニバーサルジョイントを使うとトルクをかけにくいんですが、このソケットはイイですねぇ。


改めて、買って良かったと思います。



兎に角、手持ちの工具を駆使して、インマニを固定しているナット、ボルトを緩めて外します。


上側の両端がスタッドボルトになっているので、全部外してもインマニが落ちる事はありません。





あっ、大事な事を忘れてました。


インマニを外すにあたって、燃料系のラインを外す必要があります。



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インジェクターへの燃料経路の中央にあるプラスチックの蓋の付いた部分になります。



この蓋の下にあるナット部分を緩めると燃料パイプを外す事ができます。


で、ここで注意!!


はい!! 大事な事ですよぉ。試験に出ますからねぇ(無い無いww)


必ず、給油口のキャップを緩めて燃料タンク内の圧を抜いておく事!!


でないと、ナットを緩めた瞬間に、一気にガソリンが漏れ出します。


マジで、危険ですから。これ、体験談です。



それから、燃料パイプを外したら、給油口は緩めたままに。


キャップを閉めると気温上昇でタンク内圧が上がり、またガソリンが漏れますので。



ちなみに、燃料パイプのナットを緩めるには、


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写真、撮り忘れてので再現フィルムにてwww


今回は、合うレンチがなかったので、モンキーにて代用しました。


サイズは、どうやら22mmのようです。


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これで、インマニが外せる・・・


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はずでしたが、


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全摘出は出来ず。まだ、配線かホースが癒着いたようですwww


取り敢えずは、インマニがスタッドボルトから抜ければ、残りの作業はできるのでそのまま続行。




純正のスタッドボルトを抜き取り、付属のロングスタッドボルトに交換します。


本来は、専用工具があるんですが、手元にはそんなものはありません。



そんな訳で、ダブルナットの原理を使って抜き取ります。


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外したナット2つをスタッドボルトにねじ込んで、2つのナット同士を締め付けます。


内側のナットを緩める方向に回せば、スタッドボルトを緩める事ができます。


写真はスパナを使っていますが、ここの意外と固いのでメガネレンチを通して緩めました。



外したスタッドボルト。


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外したボルト、ナットとメタルガスケット。


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下側がボルト5本、上側がスタッドボルト2本にナット2個が両端、内側に3本のボルト。


再利用するのは、ナット2個とボルト8本になります。



今回は、この後でとある作業も行っています。それはまたの機会に。





で、逆の手順で、付属のスタッドボルトをねじ込みます。


ネジの短い方がヘッド側になります。


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インシュレーターの厚み分だけ、長くされたスタッドボルト。



スタッドボルトを取り付けたら、ヒートインシュレーターを組み込みます。


写真のようにインシュレーターを純正のメタルガスケットで挟んでスタッドボルトに差し込みます。


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インシュレーターとガスケットを差し込んだら、インマニをスタッドボルトに差し込みます。


後は、外した時の逆の手順で、ナット、ボルトを締め付けて行きます。



手が入らない場所は、こんな感じで、


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ソケットにボルトを差し込んでガムテで、軽く止めて落ちないように。


エクステンションバーを使ってネジ穴にねじ込みます。



このあたりは、作業に集中していて写真は撮り忘れました(汗



インマニを止めるナット、ボルトはそれぞれを少しずつ均等に締め付けて行きます。


決して、1ヶ所を一気に締め付けないように!!



本来ならトルクレンチを使うべきでしょうが、とてもトルクレンチが入るスペースはありません。


仕事でも機械をいじった事はありますが、トルクレンチは使った事はなく、手ルクレンチで何とかしてきましたww



インマニが固定できたら、後は外したパーツを組み付けて行くだけです。


まず、ロアホース周辺のホースを忘れずに、戻しておきましょう。




テンショナーを元に戻して、


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インマニを支えるステーを取り付けますが、ここで付属のスペーサーを使います。


エンジンブロック側にスペーサーを挟んで、ステーを取り付けます。


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エンジンブロック側を止めたら、


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インマニ側を締め付けます。


奥にあった配線クリップ、配管用のクリップをはめるのを忘れないように。


兎に角、戻しもひたすら地道な作業が続きます。




2日目の作業も、このあたりで日没サスペンデッドになりました。


2日間と言っても、共に午後からで暑さのため、連続で作業できるのは1時間程度でしたね。


途中で、エアコンの効いた部屋で休憩を挟みながらです。



残りは、定時ダッシュで、暗くなるまでの1時間弱で、コツコツと(笑)




作業の方は、オルタネーターの取り付けになります。


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後ろの配線とコネクタをつなぐのも忘れずに。


外した時と同じ要領で、ベルトを戻して置きます。


ベルトのかけ方は、外す前の状態を写真に撮って置けば、迷うことはありません。




で、車の下にもぐって、後ろ側のインマニステーを固定します。


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ここにも付属のスペーサーを入れて、インシュレーターの厚み分を合わせます。


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この時、上側は仮締めしておきます。


でないと、位置がずれたりして、と悲惨な目に合いますよ。


インマニが固定できたら、燃料経路のパイプを戻します。


更に、外した配線類を元どおりにつないで行きます。


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配線は届く位置のコネクタをはめていけば、間違える事はないと思います。



今回、バラしたついでにオイルキャッチタンクを付けた時に撤去したブローバイ配管の代わりにつないだビニールホースも、ゴムホースへ交換しました。


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ゴムホースに変えた2次エアのソレノイドバルブから伸びる配管です。


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多少、純正っぽくなったかなww



後は、エアクリーナーボックスを取り付けて、インテークパイプを戻せば、ほぼ完了。


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で、ブローバイガスの配管を戻して、バッテリーをつなげて組み付け作業は終了です。



ヒートインシュレーター取り付け後です。僅かに見えているオレンジ色がそれ。


言わなければ、まず気づかないでしょうね。


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ちなみに、


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アイシング防止のクーラント経路の上側も、付属のシリコンキャップで塞ぎます。



ただ、今回はちょっと別の方法を取ったので・・・



バッテリーまで繋ぎ終わったら、配線やホースのつなぎ忘れがないかを再確認します。




最後にクーラント液を入れて、エア抜きをします。


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DIYでは、定番のペットボトルの底を切ったものを漏斗かわりにwww


今回は、抜いたクーラントを再利用しました。


で、溢れる分を考えて、2Lほど補充用を用意して置きました。




ペットボトルはラジエターの口にビニテで、しっかりと固定します。


取っておいたクーラント液をペットボトル漏斗に入れて行きます。


漏斗から入らなくなったら、エンジンをかけてクーラントを循環させます。



漏斗から減った分を継ぎ足して行きます。


エンジンヘッドにあるブリーザーバルブを緩めてエア抜きをします。


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ブリーザーバルブは写真の位置です。緩めると始めに泡が出てくると思います。


それが、エアが抜けている状態です。


写真で、ブリーザーバルブの手前に怪しげなホースがつがなっているのは、取り敢えず無視して下さい(笑)



室内側では、ヒーターを最強にしてヒーター回路にも、クーラントが循環するようにします。


しかし、このF20Cと言うエンジンはエアが抜けにくいですね。



ブリーザーからクーラントが漏れてきたら、締めます。


ヒーターもオン、オフを繰り返します。温風が出てくるまで、意外と時間が掛かりました。


水温は上がっても、エアをかんでいるのか、中々温風が出てこなかったりと・・・




ある程度、エア抜きが終わったらラジエターのキャップを閉めて、リザーブタンクのMAXラインより、少し多めにクーラント液を足して、近所を走り回って来ます。


多分、リザーブタンクの液面は下がっていると思います。


下がった分だけ、補充します。


これを何回か繰り返します。後、液漏れがないか、車の下をチェックする事も忘れずに。


しばらくは、走ったらボンネットを開けて、リザーブタンクの液量をチェックします。




これで、ようやく全作業の完了となります。




作業自体には、難しいところはありませんし、特殊工具はホースリムーバーくらい。


ただただ、面倒くさいだけですね。


後は、固く締まったボルト類をどう緩めるか・・・




はっきり言って、DIYでやるのは、あまりお勧めしませんねぇ。


やるなら、夏前の涼しい時期に(笑)




では、気になる効果です。


はっきりと変わります。


インフォメーターに表示される吸気温度は10度ほど下がります。


たかが10度ですが、センサーは純正位置での10度なので、大きいかと。



後は、これまでは一旦、上がると中々下がらなかった吸気温が下がりやすくなりましたね。


特にアクセル開度が大きくなればなるほど、てきめんに吸気温は下がります。



筆者はサーキットは走りませんが、町乗りよりもサーキットのようなところの方が効果を体感できるパーツではないかと思います。





例によって、


これを参考にされる方は、


あくまでもオウンリスクにてお願いします。


燃料経路を取り外すので危険が伴います。



今回のヒートインシュレーターの取り付け方だが、作業の方法、人選は全て君に任せる。例によって、君、もしくは君の友人が怪我、あるいは車を壊しても当局は一切関知しないから、そのつもりで。成功を祈る。