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space night, day light, night flight

【BLCD感想】恋愛前夜(2014年/凪良ゆう/小野友樹×寺島拓篤)

 

小野友樹さんは硬派で抑えた演技。
寺島さんは前半が特にブリ声ですね。

幼馴染み設定。
漫画家志望の攻めが告白&高校中退して上京→答えられないまま卒業後に受けも上京。

上京前夜の絡み(途中まで)の寺島さんの上手さは特筆すべきものがある。
丁寧であたたかい、まさに恋愛前夜な話。

後半は、木村良平劇場。絡みのない役だけど木村さんの初BLですね。
楽しい役で、全部持っていった感じがします。
とても生き生きとした演技で、ああ本当に上手いんだな!とわかる。

一般作がほとんどの方だと思うので、

ちょっと空気感が違うのですが、それもまた良しと思わせる演技でした。

また出てね!

思いを確かめ合った後の絡みの寺島さんがまた良くて。
喘ぎ声というより、はあはあいう感じ。掠れた息が震える。

こういう受け声の人は珍しいですね。

19歳役の寺島さんは、きれいでグッときた。
臨場感が凄いですね。ちゃんと抱かれている感じがする。これは上手い。

絡みになるとブリ声になったり絶叫系になったりする人はいるけど、
寺島さんは逆にハスキーになるんだなあ…。

これはいいなあ…。

またBLにちらほら出るようになりましたよね。

上手な方が出てくれるのはうれしいので…。ありがとうございます。

正直先は読めたけど、これはいい王道。
しかし、虐待やイジメの描写があるので、聴いていてつらい人もいると思います。

【BLCD感想】愛の蜜に酔え!(2015年/樋口美沙緒/小野友樹×村瀬歩)

 

男の乳首から甘露が出る回ですね。
3行で終わる話をぐるぐると。

蟻の王様×鈴の鳴るような声の村瀬さんの健気受け。
あまりに乙女思考で耐え忍ぶ。
人によっては相当イライラすると思う。

序盤、治療と称してレイプ的なことになるが…
「俺にできることがこれなら我慢しなきゃ…」から始まる悲劇のヒロイン節が炸裂。
「怖い…ごめんなさい…」と小鳥が首を締められたような声で泣く村瀬。
唐突に情緒的なBGMになり、態度が軟化する攻め。
設定こそ特殊だが話は王道なので、原作未読でもオチは想像がつくと思う。

何かを匂わせながら、すれ違いを書きたいのだろうが、直接言えば秒で済む話(言わずにこじれる)+受けが小公女セイラばりに健気と言えば聞こえはいいが鬱陶しい+オチは見えているので解決するカタルシスは無い。
受けが男である必要がない。そのまま女に置き換えられる。
完全に乙女思考だし、身体も女体化みたいなもの。
泣き虫で悲劇に酔うヒロインの少女漫画が好きな人は、この話も好きかもしれない。

また泣いて犯され、乳首に甘露が溜まって痛いと言う受け。
「胸ッ…絞られると声が出ちゃうぅ」と喘ぐ村瀬さんの声が高すぎて、エロゲの女性声優ようだ。
母乳で胸が張るから絞るのを想起させるね…。

描写は未遂だが、西山×村瀬はキワモノすぎる。

「あの薬…いっぱい飲んじゃった…俺、死ぬんですか?」
健気というより頭が弱いのかな、この受けは。
ロウクラスは身体も知能も全ての能力が低いか?

激怒する小野友さんの演技はさすがの迫力。

そして記憶喪失…まあファンタジーですが…
記憶喪失はそうそう起きることではないので、それを使うなら見る目は厳しくなりますよ…。

原作でも思ったが、「盗む」という表現に抵抗がある。
「連れ出す」とか、ドラマチックにするなら「攫う」でいいのでは。

恋心を自覚した受けは、まさに恋する乙女!くしゃみは小鳥!

「遠慮して何も言わずにいたら、昔と一緒でどんどんすれ違う」
受けにも成長が見られて溜飲も下りたところで、告白の返事をもらい、晴れて両想いに。

「嫌じゃなかったら、他に好きな人ができるまででもいいから、抱いてほしい。ダメですか?ダメ?」
2回目のダメの言い方よ…。可愛いな…。

男子大学生が「小さな可愛い人形が魔法でやってきてくれた」はどうですかね…。

構造がパブリックスクールと似ていますね。
というか、作者は身分差が好きなのでしょうね。

最後はラブラブおせっせ。
「大丈夫、恥ずかしくても俺には可愛く見えるだけだから」
名言。やさしい…。

「恥ずかしい…やっ、どうして…俺、こんな感じちゃうの…?」
細く高く震える声で言うと女子…。
「なんかきちゃう…なにこれ…ダメぇ…」
女子…。いや、エロゲ…。
「乳首が変…」とのことで甘露を出すのだが…
「死ぬほど可愛い」「舐めて…」
男の乳首から出る甘露を男が吸って女子みたいに喘ぐ男…。

「なんて幸せなんだろう…」と本人が言っているのでハピエン!!
よかったね!!
相手を虜にするor生きていくのに必要な体液(しかも媚薬)が互いに出るんだもんね?!
運命ですね!!

総括。
再度文通(!)を始めてからはしっかりと甘い。
女子化した村瀬さんによる古の少女漫画を楽しむCD。

【BLCD感想】カーストヘヴン 1(2016年/緒川千世/小野友樹×内田雄馬)

 

雄馬くんが低音。いわゆるイケボのトーン。
そうきたか…。
ここからヤラれる側に転落するのが楽しみしかない。

言い寄ってくる豚野郎の声が完全にオッサン。
母の客役の方が非常に上手かった!

場面がかなり細切れ。濡れ場も多いが細切れ。
なのでストーリーとして入ってきづらい。

女にされている状態の雄馬くんはガラッと変わり、
可愛いからもっと聴かせてほしい。

BLCDとしてどこで満足度を得るか難しいので、
原作とキャスト、どちらにも興味のある人向け。

【BLCD感想】インテリ君の恋病(2015年/ヤマヲミ/小野友樹×野島裕史)

 

この作者とタイトルの段階でハードルは下がる。が、キャストには期待。

予想に反してシリアス風味。
二人とも知的で穏やかなキャラという第一印象→執着監禁病み攻め×内向的で暴発する系の受け?
でもこの作者だし、ライトです。

小野友さんの強気でグイグイくる演技は、聴いている人に「人間性を疑う」という違和感を抱かせるに充分。低音イケボの魅力がいかんなく発揮されている。

「自分でも好きなんだか憎いんだかわかんねえ」
真摯な告白?にグッときちゃうよね…。演技力の賜物。

「思考回路がついていかない…」
受けちゃんのモノローグに我に返るw
そうだった!おのゆーかっこいーと思って聴いていたw

いやーしかし絡みの強気攻めのおのゆーは文句なくカッコイイよ…。
「好きだ…好きだ…」と何度も繰り返すのもイイよ…。
まあそれも普通に考えたら「自分勝手すぎだろ…」なのですが。

共依存というにはあまりにほんわかした流れになる。
攻め→受けの理由は…「自滅型」と言うが、要は孤立している人を支配したいんだろうなあ…。
養うと言われて「好かれるって気持ちがいい」と思う受け。
同質で対等なBLではないが、一般的にはそれもひとつの価値観ではある。

「いつまでも監禁されてちゃダメだ」

→働こうとする受け
→出ていこうとしていると思い、激昂するかと思いきや手放す攻め
→追い出され、再会しなければよかったと悔やむ受け
意外とあっさりだが…
ここで受け→攻めになるんだなあ…。
まあだから感情の流れはある。

告白し合って、両想いハピエン。
「卑屈なままお前と一緒にいたくなくて」は、前述の意味ではBLっぽい。
「履歴書にお前の家の住所書いちゃった」には唖然…。
監禁するような相手だから、まあ割れ鍋に綴じ蓋ですかね…。

最後、「もう待てねえ」とのことで玄関でセッ。
ちょっと激しめ。野島兄がうるせえw
AV的で、コレジャナイ感(野島兄じゃない感)という意見もあるが、原作通りのようです。私は未読だが。
おのゆーの「すげー出ちった…」が素っぽくてよかったですね…。

番外編は回想出会い夢+現在後日談。
ほのぼのH。また野島兄がうるせえwアリですけどね…(ゲンドウポーズ)

【BLCD感想】マッチ売り(2013年/草間さかえ/小野友樹×野島裕史/安元洋貴×鈴木達央)

 

トラック1の最後、警官に追われながら二人が逃げるシーンの演技も演出もBGMも凄く良くて、これはこの良い雰囲気がずっと続くんだろうなと予感させる1枚。

実際、昭和23年、美術、文学、出版、大学などを舞台に一定の品位を保った佳作。

原作未読では場面転換や人物相関がわかりづらいし、草間さかえ独特の雰囲気を楽しむ作品だと思うので、原作予習必須。

やさぐれた野島兄はハマリ役。
安元さんも嫌味な女将のようで比較的よかった。
か弱く悲劇的な達央は無理がある。いつものブリ声が出ちゃうね。
おのゆーさんはお上手ですね。好演されていたと思います。

本編が静かだった反動で、フリトの野島兄とおのゆーさんがテンションMAXで始まったのが微笑ましかった。
安元達央組より、脇の先生助手組のほうがもっと聴きたいと思わせる出来。
登場人物全員がおキレイな身上ではないが、作品はキレイ。