【BLCD感想】背中合わせの恋 1(2013年/鈴藤みわ/寺島拓篤×松岡禎丞)
原作が携帯小説のアイドルものなので話はお察し…と思いきや悪くない。
楽園のうた(緑川×神谷)のスピンオフ。前作より断然今作のほうが面白い。
トンチキBLだけどある意味テンプレ、それが丁寧な演技で様式美に昇華している。
期待せずに聴いたこともあり、これはよかった!感動した!
スレイヴァーズで初めて櫻井さんの受けを聴いたときの感動に近い。
話はあそこまでトンチキじゃないけど。
しかし松岡さんは素晴らしい。
10数年前の健気で儚い櫻井受けが好きだった人におすすめ。
あれくらいの逸材だと思う。
今作が初受けの松岡さんの透明感と儚さが絶品。
濡れ場が静かなピアノ曲と受けのモノローグで進む。
健気に耐える…けど押し出されるように上がる嬌声の艶かしさたるや…。
いや、これは上手です。
声を荒げるシーンや泣き演技も上手!
線の細い少年同士を寺島×松岡で、美しく甘いハピエン。
濡れ場から始まる構成のCDは珍しくないけど、
バスルームで、シャワーの音と静かなピアノ曲と、受けのモノローグに乗せて、
ちょっと苦しそうな耐えるような声で、しっとりと切ない…
もうこれがとても良くてトラック1から進めない、思わず止めてリピートしてしまう。
そういうCDはあまりないので。
もうここだけで合格!と思った。
原作は携帯小説だし、しかもアイドルものだし、ドラマ性に感動するとかはないけど、
そこまで酷くないと思う。
ちなみにアイドルグループは5人組で、寺島、松岡、羽多野、達央、代永という豪華キャスト。
受けのモノローグ主体で濡れ場が進むのも珍しいし、
このモノローグが、松岡さんは情感たっぷりに読むから、熱っぽい朗読に近い。
二人とも少年声で、寺島さんはいわゆる攻め喘ぎではなく、
二人とも受けみたいで、独特。
私は凄く好きです。