鳥取県米子市を拠点に日本全国や世界中の方のお悩み解決をカウンセリングや占いを使ってお手伝いさせてもらっているゲッターラボの藤原つとむです。
SNSとかで記事に対してコメントする人で、その記事の内容の一部にだけ反応して批判していたりする人って結構います。
例えば、ある政治家が「大学生が、景気の悪化で仕送りが減ったりバイトができなかったり、物価高で支払いが増えたりで授業料や家賃が払えなくなって退学しないといけなくなっている。このままでは、せっかく大学に入学したのに『高卒』になってしまう。政府は何か対策はしないのか」ということを発言しました。
するとSNSでは「高卒を馬鹿にするのか」って炎上してこの政治家は謝罪する羽目になりました。
この政治家の話の論点はそこじゃないですよね。
でも、これ結構SNSでは多いことなんです。
SNSだけなくて普段の会話でこんな人いますよね。
この事をある人が、「単語脳」と「文脈脳」という言葉で説明されていました。
これは文章とか会話を文脈で捉えるのではなく、その中の一つのワードのみを捉えてしまう人が一定数いるって言うお話で、その人たちのことを「単語脳」という言葉で表現されていました。
先程の、政治家の話だと文脈脳の人はこれは大学生が経済的な困窮をしていて、それに対する国の政策ができていないって話だと捉えるのに対して、単語脳の人は「高卒」と言う一つのワードのみを捉えて「高卒を馬鹿にするのか」ってなってるんですね。
その時のワードは「強い言葉」とか「過激な言葉」など目立つ部分になりやすいのだそうです。
これ体験したことありませんか?
Twitterなんかでもよくあるんですよね。
「そこじゃないだろう」って思うところだけに反応している人。
日常生活でもいますよね。
これをされると話にならないことが多いんですよ。
何しろこちらが意図していないところに論点を持っていかれてしまうんで、会話にも論議にもなりません。
しかも、これをする人って「そこが論点じゃない」と言っても大概は通じません。
この「単語脳」のお話をされていた人は、「こんな人が一定数いる」って話だけで、「どうして」の部分は出てこなかったのですが~
これって、僕のパーソナル心理学の「素質」って話で説明が付きます。
要はこの違いって「素質」の違いから来ることなんですよ。
この「単語脳」って言われる人たちは、パーソナル心理学では「フレックス」の人たちなんですね。
それもフレックスがとても強いタイプの人たちです。
フィックスとフレックスだと数は半々なんですが、とても強いフレックスとなると数はかなり限られます。
なので、「一部の人」なんですね。フレックスの人は全体的にこんな傾向は持ちますが、単純に単語にのみ反応するのは強いフレックスだけなんです。
フレックスが強い人達の特徴って、自分がピンと来たところしか聞いていません。
厳密にはそのピンときたワードのイメージで全部の文章を上書きしてしまうんですね。
フレックスの人は「イメージ思考」を強くします。
イメージ能力は非常に高いのですが、言い換えればそのイメージにすべてのことが支配されます。
なので、一度イメージしてしまうとそれを理屈で壊せません。
そのくせ、特に男性はそのイメージに理屈をつけるのが非常に上手いので、一見すると論理的に見えてしまうんです。
ですが、その論理的に言ってることの根拠は自分がピンときたんです。
その上で語彙力とか読解力が低いと、目立つ一つのワードのみにイメージが集中してしまうのでそれだけによりなりやすいんです。
そして、フレックスの特徴の一つに「建前軸」ってのがあります。
これは、会話とか文章を「文章」とか「言葉」で記憶するのではなくて「解釈」で聞いてそれを記憶します。
逆のフィックスは「本音軸」で会話や文章を「言葉」とか「文章」で記憶しています。
なので、一つのワードにイメージが行ってしまうと解釈がそのワードのことのみになってしまうんですよ。
そして、フレックスの人はその解釈を「相手が言った」と記憶しています。
先程の政治家の話だと、「高卒」って言うワードにイメージが集中した。
「高卒だとよくないこと」って解釈をする。
その政治家は「高卒をよくないと言った」と記憶する。
「高卒を馬鹿にするのか?」って「正論」を発言す。
こんな流れです。
確かに「高卒」だからって悪いわけではありませんから、高卒だから非難されたり文句を言われる筋合いはありません。
そこは合っているんですよ。
でも、問題は「そんな話をしていない」ことなんですね。
ところが、フレックスが強いとイメージの解釈で相手の言ったことを記憶していますから、これは相手が言ったことで「自分はおかしなことは言ってない」と思うのです。
さっきも言ったように、「高卒がダメ」なんて事はありませんから、その部分は正論なんですよ。
だから、このタイプに「そこじゃないだろう」と言っても、自分たちは正論を言ってるのになんで反論されるんだって起こり始めるんです。
「いまは、高卒の話ではなく大学生の経済難のことではないのか?」っ言うと。
「高卒だからって差別したり馬鹿にすることはかまわないのか?」って反論をされます。
これって、流行のひろゆきさんの「論点ずらし」に似ていますよね。
これは結果は同じようなことでも理由は違うんですよ。
フィックスの強いひろゆきさんは、文字通りに「論点」をすり替えているのですが、フレックの人は「そっちが論点(高卒のこと)だと思ってる」のですね。
ようはボタンが最初からかけ違えていることに気が付けないんですよ。
これに関して以前ブログで書いたことがあるので興味のある人は読んでみてください。
https:/
今回のお話は「素質でナチュラルにやってるタイプ」の方です。
これ、もう一度その文章を聞きなおすとか読みなおしたら気がつくのでは?と思われる人もいると思いますけど、フレックスの強い人は一度イメージのスイッチが入っていると、文章でも映像でも自分のイメージしているようにしか捉えれないんですよ。
でも、それ以上に強いイメージとかかがあると、またそれで上書きされるから明日には反対のことを言っていたりもするんですけどね。
先程、紹介した僕の過去のブログでも書いていますが、このタイプの人とは論議にも話し合いにもなりませんから基本的には近寄らないのが一番なんです。
あと、ここまで酷くはなくても自分がこの傾向が無いかは気をつけている必要はあります。
こうなっていると、理解力とか読解力が低くなるのと人間関係を壊しやすくなります。
それではこれで終わりますが、ちょっと告知です。
自分の持って生まれた素質を知ることで、人間関係が楽になったり生きやすくなったりするパーソナル心理学に興味がある人はこちらのブログも読んでみて下さい。
こちらのサイトで自分がフィックスかフレックスかわかります。
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