陪審員の呼び出し | げたおの病気のブログ

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2021年12月-2022年2月抗がん剤治療
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しかも来月とか、無理。今日本です。

 

陪審員、Juryと言いますが、義務でもあり、個人的にも興味があるので裁判所にゆくのはやぶさかではないのですが、急すぎます。で、これ義務なので、シカトすると罰金や最悪3日位とはいえ刑期もあり、中々ビビります。 期間も最長2週間と長いです。職場もこれには従わないといけないので、有給で送り出します。

 

ちなみにですが、これで3回目です。過去2回、行く気満々の返事をしていますが、両方とも 直前に放免されています。

 

なぜだと思いますか? 

 

答えを聞いているわけではありませんが、個人的にはかなり自信を持って理由を推測できていると思っています。 USの司法が公平だと思っていると想像できないと思います。

 

それは私が社会的にある程度信用のある日本人だからではないかと思っています。

 

上に「返事」と書きましたが、事前にアンケートなるものに答えます。 年齢、宗教、人種、それも詳しく、アジアとか、アメリカインディアン、とか、白人とか黒人とかメキシコとか、アジアであれば日本人とか、 中国とか、韓国とか・・・性別、男女だけではなく、所謂LGBTQ、それも詳しく聞かれます。 性癖、ヘテロとか、バイとか、同性とか。さらに最終学歴や年収まで。 教育に費やした年数や、現在の仕事、会社員、個人事業主、 求職中、リタイア、とかまで詳しく。 子供の有無し・・・もちろん書きたくないところは書かなくて良い項目もいくつかあります。

 

なぜそんなことまで書くのか、というと、これらの情報が弁護側に、これが今回のJuryの候補者ですよ、と渡り、そこから弁護士が被疑者となるべく共通項を持つ人物を選ぶのです。というか、この人は不利に働きそうだから、却下、と出来るのです。同じ境遇に近ければ近いほど、被疑者に同情する要素が増え、刑が軽くなる可能性が高くなるからです。逆に、被疑者と正反対のグループに属する人々は、辛く当たる可能性が高いからです。

 

例えば、人種はどうあれ、陪審員がある程度裕福な、若しくはしっかりした人で、セキュリティーカメラがあるような家の地域に住んでいる人であれば、麻薬がほしくて家に押し入って危害を加えて金を盗んだ、みたいなケースに情状酌量など与えたくない訳です。でも、ある程度その境遇を理解する人なら、いけない事はやったけど、理解できるし、次のチャンスを与えられるべきだと思う、だから無罪、と言うわけです。

性に絡む件であれば、僕らのグループ、不公平に認められてないよね、みたいな人たちが集められるのです。

良い例が、OJシンプソンの裁判ですよね。アレで無罪というのが信じられません。陪審員は全員黒人でした。BLMも同じようなもんだと思ってます。

 

つまり、犯罪を犯した日本人のケースは少ないので、私のようなペルソナは中々呼ばれないのだと思います。

 

言い方は良くないですが、きっと特定の人種の特定のグループの方々は大忙しなのではないかと思います。

 

歪んでますね。

 

個人的には、本当に興味があり、行ってみたいので、来年3月まで私個人の呼び出しの延期を申し込みました。が、アジア人て、加害者になるより被害者になるほうが多いんですよね。なので、中々呼ばれないんじゃないかな、とも思っています。