twilight -42ページ目

twilight

space night, day light, night flight

【BLCD感想】雫 花びら 林檎の香り(2011年/川唯東子/森川智之×鈴木達央)

 

ありそうでほぼない森川×達央。
無愛想な蔵元×ゆるふわ営業リーマン。

受け→攻め「いい男!ヤバイ!すっごい好み!」と一目惚れ。
後日自社で見かけて「これって運命ぽくない?」わりと脳内がお花畑の達央。
でもブリ声ではない。

冷たくあしらわれてもめげないもん!
「ほしいなあ…この男が」
いやー嫌いじゃないですよ、そのガッツ。
職場でよくやるなーとは思うけどw

何度も会っていないのに「いやだ!俺はあんたが好きなんだもん~逃げるのズルい~」
甘ったれた声で迫れるのはスタンド能力か?
取引先だぞ?
まあそういうBLファンタジーですね。
帰国子女設定ではあるが。

「さっきからみっともない」の泣き笑いがさすが。
こんなふうに言われたら、そりゃあキスくらいしちゃうよ。
ほだされるよね~と思わせるから達央は凄い。
聴いている人をグイグイ自分のほうに引き寄せる強いパワーがある。

コシヒカリの件は酒メーカーの人間が知らないのは無理があるのでは…。

特に恋愛イベントもないままに「俺とセックスできそう?」
絡みは短い。

9割が受けの片想い。
同じ構成で達央受けなら「透過性恋愛装置」のほうがキャラも演技も濡れ場も200倍面白い。

【BLCD感想】スレイヴァーズ・ラヴァ 前編(2005年/華藤えれな/森川智之×櫻井孝宏)

 

トラック1から凄い。
荘厳なBGMで始まり、櫻井さんのモノローグが上手すぎて白目。
叙情的なピアノ曲に乗せた絡みが、抑えた声で、儚くてきれいで色っぽい櫻井さんの受けが良すぎる。
これは凄い。評判がいいシリーズなのも納得。演技と演出が抜群。
トラック1が完璧に美しくて、ここから先に進めない。
なにこれすごい。

櫻井さんが滅茶苦茶上手い。何もかも完璧。
2005年か…。櫻井さんに五体投地。聴けて良かった。

まあよくできたBLCDだこと!
超絶トンチキだけど丁寧な演技と演出の佳作。

使用人×社長令息の下剋上。
14歳から同じ家で育ち、いつもライバルとして比べられ、使用人の出来が良すぎて令息はコンプレックスを抱き、父の会社は使用人が継ぐ、令息は奴隷になる。

実力や魅力を認め合い、孤独な二人がお互いを強烈に意識する、というBLの基本がしっかりしているから、話がトンチキでも様式美に昇華するし、アヴェマリア推しのBGMも品位を保つ役目を果たしている。

何より櫻井さんの細やかな感情表現に感動する!!

【BLCD感想】スレイヴァーズ・キス(2003年/華藤えれな/森川智之×櫻井孝宏)

 

使用人×社長令息の下剋上。
内容は超絶トンチキだけどある意味テンプレ。

荘厳なBGMで格調高い気がする。
演技は抜群なので、細かいことは気にせず場面毎を楽しむべし。

櫻井さんが死ぬほど上手い!この脚本でよくぞここまで!

「奴隷になると誓え」と言われ、跪いて手にキスをし「今日から僕はあなたのものです。ご主人様」への返答が「毎晩じっくり仕込んであげますよ。私がいないと生きていけない身体に」「大好きですよ」
ここでも攻めが受けを「柊一様」と様呼び、しかも柊一様は喪服!
役満です!ありがとうございます!

櫻井さんの気高い美人受けの震える声で「今日から僕はあなたのものです。ご主人様」
いやあ思わず停止してリピートしましたね。最高です。ありがとうございます。

【BLCD感想】座布団(2009年/剛しいら/神谷浩史×山口勝平)

 

本編もさることながら、
キャストトークが好きで、よく聴き返す。

これは職業ものの傑作ですが…
ジュネ連載の、昭和の、落語の師弟関係を描いた内容なので…
やはり大変で、思うところがあり、
ここまで作品の内容について勝平さんと神谷さんが大真面目に話しているのが珍しい…。

「前日寝れなかった」「どうしようって思った」「逆だったら無理だった」
と言う神谷さんが…貴重。

まあ左右逆の神谷さんは聴きたくないというか…
ただでさえイメージと離れた役ですが、それが更に逆となると…
それはもはや見たくない(聴きたくない)ような…。

神谷さんのBLでこれだけ異色作。
「萌える」とかではないですが、矜持のある作品です。是非。

【BLCD感想】せつなさは夜の媚薬(2007年/和泉桂/諏訪部順一×福山潤)

 

7まで出ている清澗寺の中で、今作が一番ライトで甘い。
これだけ聴いても話はわかります。

偶然の出会い→ナチュラルに惹かれ合いすぎな印象を受けるけど、
そこはBLファンタジーですね。

イタリア貴族だし、諏訪部さんはそりゃあ甘い甘い。
平常運行でキザな台詞しか言わないけど、それがさらっと聴けてしまう。
もちろん「いい声」だけど、ねちっこくなく、クセのない中音。

福山さんもブリ声やショタ声ではなく、清潔感のあるよく通る声。

どちらも耳にやさしい心地良いトーン。

3回ある絡みは、全て関係性や感情面が異なるので、「演じ分けた」と福山さんが言う通り、それぞれの違いが楽しめる仕上がりで、これが素晴らしい。丁寧な演技に感動します。