Healing on Monday!
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こんにちは。
ラグビーワールドカップ2019、プールA最終戦の昨日、日本は見事にスコットランドを28-21でくだし決勝進出を果たしました。
POOL-A 4戦全勝にて優勝、決勝トーナメント初進出おめでとうございます!
フィフティーンをはじめ選手監督関係者の皆さまがたお疲れ様です。1987年の第1回大会から2015年の第8回大会まで、8回連続のプール戦敗退からは、賞賛すべきとても大きな飛躍です。
前にも書きましたが、私的に今日は最終戦ともあり数奇な戦いになるのではと楽しみにしていたのですが、天国の宿沢監督も喜んでいらっしゃるでしょう。やはり宿命的とも言えましょうか、宿沢ジャパン以来、30年ぶりにスコットランドから2勝目を挙げました。
東京都,2019年9月20日(金)◯日本30vs10ロシア
静岡県,2019年9月28日(土)◯日本19vs12アイルランド
愛知県,2019年10月05日(土)◯日本38vs19サモア
神奈川県,2019年10月13日(日)◯日本28vs21スコットランド
1989年の宿沢ジャパン、№11レフトウイングクォーターバックは我が明大の快速 日本の至宝のウイング 吉田義人選手が背負っていました。あの戦いでは、宿沢監督による卓越した選手采配と巧妙な戦略のもと、ナンバーエイトを任されたシナリ・ラトゥ選手の理知的な選択によるタックル闘争心が、個に伝播し田倉選手の素晴らしいタックルなどチームの勢いを加させ、快速吉田選手の瞬く間の独走トライを呼び込みました。
まさにチームの勝利、あの吉田選手のトライは、僕自身はビデオでしか見たことがないのですが、「光陰矢の如し」若しくは「電光石火」と言える素晴らしいトライでした。
バックスは花形ポジションですが、中でもウイングの№11や、僕らの学生時代はどの大学も総じて№10スタンドオフハーフが花形ポジションで、必ずと言っていいほど10番は実力屈指のスター選手が背負っていました。
学生時代は、伝統の早明戦の赤黒vs紫紺のジャージの戦いでは、皆で明治製菓(現 明治)のお菓子を持参して応援したものです。かつて明治は蛮カラと言われたのはラグビーもあると思いますが、明治の出身者はみなパトリオットな愛校心が強いです。
田村優選手お疲れ様でした。今大会POOL Aの得点王たる大活躍で決勝に導いたことは偉大な功績です。我らがMeijiの誇りでもあります。
まさに歳月を経て、進化の突端がすべてここに集約されるよう機能した、明治の精神(北島監督 前へ)が果てる道理などない。
田村優選手のプロフィールには、実際に
好きな言葉は「前へ」。
とあります。Meijiのかたならご存じの通り、桜のジャージの裏にはリバーシブルで紫紺のジャージが垣間見れるのです。パトリオットなノスタルジーの予感にも浸れるはずです。
そして、そこにこそ、ラグビーにひたむきに取り組む田村優選手の人柄が現れています。長きに渡る修練の末にて、たどり着いた賜物の決勝トーナメント進出です。本当におめでとうございます。
昨日は、田村選手は最初のペナルティゴールのややロングは外してしまいましたがいつものこと田村選手らしいと言うか、スロースターターだと思いますから、と僕は逆にギアチェンジしつつ良いほうに出ると見ていました。ペナルティゴールでは2つとも外しましたが、コンバージョンでは3回とも成功し、最後は角度がありましたがビシッと要所要所を締める点はやはり信頼感があってそこがまた田村選手の魅力です。
30年前宿沢ジャパンの対スコットランド戦勝利時の得点が28-24でしたが、今大会日本のフォワードとバックスのバランスと得失点から考えて、スコットランド戦でも得点は最低19〜最高30点、失点は20点台と分析していました。
そのため、実際28-24の再現勝利に限りなく近いのではないか、とこれまでの3戦による試合経過からも予想していたのですが、28-21でしたからほぼ予想通りでした。
フォワード陣も攻守に活躍し、最後の山場もこれぞ重戦車タックルでディフェンスに徹し、切り抜け踏ん張りました。
攻撃では、今日の2回目のトライ成功はレフトプロップの№1稲垣選手でした。フォワード陣によるトライでしたから、進化した日本のプレーを感じました。№14ウイング松島選手の突破からフォワード陣でパスをつなぎ通して、ゴール直前で捕まり掛けたところに最後のパス、プロップ稲垣選手が受け飛び込んでトライ!このフォワード陣によるトライは進化した日本のプレーでしたし、これによりさらにバックス陣に火を点けたキッカケになったとも思います。
そのバックス レフトウイングの福岡選手は本日2トライ、前半 パスからのトライも素晴らしかったですが、後半開始早々の自らターンオーバーからボールを見事に奪取、そのまま全てを置き去りにした独走のトライにはしびれました。これぞウイング№11!という、見応えある最終戦に相応しい素晴らしいプレーでした!感動しました。
対極のライトウイング№14松島選手も、前半田村選手のペナルティゴール失敗直後、奮起させるかのように福岡選手との絶妙なコンビネーションからの本日チーム初のトライに成功。加えて試合終了間際のディフェンスにも活躍しました。
素晴らしい見応えのあるチーム一丸の勝利でした。次戦は決勝 10/20東京,南アフリカ戦です。南アはニュージーランドともにPOOL B組がやはり私的に優勝候補であると思っています。南アは対ニュージーランド戦で23-10 少差の敗北ですから、
今日が人生の最後の日でも 50年後でも あなたに出会えて 誰よりも幸せだったと
年をひとつ重ねるたびに、過去が愛おしくも狂おしかったり、愛された記憶、失った記憶、温かな家、、そんなふうに思うのは、やっぱり時間は巻き戻すことができないからなのだ、と。
Keep movin’!