今回は、車いじりの話になります。
ひたすら、作業内容が続きますので、興味のない方はスルーでw
幌の張替えから戻ってきた8月3、4日+αでの作業になりました。
今回のメニューは、こちら。
ヒートインシュレーターです。
インテークマニホールドとエンジンヘッドの間に挟み込み、インマニの温度上昇を抑えると言うもの。
RFY(RACING FACTORY YAMAMOTO)さんのキットを使用。
キットの内容はベークライト製のインシュレーター本体が1枚、交換用スタッドボルト2本、ステーのスペーサー3枚、シリコンキャップ2個。
このキットはヒートインシュレーターを挟み込むと同時に、スロットルボディーとRACV(アイドリングコントロールユニット)のアイシング防止のクーラント経路を殺す仕様になっています。
そのため、メクラ蓋用のシリコンキャップが2個付いている訳です。
後、純正のメタルガスケット2枚が必要になります。
ヒートインシュレーターにはシール性がないので、ガスケット2枚で挟むようにして使用します。
で、付属の取り付け説明書。
この1枚だけwww いや、写真の状態にまでするのが大変なんですが。
まずは、電装系の各コネクタを外す事と、作業の邪魔になるのでバッテリーを外します。
バッテリーを固定してるステーのナットを緩めます。
ステーの下側がフック形状になっているので、
フック部をベースの長穴に合わせると抜けます。
バッテリーを取り外したら、車をジャッキアップして4ヶ所にリジットラックをかけて上げておきます。
1ヶ所、下からでないとアクセルできないボルトがあるので。
それに、少し車を上げておいた方が、前かがみになる角度が減って、腰への負担が軽減しますね。
まぁ、今回はクーラントを抜くのにバケツで受けるためにも、上げる必要があったんですが。
で、始めにクーラントを抜きます。これ、意外と時間がかかるんで。
車の下に潜って、ラジエター部分を見ると、白いコックがあります。
このコックを緩めると、クーラントが流れ出てきます。
抜けやすいように、ラジエターキャップは外しておきます。
邪魔なブローバイガスのホースを撤去します。
オイルキャッチタンクを付ける時にブローバイガスの経路を変更してあったので楽でした。
インテークパイプを外します。スロットルに止めているホースバンドを緩めます。
あっ、その前にエアクリーナーの蓋も外して置くように。
AP1なので、インテークパイプに繋がってるホースを外します。
この作業で、必須の道具がホースリムーバー。
殆どのホースが固着しているので、これがないと苦労すると思いますね。
インテークパイプを撤去します。
インテークパイプを撤去したら、エアクリーナーボックスも撤去します。
エアクリーナーボックスの取り外し方は、こちらの記事
で。
スロットル内部を見てみると、
きちゃないっす・・・・・・
バタフライの裏側に至っては、
長年、ブローバイガスにさらされた結果かなぁ。。。
次は、ビッグスロ(ry いや、何でもない。
え~、作業の続きです。
兎に角、インマニ周りの電装系を片っ端から外して行きます。
特にマーキングとかしなくても、届く位置にしか繋がらないのOKです。
インジェクター周り。
スロットル周りも、コネクタはロックの爪を確認して爪を広げるようにつまんで引き抜けばOK。
後は、こう言った配線を止めているクリップも忘れずに。
後ろが見えていれば、ラジオペンチなどでつまんで押し出せば抜けます。
そうでないところは、内装剥がしで、こじる事になりますが、筆者のGH-AP1のように年式が古くなると、間違いなくプラスチックが劣化しているので、折らないように注意。実際に1ヶ所折れた(泣
多方の配線を外したところ。配線は邪魔にならないようにエキマニ側へ。
このあたりまで、作業をしていると、
クーラントがほぼ抜けます。7Lのバケツ一杯に。
この時、忘れずにラジエターのコックを閉めて置く事。
後でと思っていると忘れる可能性大ですww
スロットルワイヤーを外します。
元の位置に戻せるようにマーキング。
緩んだワイヤーを引っ張って、切り欠き部からストッパーを抜けば外れます。
ワイヤー本体は、
写真、左側のナットを目一杯、先端側までずらすと、ネジが切ってない部分から横に外せます。
更に更に、インマニにつながっているホース類も外して行きます。
インマニを外すのに邪魔なものは、できるだけ外して行く。
手前側のインマニステーを外すために、オルタネーターを取り外す。
まず、ベルトを外す。オートテンショナーのボルトに14mmのレンチをかけて、
下に押し下げると、
ベルトの張りが緩むので、すかさずベルトを取り外す。
オルタネーターは、2本のボルトと、後ろの配線、コネクタを外して撤去。
2本のボルトは14mmのレンチでOKです。
が、これがメチャメチャ固くって・・・
レンチの柄に長いパイプを差し込んで延長して、何とか外せました。
その前に、オルタの後ろにある配線を止めているナットを緩めて配線を外します。
10mmのソケット、エクステンション、ラチェットレンチで地道にwww
写真では、ホースに隠れていますが緑色のコネクタがあるんで、それも外します。
ボルトを引き抜いたら、オルタネーターを上に引き上げるようにして取り出します。
オルタを鉄橋した状態。
外したオルタネーター。
ナットやボルトはオルタネーターのネジ、穴にはめておくとなくさないし、どこのボルトかも後でわかるので、お勧めです。
これで、インマニの前側のステーにアクセスできます。
エンジンブロック側に2本、インマニ側に2本のボルトで止まっています。
これも14mmのレンチでOK、ここも固いです・・・
で、奥に配線クリップと配管クリップが止まっていますので、忘れずに外す事。
まぁ、外さないとステーが取り出せませんが。
インマニを支えるステーは奥にもう1本あります。
写真のボルトが上側。
こいつを緩めるのに、ヒーターホースが邪魔になるので、これも外しちゃいます。
後々、インマニを固定しているボルトを外すのにも邪魔になりますから。
ヒーターの温度を調整する弁につながるワイヤーを外して、奥につながっているホースを抜きます。
上のボルトを外したら、次は下です。
ここは唯一、車の下に潜らないと作業できない場所にあります。
このボルトを外せば、ステーがフリーになります。
こいつもメチャ固かったですね。
大体、このあたりで1日目が日没サスペンデッドになりました。
兎に角、どこに何が止めてあるのかを確認して、取り外していく。
の繰り返し。地味な作業です。
後は、固く締まったボルトとの格闘ですね。
それから、暑さとの戦いwww
後半は、マジで手足がツリましたから(痛
工具を強く握った手が固まって開かないなんて事もねぇ。
半ば、熱中症になりかけました、本当に。
この真夏の炎天下、昼飯後から始めたのは、間違いですwww
その1は、このあたりで。。。。
後半に続く・・・・・・・・