序の続編です


自然長が異なるNCYのセンタースプリング


の前にグリファス純正スプリングと

FCCの5%アップスプリングを用意しました

自然長は共に115㎜ですが



比較してみると一目瞭然

巻き数が異なります


線径は両方





4.6㎜

スプリングレートを測る方法は

ずばり圧縮することですが

10g/㎜は10gの重さで1㎜縮む計算


そんな測定器が欲しい

探せば出て来ますがこれはラジコン用

センスプのスプリングレート測定器には使えません





非力計の下に体重計でも置けば測れそうですが

簡単で良さげな測定ツールを見つけました


スプリングシュミレーターと言うもの

簡易的ですがこれにセンスプをあてはめてみます

https://keisan.casio.jp/exec/user/1658283260

グリファス純正スプリングもFCCも線径は共に4.6㎜


で巻き数は


純正 8.5巻き

FCC   7巻き


押しバネの力を強くする方法は

バネの線径を太くしたり外径を細くしたりしますが

巻き数を減らすことでも強くなります


巻き数を減らすことのメリットとしては


(自由長)−(圧縮長)=ストローク

ということで線間ストロークが上昇します


万力で挟んだ純正スプリングの圧縮長は38.9㎜で

それ以上は縮まりません


一方


巻き数の少ないFCCセンスプの

圧縮長は30.9㎜となり純正比で−8㎜となりました


開くセカンダリーを入れた場合はセンタースプリングも縮むものをインストールしなければなりませんね〜


気になるスプリングレートを計算してみると

純正は19,899 g/㎜

FCCは25,869 g/㎜


スプリングレートは判明したものの

純正比5%の計算式に合致しないし謎は深まる秤りで

バネだけに


本題の自然長短縮とスプリングレートの関係は次回「Q」に続きます