【BLCD感想】魔彼 魔は来たりて彼を堕とす eins「愛の章」(佐藤拓也×山中真尋) | twilight

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【BLCD感想】魔彼 MAKARE~魔は来たりて彼を堕とす~ eins「愛の章」(2014年/佐藤拓也×山中真尋) 

 

まずタイトルで相当損をしていると思う。
しかも原作のないオリジナルCDで魔族ファンタジーともなれば二の足どころか十の足くらい踏むが、
どうやら神盤らしいので聴いてみた。
最高でした!!

独自の設定こそあれど、要は幼馴染みもの。
双方自信家なのが珍しいかな?
戦闘シーンから始まることもあり、お二人のトーンが近いので慣れるまで聴き分けに集中。

実際聴いてみると、当初のイメージと色々違う。
(それだけこのCDはパッケージで損をしているわけだが…)

喧嘩ップルではなくラブい相方。
「俺の許しもなしに死ぬことは許さない」
攻め→受けに強力なラブビームが出ている!
だから受けちゃんも安心して乱れられるのだわ~❤

それにそもそも攻めさんを庇って怪我をしたしね?
愛だね?相思相愛だね?

魔力の供給名目のおせっせ
「いいな、抵抗するな。俺を受け入れろ」
佐藤さんの格好良いこと!

それぞれの気持ちはモノローグで語られるし、
冒頭で相思相愛なのはわかっているし、
あとは常にどちらかから強力な矢印が出ている状態なので終始甘い安心設計。

「どうして避けた!俺を抱いたことを後悔してたからじゃないのか?俺は!…お前だったから許したのに!」
幼馴染みものとして最高の台詞。

そして氷解して長~い絡みに突入❤
跳ねっ返りの受けちゃんが「は?!」「え?!」といちいち反応するのが可愛い。
両想いを確信している攻めさんの愛の台詞の数々が強気で情熱的。
口車に乗せられて流れるようにフェ○~69へ移行wチョロすぎるシドw

山中さんはちゃんと抱かれている感じがする。
翻弄されて、気持ちよさそうなのが凄くイイ。
リードする佐藤さんの包容力もイイ。

初対決ですが、安定した演技と落ち着いた声で相性抜群の二人❤
「キスか?」の後の山中さんが壮絶に可愛い。グズグズに蕩けて…。

ラブシーンと愛を語るシーンしかない構成で無駄がない。
聴きやすい!!愛が濃い!名盤!!