家を出る時は、本格的は降り方のも、勘八駐車場に着く頃にはあがっていた
ただ、まだ雲は厚く垂れ込めていたので、念のためにポンチョと傘を持ってシャトルバスに乗り込む。
11時過ぎにトヨスタに到着。バックスタンド側のゲートより入場する・・・この方が、ファンクラブサービスのブースが近いので。ブースでマッチディーステッカーをもらって、ふと見ると得体の知れない物体がうごめいていた。
最近、流行のゆるキャラ。豊田市の稲武地区のキャラクターだそうで、名前を聞いたら「イナベリーちゃん」と言うことでした。モチーフはブルーベリーで、一応女の子とのこと。
この後、バックスタンド側のコンコースからゴール裏を通って、メインでを買うまでのいきさつは、「トヨスタなう」で書いたとおり。堪八駐車場を使いながら
買ったことは、この際無視して下さい(;^_^A
豊田市PRセレモニーとして松平わ太鼓演奏がありましたが、これまではメイン前で行っていたものが、ゴール裏前で行われました。時間帯と客の入り数を考えれば、妥当な選択かと・・・
さて、肝心の試合の方ですが、まずはスタメンから。
GKは楢崎、DFは隼磨、千代反田、増川、阿部
MFに直志、ダニルソン、マギヌンで、FWは、小川、ケネディ、玉田と言った布陣。
怪我の闘莉王に代わってDFに千代が、夢生の代わりは小川が入る4-3-3。
対するC大阪は4-2-3-1のフォーメーション・・・トップ下の3人がいやらしい存在だ。
珍しく、コートチェンジをしてキックオフに。。。
試合が始まって見ると名古屋も、アンカーにダニルソンと直志の2枚を置いて、マギヌンをトップ下にした4-2-3-1と前節の神戸戦で取ったフォーメーションに。
名古屋はサイドを基点にした攻撃と中に切れ込んでの中央突破を図る攻撃を見せるが、そこはリーグ最小失点を誇るC大阪DFがキッチリと対応し、なかなか決定機を作れない。
その中でFKから千代がバックヘッドでゴールを狙うも、GKの好セーブで得点ならず。
一方、DFラインはまずまずの安定感を見せる。センターバック2人と2枚のアンカーでC大阪の攻撃を防ぐ。シュートを打たれても、コースさえ限定させれば、楢の守備範囲でゴールマウスを守る。
ピクシーが盛んに「アップ、アップ」とDFラインを上げるように指示する声が印象に残った。
互いに、攻めあぐねる形で、試合は膠着状態に・・・
前半も25分当たりか、名古屋が中央から攻める。選手が倒れるがホイッスルはなし。ボールはまだ名古屋がキープ。サイドにボールを回し、阿部から中へ折り返すが、ボールをファーサイドに流れる。
その時、PA内でケネディがボールを受けるためにポジション取りをするとセレッソDFが、それを防ごうと体を寄せる。ケネディが後ろから押されて倒される・・・ここも流されたかと思ったら、主審の手がペナルティースポットを指す。ホイッスルは歓声で聞こえなかったが、ケネディに対するファールを取ったようだ。
これでPKを得た名古屋。キッカーはケネディ
緊張感に包まれるスタジアム・・・主審のホイッスルが吹かれる。助走を取るケネディ、シュートはGKの逆を付き、ゴールマウスの右上の隅に。。。仮にGKが反応していても、あのコースは防げないだろう。
前半28分、ケネディのPKが決まり、名古屋が先制
カ~モン・ジョシュア カ~モン・ジョシュア
その後も互いにDFラインが踏ん張り、得点は入らずに前半は終了。
後半開始から、C大阪は播戸、小松の2枚のFWを入れて、4-4-2にシステムを変更して点を取りに来る。特に幡戸のDFの裏を取る動きは、名古屋DFの苦手なタイプだ。
後半20分に玉田が足を痛めたようで、杉本に交代。後34分に小川→ブルゾ。
試合のペースはC大阪に傾く。2本、フリーでシュートを打たれるも、楢崎がスーパーセーブを見せてゴールマウスを死守。1本、クロスバーを叩くミドルが・・・まだ、運も味方に付けているようだ
試合は1-0のまま、残りも5分を切る。ここでピクシーは直志に代えて竹内を入れ、5バックで1点を守りきる戦術に出る。これも前節と同じ。
アディショナルタイムの4分を守りきり、勝利を告げるホイッスルを聞く。
思わず。「ヨッシャー」とガッツポーズを取る
ここまで来れば、内容よりも結果がすべて。
攻撃のバリエーションを考えるとやはり闘莉王の不在は大きい。正確で、試合の流れを変えることの出来るパスが出せるか、DFラインから攻撃が組み立てられるかに大きな差が見て取れる試合内容だった。