CM②が終わったところで、昨日の続きです。笑゛
まぁ、取り付けと言っても配線をつなぐだけの簡単な作業です。
が、非常に面倒くさいのが、この手の電子部品。
まず、本体をどこに取り付けるか、配線をどう取り回すかが悩みどころな訳で。
取り敢えずは、ガムテで仮止め。
S2000の場合、故障診断コネクタ(OBD)は助手席側のインパネ下に。
余った配線などは・・・
助手席側のインパネ下のカバーを外して、その中に収めようかと。
ハイ、S2000にはグローブボックスなる装備はありませんwww
まずは、電源となるAAC電源を運転席側のヒューズボックスから取る。
ボンネットオープナー下にあるヒューズ一覧からACC電源を探す。
10A ACCソケットがそれ。実際のヒューズボックスはインパネの下に。
赤丸の部分の10Aのヒューズを抜き、電源取り出しハーネスが付いたヒューズに差し替える。
後は、昨日アップした延長コードをつないでセンターコンソールの後ろを回して助手席側にまで持っていく。
さて、今回一番手間取ったのは、油温、油圧のハーネスを車内に引き込むところ。
以前、アンサーバックのブザー位置を変更
した時に、ハーネスを通したところを今回も利用しようと。
しかし、ブザーのハーネスに比べるとねぇ・・・
小型化されているとは言え、先端にはコネクタがあり、ハーネス自体も5mmくらいの太さがある。
針金にビニテでしっかりと固定して、そのビニテもなるべくなめらかなテーパーになるようにして室内に引き込む。
この時、ビニテを巻いたところに油を少々塗って滑りを良くした。
2本目の引き込みが完了したところ。
で、何とか2本のハーネスを通す事には成功したが・・・
実は、この時に痛恨のミスをしていた。
油温、油圧の2本のハーネスだが、油温は2本線、油圧は3本線。当然、コネクタの大きさもハーネスの太さも油圧の方が大きくて太い。
この場合は、鉄則として太い方から通す。その方がスペースにゆとりがあるので。
が、間違って油温のハーネスから通してしまった。
その後、キッチキチになったスペースに油圧用のハーネスを通すのにかなり苦労する事に(汗
もし、同じ事をやられる方はご注意を。
エンジンルーム内には、必要最小限になるように、ハーネスを引き込んで置く。
念のため、2本のハーネスは配線チューブで保護して置いた。
これも、配線を通してからやると、結構キツいっす。この配線チューブが意外と固いので、ハーネスを押し込むのに力がいる。前かがみで、指先で押し込んでいると腰にくるねぇ~。
予め、被せておいて、後から1本ずつ、室内に引き込む方が楽かも。
ハーネスの保護が完了したら、オイルフィルターを外す。
この時に少しオイルが漏れるので下には何か受けるもの置いておく事。
フィルターを外したら、センサーを取り付けたアタッチメントをセンターボルトを使って締め付ける。
フィルターを取り付けて完了。今回はフィルターはそのまま再使用。
両手を使わないと作業できないので、途中の写真はありませんww
フィルターがちょっと変形したw オイルもだいぶ汚れているなぁ・・・
センサーの取り付けが終わったら、先に取り回したハーネスのコネクタに接続。
既存のハーネスに沿って、タイラップで固定。
室内までの取り回しも、なるべく既存のハーネスに沿わせる。
純正で、取り付けてある場所であれば、何かに干渉したり、熱の影響などを受けにくいはずなので。
これで、エンジンルーム内の作業は終わり。
再度、室内へ。
室内に引き込んだ油温、油圧のハーネスを電源と同様に助手席側へ通す。
オプションのアダプタに接続。
取り敢えず、仮配線が完了したところで、エンジンをかけて初期設定をして、動作確認。
本体の表示は、問題なし。合わせて、油温、油圧センサー、アタッチメントの取り付け部からのオイル漏れがないかをチェック。
本体の取り付け位置は、上の写真の位置に。
付属の両面テープを使って固定した。
本体からの配線は、これで固定するつもりだった。
ところが・・・
思ったよりもコードが太くて使えずorz
本体からのコードは、ガムテで仮止めしたままで、余った配線の処理を。
スパイラルチューブで束ねたり、丸めて配線テープで止めてインパネ内に押し込む。
油温、油圧用のアダプタは両面テープを使って、
インパネの裏側に固定した。
カバーを閉めると、意外とスッキリ。
本体からの配線は、結局のこんな感じで固定。
インパネ内を通そうかとも思ったが、取説によるとカーTVなどに影響が出るので配線は離すようにとの注意書きがあった・・・
意外とノイズが出るようで。
ちょっと、見てくれは悪いが、オーディオの後ろよりは、表の方がいいだろうと。
実際に、チューナーのFMでノイズが入った。付属のフェイライトコアでノイズ防止をして置いた。
今のところ、表示させているのは、水温、吸気温、インマニ圧、油温、油圧、バッテリー電圧の6つ。
最大で6項目の表示ができるので、その設定で。
通勤での使用感は・・・
見やすい位置にと思ったが、かえって目に付きすぎて注意散漫になるかなぁ。笑゛
取り付け位置は、また検討してみる。
油圧は、デジタル表示だと、変化が大きいのでチラついて、ちょっと見にくい。
後、実際に数値が分かると、あまり心臓に良くない事が分かったwww
S2000の吸気温は高めに出るとの情報はあったが、この時期で45~50℃を示していた。
夏場になったら・・・・・・・
水温は、58℃でメーター内の水温計の2目盛が点灯、78℃で3目盛め。
その後は、90℃を超えてもメーター内の水温計は動かず。
標準装備の水温計が、如何に役に立たないかがよ~く分かった。
まぁ、最近の車は警告灯だけだし・・・
それから、エンジンブレーキを使うと、吸気温がすぐに上がる。アイドリング時にも・・・
どうも、負圧になったインマニにブローバイガスが吸い込まれて吸気温を上げているようだ。
F20Cは、ブローバイガスの配管が2本、エンジンヘッドから出ている。
1本は、スロットルの前につながり、もう1本はPCV(逆止弁)を介してインマニにつながる。
そのPCV側のブローバイ配管が曲者らしいが。。。
う~ん、次はオイルキャッチタンクあたりか・・・