67年前の今日、1機のB-29爆撃機が広島上空に・・・
その機名はエノラ・ゲイ。
その胴体に収められたひとつの爆弾、コードネームはリトルボーイ。
ウラン型の原子爆弾が、広島に投下された日。
人類が悪魔に魂を売り渡した日・・・
しかし、今なお、その原爆使用は正当化されているのも事実である。
戦争終結を早め、より多くの犠牲者を出さなかったとして。
エノラ・ゲイは後にレストアされスミソニアン航空宇宙博物館に展示される事になった。
原爆の被害や歴史的背景と共に。
だが、アメリカの退役軍人の団体などから、強い抗議を受け、見送られてしまった。
今は、その機体のみがスミソニアンの別館に、厳重な警備の元、展示されている。
日本は、今でも中国から侵略国として敵視され、真偽が定かでない南京大虐殺を非難されている。
ドイツは、ナチスの犯した罪を二度と犯さないために、アウシュヴィッツ収容所を負の遺産として残している。
原爆投下は、それらと同等の大きな罪ではないのか。。。
ひとつの違いは戦勝国がやった事か、敗戦国がやった事かだけ。
正しい戦争なぞある訳はない。
正義のための戦争なぞある訳ない。
勝った者が正義を名乗る事ができるのみ。
そんな正義がまかり通るのが、今の世界か・・・
まぁ、戦争などと大げさな事を持ち出さなくても、強い方が正しいと言うのは、よくある話だが。
8月6日に、ふと思う・・・