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twilight

space night, day light, night flight

【BLCD感想】酷くしないで(2008年/ねこ田米蔵/寺島拓篤×柿原徹也)

 

いやー軽率なエロですねー。なのに絡みが壊滅的にエロくない。
原作の良さが消滅。

柿原さんの喘ぎは相変わらず色気ゼロ。
受けのキャラも暗い→快活になっている。

酷評もわかるし、脇で出ている羽多野×平川で聴きたいと言われても仕方ない。

寺島さんは初攻め。

最中に結構喋るし、特に最後の絡みは良かったので、寺島ファンは買いかも?

それ以外は本当に聴き所が迷子。

ちなみに続編が14年末に出ます。原作は10年発行。何故今更出るのだ。
1はまだ絡みが多かったけど2はそれもないのに出してどうする。

寺島柿原の組み合わせはレアだけど。
だけど、それだけ。

【BLCD感想】背中合わせの恋 2(2013年/鈴藤みわ/寺島拓篤×松岡禎丞)

 

しかしこれはもはや百合…。

ラストの絡みなんて(原作未読なのでイマイチ何をしているのか不明ですが)前戯で攻守交代からの69?で攻めが喘いじゃうと、本当にどちらが受けかわからない…。

通常2枚組で出す内容を前後編で。
一気に聴ける。聴いてほしい。

1は始めのほうに山場を寄せているけど、
2は前半に3回、最後にラブラブな1回があってバランスもいいし、話がよくまとまっていて聴きやすい。

原作が携帯小説だからか話がチープだと批判する感想をよく見るけど、BLCDとしてとてもよくできているので(話はトンチキでも丁寧な演技と演出でむしろ良作=スレイヴァーズ現象)私は気にならないなあ。

【BLCD感想】背中合わせの恋 1(2013年/鈴藤みわ/寺島拓篤×松岡禎丞)

 

原作が携帯小説のアイドルものなので話はお察し…と思いきや悪くない。
楽園のうた(緑川×神谷)のスピンオフ。前作より断然今作のほうが面白い。

トンチキBLだけどある意味テンプレ、それが丁寧な演技で様式美に昇華している。
期待せずに聴いたこともあり、これはよかった!感動した!

スレイヴァーズで初めて櫻井さんの受けを聴いたときの感動に近い。
話はあそこまでトンチキじゃないけど。

しかし松岡さんは素晴らしい。
10数年前の健気で儚い櫻井受けが好きだった人におすすめ。
あれくらいの逸材だと思う。

今作が初受けの松岡さんの透明感と儚さが絶品。

濡れ場が静かなピアノ曲と受けのモノローグで進む。
健気に耐える…けど押し出されるように上がる嬌声の艶かしさたるや…。
いや、これは上手です。
声を荒げるシーンや泣き演技も上手!

線の細い少年同士を寺島×松岡で、美しく甘いハピエン。

濡れ場から始まる構成のCDは珍しくないけど、
バスルームで、シャワーの音と静かなピアノ曲と、受けのモノローグに乗せて、
ちょっと苦しそうな耐えるような声で、しっとりと切ない…
もうこれがとても良くてトラック1から進めない、思わず止めてリピートしてしまう。

そういうCDはあまりないので。
もうここだけで合格!と思った。

原作は携帯小説だし、しかもアイドルものだし、ドラマ性に感動するとかはないけど、
そこまで酷くないと思う。

ちなみにアイドルグループは5人組で、寺島、松岡、羽多野、達央、代永という豪華キャスト。

受けのモノローグ主体で濡れ場が進むのも珍しいし、
このモノローグが、松岡さんは情感たっぷりに読むから、熱っぽい朗読に近い。

二人とも少年声で、寺島さんはいわゆる攻め喘ぎではなく、
二人とも受けみたいで、独特。
私は凄く好きです。

【BLCD感想】真夜中に降る光(2007年/砂原糖子/小杉十郎太×吉野裕行)

 

夜明けには好きと言って(森川×福山)の番外編。

あちらの吉野さんは本当に反吐が出るほど嫌な奴だったので、
あいつが主人公の番外編か…と敬遠するなかれ。

クズのチンピラホストには違いないが、丁寧な良作です。
吉野さんを堪能できる。

女性客に「顔を焼かれたくなかったら腹を括って働くか金を持って来い」と言う性格が、
少しずつ変わっていき、最後は素直になれるハピエン。

絡みも数回あるけど、短いので違和感なく聴けると思う。

全てが丁度良い加減なんです。
派手な事件は起きないけど、集中力が途切れることなく一気に聴ける。

吉野さんはヤンキー役やチンピラ役をやらせたら本当にハマる。
それと色気が同居しないのが(BLCD的には)悩ましいが。

いやーこれはよかったと思う。
吉野さんのファンに本当におすすめ!

しかし砂原糖子っぽくない話だなあ。
言ノ葉の印象が強いからそう思うだけだろうか。

【BLCD感想】グレイ・ゾーン(2004年/久能千明/小杉十郎太×櫻井孝宏)

 

ボーダーライン→グレイゾーンの順で聴いた。

小杉さんは苦手だけど、
これは2時間ドラマの刑事もののような感じなので、ストーリーに牽引されて最後まで聴ける。

櫻井さんはモノローグが怪奇的に上手い。
意志の強い美人刑事役。鉄板ですね。

杉田さんのアンニュイな美少年が凄くよかった。
こういう引き出しもあるのか…。

絡みは数回あるけど短いので期待しない方向で。
しかし短くとも櫻井さんのちょっと苦しそうな艶やかな声は素晴らしいです。

三木さんはボーダーラインがあまりに強烈で面食らったけど今作はむしろ切なかった。

櫻井さんの丁寧な演技で作品の品位が底上げされて、何より情感溢れるモノローグが圧巻。
閉塞感が物凄い。シンクロ芸としか言いようがない。
静かなのに、何もかもを超えて役と自分と聴いている人を融解させてしまう。