【BLCD感想】かわいい悪魔(2009年/斑目ヒロ/吉野裕行×鳥海浩輔)
初対決。しかも美少年な吉野×奇麗な鳥海。
原作に忠実、それ以上にコミカルで笑えるらしい。
吉野さんから美少年は感じないけど、裏表のある演技は楽しめる。
鳥海さんの叫ぶ演技は惚れ惚れするほど。さすが。
チクショー!で小梅太夫がよぎるw
なんで攻めを思い出して一人でするのかよくわからない。
考えたら負けなやつだと思う。
攻め→受けを好きな理由もよくわからない。
ナチュラルに学内全員ホモみたいな世界観だから、いいのか。
脇の代永さんが良いスパイスになっていて、正直いなかったら飽きていた。
絡みらしい絡みは、終盤に1回。
格好良くヤンキーらしくなった攻めと。
しかし短いし、何をしているかわからない。
「足腰立たなくなるまでやりやがって」には聴こえない。
全体的に幼稚だけど、足を引っかけるのは低俗すぎてうんざり~!
ずっと思っていたけど、まともに聴くCDじゃないな…。
キャストのコミカルな演技は聴きどころだと思うけど、話は何が面白いのかわからない。
そもそもノリが掴みにくい原作者ではあるが…。
三宅さんを含めて男がブリッコなのも、男をアイドル視して親衛隊がキャーキャー言うのも70年代学園ラブコメか?
巻末トークも特典トークもギャップについて、だらだらと。雑談みたいな感じ。と思ったら、共演の感想を求められた吉野さんが突然「真面目に。BLやってると、どこまで息を入れていいのかわからない」「リアルで考えると、自分だったらw腰振ってるときは息はこうかなw」「いつも戸惑う。自分が知ってるものしか提供できない。あとはファンタジー」「みんなどうしてるんだろう」
鳥海さんと三宅さんも笑いつつ受け止める方向で進めてくれて有難い。
えー。予約特典が本編です。
吉野さん、あまりBL向きだとは思いませんが、ありがとう。と、9年越しに思っております。
※2018年のレビューです