【BLCD感想】グレイ・ゾーン(2004年/久能千明/小杉十郎太×櫻井孝宏)
ボーダーライン→グレイゾーンの順で聴いた。
小杉さんは苦手だけど、
これは2時間ドラマの刑事もののような感じなので、ストーリーに牽引されて最後まで聴ける。
櫻井さんはモノローグが怪奇的に上手い。
意志の強い美人刑事役。鉄板ですね。
杉田さんのアンニュイな美少年が凄くよかった。
こういう引き出しもあるのか…。
絡みは数回あるけど短いので期待しない方向で。
しかし短くとも櫻井さんのちょっと苦しそうな艶やかな声は素晴らしいです。
三木さんはボーダーラインがあまりに強烈で面食らったけど今作はむしろ切なかった。
櫻井さんの丁寧な演技で作品の品位が底上げされて、何より情感溢れるモノローグが圧巻。
閉塞感が物凄い。シンクロ芸としか言いようがない。
静かなのに、何もかもを超えて役と自分と聴いている人を融解させてしまう。