【BLCD感想】因果性のべゼ(2019年/阿仁谷ユイジ/小野友樹×興津和幸)
相性抜群だし、どちらも安定感のあるおのゆー×興津。
何度目かのタッグですね。信頼できる二人。大好きです。
叙情的なピアノ曲をバックに興津さんの儚く切ないトーンの濡れ場から始まる!ありがとう!
しかし!阿仁谷ユイジを漫画で読むぶんには一定の質が保証されていると思うけど、
場面が何度も飛ぶタイムリープSFはCD化に向いてないってばよ。
とてもわかりづらい。
なんでこれを?他にもっとCD化に適した原作はあるでしょう?
言葉選びが童話じみたブリッコ。
もしくは若者言葉を取り入れたけど略語の使い方がダサい。
SFを音で表現すると古典的演出になってしまう。
原作者の年齢のせい?あまりの古いセンスにクラクラする。
BLCDでキンキンした女の声や子供の甲高い声はうるさいので聴きたくないんですが、
小林大紀さんもまたその要素を持ち合わせており、しかも一本調子でうるせえよ…。
可愛いキャラにしても、もっとやりようはあったのではないか。
本人の非ではなく演出によるものでしょうけど。
なんでそれでいいと思ったのか疑問でしかない興ざめする要素はあるけど、
度々挟まれる絡みの興津さんが白痴的な可愛さでこの世の全てがどうでもよくなる。
事故のシーンを含めて二人の演技は最高の説得力。
しかし長いぜ2枚組!
できるだけ話を掴もうと頑張っても声萌えを頼りに聴くには長いねー。