競売物件で利回り7%は良いの?悪いの?…
答えは利回りだけで判断はできません。
競売をやるなら、利回り15%以上が当たり前だと考える方がいます。
しかし、全ての競売物件で利回り15%以上はでません。
中には利回り10%以下、5%以下の物件も当然あります。
それは失敗ですか?と問われると、
出口をどのように見極めるか?
なので、利回りだけでは判断できません。
利回りが低くても、積算評価が良ければ、
良いと判断する場合もあります。
ここで言いたいことは
外見だけで物件を見極めて、利回り15%で狙い、
結果、落札価格と大きな乖離があり、
競売って「儲からない」と誤解する方がいます。
それは、「儲からない」ではなく、
競売物件を見極めるスキルが無いからです。
例えば、以下の物件は
法人が賃貸ではなく、転売目的で落札されました。
千葉県の物件ですが、築15年、基準価の4倍、
正直、高値過ぎる感はあります。
もし利回り15%で入札するなら、
600万円ぐらいで入札するでしょう。
しかし、落札金額は1400万円!
全く勝てません。
もし1400万円で落札しても利回り7%ぐらいですね。
それなら別に競売で物件を入手する必要ないですよね。
この結果をどのように捕えますか?
もし利回り狙いなら、他の競売物件を選ぶべきです。
(なお、今回落札した法人は当然転売目的ですがやり過ぎですね…)
一緒に勉強したい方がいれば、
以下のサイトをご確認下さい。
bondセカンドオピニオンサポート