夜空の下
背後に迫りくる死神の手に捕まれ
月を湛えた夜空の下この想いを
重ね合い踊る花のように
小さく咲いた夢
実らないこの種を
星と共に撒きましょう
儚い希望を委ねて
怪かしの歌に集まった愚弄者達
傷を舐めあい目を眩ます もう二度と
美しい優しさを見ることも無い
迷い廻る陰と月を
我が物にしようと追い回す
哀れな人を見下ろし
流された時の中
叶わぬ哀れな夢を運命も知らず歌い続けてる
砂時計
零れ落ちる赤い砂をかき集めて
割れたガラスの中へ何度も運んでいる
戻せるわけ無いのにひたすら涙を流し
壊れた砂時計をか弱い手でつなぎ合わせる
突き刺さる欠片
あなたといた日々を忘れることなどできない
手を伸ばせばあなたがほら優しく手を握ってくれた
ぬくもりがここに・・・
あるきがしたの もう一度優しく頬を
撫でてくれるあなたが私を抱きしめてくれる
想像の世界と解ってはいるけれど
夢の中だけで幸せなの 目覚めたくないこの海で
あなたと沈みたい
War fire
あぁ淀む空へ祈りを浮かべ
降り注ぐ雨は胸の奥までも濡らす
冷え切った手を伸ばす
鋭くあなたへ突き刺さった十字架へと
張り上げた泣き叫ぶ声さえも
届かないところへ消えてしまった
あなたを抱きしめ睨み上げた天を
白い太陽が照らす
あぁ冷たい肌へ最後のキスを
いつものように目を開けそうな顔で眠る
嘘だと言って 僕の涙を拭って
叶わぬ願いと知りながら
幾度と無く繰り返される過ち
自らの手で世界を壊す無意味な
争いの炎が世界を焼き尽くして
今僕の元にも迫る
あぁ抱き合ったまま
燃えて灰になろう・・・