勿論、出演者は役者であり演技であるのは承知いたしておりますが、今日見ていて「俺は、あんなに真剣に生きてきただろうか。」そう思った。
それにもまして、龍馬のあれほど自信を持って、日本を変えられると思ったこと。僕も若いころ、俺がこの時代を変える、変えてみせると思った。
あの情熱、あの自信は何処へ行ったのだろうか。
可哀そうに、もうどうにもならない歳になって、まだあがいている自分が惨めで、なぜ、もっと早くに、もっと若いうちに、いろいろ考えいろいろやろうとしなかったのか。
時間が、沢山ある時何をしていたのか。
女にうつつを抜かし、勉強をさぼり、まだまだ青春は充分に残されていると勘違いして、より道をして、回り道を楽しんで、ついにこの年になる。
取り返しのつかないこの年になって、やっと少し気が付いて、何とかしなければならないとあたふたする。
だけど今でも昔と同じに、回り道をし、時間を無駄に使い、何も有益なことなどしていない。
これでいい筈はないのに、もうすぐ人生は終わる。